【基本編】楽天で売上を伸ばすには?施策ベースで具体的に解説!

更新日:2024/06/28
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本記事では楽天市場で売上を伸ばすための全体像をお伝えします。


楽天市場で売上を伸ばすための基本施策を、弊社ご支援実績をもとにまとめた記事となります。
それぞれの項目につきまして詳細記事もリンクにございますので、併せてご参照ください。

弊社では楽天市場における売上アップにつきまして店舗様の現状を分析した上での無料でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡頂ければと存じます。

また、Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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楽天市場で売上を上げるには

楽天市場で売上を伸ばすためには、売上の公式を把握することがまず大切です。

引用:R-Karteで売上データを分析する

TOP店舗はこの公式に沿って現状分析し課題を抽出、PDCAを迅速に回すことで売上を着実に伸ばしています。


一方で売り上げが伸び悩んでいる店舗様はそもそも必要な施策を把握できていなかったり、実行に移せないことが多いです。

本記事では売上=アクセス人数×転換率×客単価
の公式に沿って、各項目の基本的な対応についてお伝えします。

楽天市場でアクセス人数を稼ぐための5つの施策

楽天SEO対策

楽天市場では楽天市場特有の検索アルゴリズムが存在します。
検索画面では広告枠(RPP広告)自然検索があり、自然検索に表示させるには商品名やキャッチコピー、商品説明文などに適切なKWを挿入する必要があります。

まずは抜けもれなく検索に商品を表示させるようにした上で、商品ページ単位での売上対策を取ることで検索順位を上げることも可能です。

なお、SEOにおいては下記の対策が必要になるので、ご参照ください。

  • 商品名
  • キャッチコピー
  • 商品説明文
  • 商品属性(SKUプロジェクト移管後の店舗様のみ)
  • バリエーション設定(SKUプロジェクト移管後の店舗様のみ)

上記の項目に適切なKWを盛り込むことで、検索対策に繋がります。

楽天市場におけるSEO対策については下記の記事も参考にしてください。

楽天広告運用

楽天市場のアクセス対策には広告の適切な運用も必要になります。

基本的に検索順位は商品の販売実績で決まるので、商品ページ単位で強化する必要があります。
楽天市場では大きく分けて運用型とディスプレイ広告の2種類があり、使い分けて運用していきます。

サムネイルのA/Bテスト

検索画面に商品が出たとしても、クリックされない限りアクセスにはなりません。
なので検索結果を見ているユーザーに商品をクリックしてもらうための工夫が必要になります。

サムネイル(商品第一画像)を常に更新&比較検証することで最適なクリックを得られるので、是非試してみてください。

以下にA/Bテストの例を載せておりますので、ご参考にして頂けますと幸いです。

スマホファーストでのUI設計

商材にはよりますが、現状の楽天市場では7~8割がスマホWebページ/アプリからの流入になっています。

ページや商品画像を作成する際は基本的にPCからの作業だと思いますが、スマホページでの検証をおすすめします。


特にテキストに関しては小さすぎてスマホからだと見えづらいということが起こり得ます。
一例としてバナーの作成例を載せておきますので、ご参照ください。

アフィリエイトの活用

楽天市場にはアフィリエイト機能が存在し、販売商品をパートナーに紹介頂き、売上が発生した場合に
そのパートナー事業者に報酬を支払うサービスとなります。


パートナーが自信で運営しているブログやSNSなどで対象商品を紹介して成約に結びついた場合に報酬が発生します。
いわゆる完全成果報酬型広告にあたり、ローリスクで始めることができます。

楽天市場で転換率を上げるための3つの施策

ここでは具体的にどういった手法を用いることで転換率を上げられるか解説します。

客単価が上がる商品構成

客単価を上げるためにまず取り入れたいのが商品構成の見直しです。


既存の販売商品を組み合わせてセット商品にすることで、効率的に客単価の向上が見込めます。具体的には例えば消耗品であれば「X個セット」の商品ページを作成することや、自店舗でよく売れている商品と親和性の高いセット品を作るだけで客単価アップに繋がります。


SKUプロジェクトに合わせ対応が可能ですので、以下記事もご参照ください。

客単価を引き上げるクーポン設定

店舗側から能動的に客単価を上げる方法として、まとめ買いクーポンを発行することも重要です。
クーポンをフックに一回の購入単価を上げてもらう手法です。


例えば自店舗の現在の客単価が「5,000円」だったとしましょう。

その際、「7,000円以上のまとめ買いで使える10%OFFクーポン」を発行してみると、普段は5,000円代前後で買っているお客様も、追加で商品を購入すればお得になるので、まとめ買いしてくれる=客単価が上がる可能性が高まります。

具体的なクーポン設定方法は以下になります。

RMSトップ>店舗設定>7 クーポン設定

 

 

クーポンの内容は細かく調整が可能です。

設定が煩雑であり分かりづらい等ございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。
弊社では内容問わず無料での相談が可能です。

楽天市場で客単価を上げるための3つの施策

更に、楽天市場の仕組みを使って「併売率を上げる」ことも可能です。具体的には「関連商材を同一商品ページ内に掲載すること」で対策が可能です。

上述のSKUプロジェクトではセット商材の販売促進を紹介したので、ここでは関連性を問わず自社商品の併売を促進する方法をお伝えします。

スマホ商品ページ共通バナー

最もユーザーが目にする可能性の高い箇所に、自社の最も売れる商材を掲載する方法です。

組み合わせ販売設定

楽天では商品ページ上で組み合わせて購入すべき商材をレコメンドすることができます。

改めてSKUを設定するとなると手間も時間もかかってしまいますが、組み合わせ販売設定では併売される可能性の高い商材を載せるだけで対応が可能なので、手軽な施策としてオススメです。


RMS内の以下箇所から操作できます。

上述してきたクーポン設定や組み合わせ販売設定等、RMSではできることが多々あります。
RMSの全容につきましては以下記事でご紹介しておりますので、よろしければ併せてご参照ください。

まとめ

本記事では楽天 客単価について解説してきました。客単価においては分析や目標設計よりも、まずは施策を回していくことが重要です。

一方で施策を実施した上でのPDCAを構築するには抑えておくべき指標が多くあり、片手間で対応するのは困難です。


弊社では無料にて貴社に合わせた対策について分析することも可能ですので、是非お気軽に以下よりお問い合わせください。本記事を閲覧いただきありがとうございました。


Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。
楽天では関東地方や中部地方を中心に商材ジャンルを問わず、SOY受賞店舗を含めて約500店舗のコンサルティングを経験。
楽天卒業後、株式会社セールスフォース・ジャパンに入社し、CRMを中心としたBtoCマーケティングご支援の経験。

その後、急成長のECコンサルティングスタートアップ企業の開業2期目に事業責任者として参画。同社にて楽天市場だけではなくAmazonやYahoo!ショッピング、自社ECサイトなど様々な形態・商材ジャンルのEC店舗の立ち上げ〜コンサルティング事業に従事。
現在はECコンサルティング・運営代行事業を中心としたFinner株式会社を設立し、クライアントのECコンサルティングや運営代行を担う。

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