弊社はECモールを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。
今回は日々の業務で培ったノウハウから、楽天の24時間限定タイムセールについて徹底的に解説をしていきます。
基本から24時間限定タイムセールを理解して、施策の一つとして活用できるようにしていきましょう!
Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
楽天の24時間限定タイムセールとはその名前の通り『日替わりで特定の商品が特別価格で登場するセール』を指しています。
タイムセールに登場する商品の更新は『毎朝10:00で、翌日の09:59まで』同商品が掲載されます。
(画像引用:https://event.rakuten.co.jp/bargain/timesale/?l-id=top_normal_timesale01)
出店者は基本的にRMS上から広告枠として購入する形式で、以下の画像のように入稿商材が楽天の価格審査(掲載日より3営業日前)から1週間前の販売実績があり、その中で最安値であること(コピーページを含む)が条件で広告枠に出品を行うことができます。
(画像引用:https://event.rakuten.co.jp/bargain/timesale/?l-id=top_normal_timesale01)
24時間限定タイムセールには楽天市場トップページにも導線も設けられており、毎日日替わりで商品の掲載がされます。
以下の24時間タイムセールをクリックすると特設ページに遷移する仕組みです。
では、24時間限定タイムセールの超目玉アイテムと目玉アイテムとはなんなのでしょうか?
結論、超目玉アイテムと目玉アイテムとは『広告の購入枠の違い』を指しており、ページ上部に表示されるか下部に表示されるかというのが大きな違いです。
超目玉アイテムについては2024年2月時点でおおよそ15万円〜の広告費用でで、目玉アイテムについては6万円程度の広告費用になっており、それぞれ他の広告枠と同様でイベント時や、5と0のつく日などで購入価格が異なります。
また、下記の画像のように24時間限定タイムセールの超目玉アイテムについては大画像で8商品表示され、目玉アイテムについては小画像で4商品表示されるのも大きな違いでしょう。
広告効果の観点から言うと、基本的にタイムセールについては24時間の限定プライスということもあり目を惹く傾向にありますが、楽天ユーザーはスマホからの流入が8割を占めていますので、商品配置の関係からも「超目玉アイテムのほうが圧倒的に効果は良い」です。
ちなみにタイムセールに限らず楽天市場ではどんな広告でも『超目玉と付く広告のほうが目玉とつく広告よりも効果が良い』傾向にありますので、もし予算があるのであれば超目玉枠を購入することをおすすめします。
そして、先述した「楽天市場トップページにある24時間限定タイムセールへの動線」については基本的に超目玉枠のみ掲載されます。もちろんPCだけではなく、スマホトップにも超目玉枠のみの掲載です。このことからも新規顧客の目を惹き、購入につなげていくためには超目玉の方が広告として効果につながりやすいと言えます。
では出店者の皆様がどのようにタイムセールを活用していくのが良いのか、3つほどご紹介していきます!
まずタイムセールへの掲載は『スーパーSALEやお買い物マラソンなどのイベント時、もしくは5と0のつく日』を強くおすすめします。
これはアクセス数が通常よりも伸びるということはもちろんですが、転換率が大きく異なるため、まずタイムセールへの出稿を検討している場合は各イベント時に出してみるようにしましょう。
ちなみにですが、広告費用としても5と0のつく日と平常時などでは1〜1.5万程度しか変わりません。
2つ目は入口商品やリピーター商材をタイムセールに出すことです。
これはご理解いただきやすいかと思いますが、タイムセールについては正直なところ『入口・リピーター商品に絞って出す』と認識いただいても問題ないです。
RPP広告などと違って、ディスプレイ系の広告はどうしてもROASが出にくい傾向にありますので、少しでも費用対効果を高めるような商品を選定しましょう。
もちろんリピーター商品については一時的な効果を期待するのではなく、将来的な効果も踏まえて商品を選定する必要があります。
また、リピーター商品については社内でも意思決定しやすいかと思いますが、事実として入口商品はそういうわけにはいきません。
自社で売りたい商品が必ずしも楽天市場とは相性が良いとも限らないため、慎重に入口商品の選定は行うべきだと考えています。もし自社商品の中でどの商品が楽天と相性が良いか迷われている場合は一度ご連絡くださいませ。
その他商品軸で言うと、在庫処理にも活用している店舗様も一部いらっしゃいます。ただし広告枠なのでわざわざ在庫処理に使うのではなく、前述した自社の入口商品やリピーター商材で広告枠を活用することをおすすめします。
これは前提としてタイムセールに出稿する目的が『自社の商品ページやランキング掲載によるSEO強化』である場合に限ります。
正直な話、新規顧客の獲得を目的に置いている場合は、メルマガとLINEの配信はしないほうが良いかと思います。
当たり前ですが、楽天のメルマガ(ニュース広告除く)とLINE配信については既存顧客へのアプローチになりますので、既存顧客に値引きをした製品をわざわざ宣伝するとROASの低下など、逆効果にもなってしまう可能性がでてきます。
しかし目的をSEO強化に置いた場合、楽天では直近2週間の購入金額がSEOのランキングに大きく影響しますので、タイムセール終了後の順位アップがかなり期待できます。
またランキングも同様で、特定のジャンル(第二階層などは難しいかもしれませんが)のランキング掲載はタイムセールへの出品で掲載される可能性が大きく上がります。
ランキングについては一度掲載されると商品LPなどに追加で載せることによって、転換率にも良い影響をもたらすことは間違いありませんので、タイムセールをうまく活用してランキングに載せるようにするのも手かと思います。
では具体的に24時間限定タイムセール広告枠の購入手順を見ていきましょう。
24時間限定タイムセール広告枠は簡単に以下の5つのステップで購入可能です。
①広告(プロモーションメニュー)を選択
②楽天市場広告をクリック
③検索して購入をクリック
④広告商品名 タイムセールと入力して、[この条件で検索]をクリック
⑤[パックを購入]より購入に進む
具体的な手順を以下にて解説します。
①RMSにログインして「広告・アフィリエイト・楽天大学」より「1 広告(プロモーションメニュー)」をクリック
②「広告(プロモーションメニュー)」より「楽天市場広告」をクリック
③プロモーションメニューより「検索して購入」をクリック
④広告商品名に「タイムセール」と入力して、下部の[この条件で検索]をクリック
⑤各種タイムセール広告が出てくるので、右側[パックを購入]より購入へ進みます。
24時間限定タイムセール出稿時の代表的な注意点としては、以下などがあります。
もちろん二重価格などにも注意をしながら出稿をしていきましょう。
・掲載4営業日前までに入稿済みであること
・掲載4営業日前を過ぎてからの商材変更・入稿ページURLの変更は不可
・掲載1営業日前の15時までに審査が完了しない場合、ニュース掲載は不可
・リンク先エラー等で、価格チェックが出来なかったものは掲載不可
・入稿商材が弊社価格審査(掲載日より3営業日前)から1週間前の販売実績があり、その中で最安値であること(コピーページを含む)
詳しくは上記以下の画像の様にの左側[+]詳細をクリックいただくと、左側に[広告メディアガイドを開く]というボタンが出てきますので、そこから各種詳細をチェックすることができます。
本記事では出店者様向けに「楽天の24時間限定タイムセールについて基本から活用方法」について解説しました。
記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。
タイムセールを自社の楽天市場における売上拡大施策に活用することで、目先だけではなく長期的な売上拡大につなげることが可能です。
文中でもご紹介しましたが、そのためには入口商品の選定などが重要になってきます。
弊社では、楽天市場内の広告運用・戦略策定はもちろんのこと、楽天市場に関するほとんどの業務を代行可能ですのでぜひ一度まずは無料分析のご連絡をくださいませ!
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