【2024最新版】楽天市場 商品ページの動画設置方法と活用メリットとは?

更新日:2024/06/24
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弊社は楽天市場やAmazonなどのECモールを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。

今回は日々の業務で培ったノウハウから、楽天市場 商品ページでの動画設置方法(埋め込み)について徹底的に解説をしていきます。

商品ページでの動画埋め込みは転換率の向上などに大きく影響をしてきます。基本から商品ページでの動画埋め込みについて理解して、施策の一つとして活用できるようにしていきましょう!

また、Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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楽天 商品ページでで動画を活用する4つのメリット

ではまずは楽天市場などのECモールで動画を活用するメリットについてご紹介していきます。

結論、以下の4点がメリットになります。

  • 自社商品への理解が深まることで転換率が向上する
  • ブランド力向上により差別化が図れる
  • 購買意欲の刺激により、売上拡大に繋がる
  • クレームや返品防止に繋がる

自社商品への理解が深まることで転換率が向上する

まず楽天市場の商品ページで動画活用を行うメリットの1つ目は『自社商品への理解が深まることで転換率が向上すること』でしょう。

楽天市場などのECモールでは商品画像中心の魅力訴求となるため、アパレル商品や使い方が複雑な商品では自社商品の魅力やメリットが伝わりきらないことが往々にしてあります

その様な状況で、アパレル商品であればコーディネートやイメージ、複雑な商品では実際の使い方などを動画で訴求することで、自社が伝えたいことを的確に伝えることができます。

ブランド力向上により差別化が図れる

そして2つ目の動画活用のメリットは『ブランド力向上により差別化が図れること』です。

動画による商品の訴求は自社のブランディング向上にも役立てることができます。映像や音声を利用して、言葉や画像では伝えにくいブランドイメージを顧客に伝えることもできます。

また、楽天市場などのECモールでは様々な会社(卸先企業など)が自社の商品を出品していることもあるでしょう

その様な際に「公式」としての差別化として動画を利用するのも手です。

購買意欲の刺激により、売上拡大に繋がる

商品理解の向上とブランドイメージの訴求にも繋がりますが、直接的に楽天市場での動画設置(動画埋め込み)で売上が向上している例が非常に多い傾向にあります

もちろんすべてのお客様で大きく上がるわけではありませんが、弊社のご支援先企業様でも動画埋め込みにより、売上が20%程度上昇したという事例もあります。

動画活用で売上アップに繋がる要因は多くありますが、主に下記のような観点が挙げられます。

  • 視覚と聴覚の両方に働きかけることで、画像や文章より多くの情報を伝えられる
  • 商品を具体的かつ詳細に説明でき、利用シーンをイメージしてもらいやすい
  • 商品の機能や使用感まで伝えることができるため、購入への不安を軽減できる

クレームや返品防止に繋がる

そして最後の動画活用(動画埋め込み)のメリットは『クレームや返品防止に繋がること』です。

楽天市場商品ページ内の動画訴求によって、商品理解が深まった状態で商品を購入していただける可能性が高く、「イメージと違ったから返品してほしい」などの返品やクレームのリスクを防げる可能性もあります

また、副次的な効果としてECサイト担当者の対応工数削減にも繋げることができるでしょう。

mp4などの動画ファイルを商品ページに埋め込む方法

ここからは実際に楽天市場で動画ファイルを商品ページに埋め込む方法についてご紹介していきます。

mp4やwmvなどの動画ファイルを埋め込む(設置する)方法としては大きく2つあります。

  1. 『R-Cabinetのみ』で商品画像の最後に動画を埋め込む
  2. 『R-Cabinetと楽天GOLD』で商品説明文に動画を埋め込む

それぞれメリットもデメリットもあるため、しっかりと理解したうえで対応をおこなっていく必要があります。では具体的にご紹介を行っていきます。

R-Cabinetとは?

R-Cabinetとは、楽天RMSの画像管理ツールを指しています。 「店舗設定 > 画像・動画登録」と進むとR-Cabinetが開きます。 R-Cabinetは最大5GBの容量で、キャビネット内でフォルダを追加して、そのファルダに画像をUPしたりすることができます。

『R-Cabinetのみ』で商品画像の最後に動画を埋め込む

動画ファイルを商品ページに埋め込むにあたって、最も簡単な方法としてはR-Cabinetに動画をアップロードするとできるHTMLソースをそのまま商品編集ページに貼り付ける方法です。

簡単に動画を貼り付けるということは大きなメリットになるかと思いますが、動画の設置は商品ページの最後になりますので訴求しきれないという大きなデメリットもあります。

具体的には、PCでは買い物かごの周辺まで下がらないと見ることができませんし、SPでは商品のフリック画像の最後に出てきます。

ではどの様に設置していくのか見ていきましょう。

1. RMSから「画像・動画登録 > 動画管理」をクリック

2. 左上の「新規アップロード」をクリック

3. 右側の「ファイル選択」をして「アップロードしたいフォルダ」を選択

4. 下側の「タイトル入力」などを行ってアップロードする

上記の作業を行うと「貼り付け用HTMLソース」の欄からサイズを選択すると、HTMLのコピーを行うことができるようになります。

その後は、RMSに戻って下記より貼り付けの作業を行っていきます。

店舗設定 > 商品管理 > 商品一覧・登録 > 動画を設置したい商品から「編集」

『R-Cabinetと楽天GOLD』で商品説明文に動画を埋め込む

では続いて、R-Cabinetと楽天GOLDを活用して楽天市場の商品ページに動画を取り込む方法についてご紹介をしていきます。

動画ファイルをPCの最後などに設置したくない場合にはR-Cabinetと楽天GOLDを活用する必要があります

手順としては【『R-Cabinetのみ』で商品画像の最後に動画を埋め込む】という流れを一度行ったうえで、楽天GOLDにアップロードするという流れを取る必要があります。

そのため、2段階でのアップロードが必要になるという意味で、1つ目よりも手間がかかってしまうというデメリットがあるかと思います。

一方でお伝えしているように、好きな場所に動画を配置することができるためブランドイメージの訴求や転換率の観点では良い影響があるかと思います

YouTube動画を商品ページに埋め込む方法

そして続いてはYoutubeを用いて動画ファイルを楽天市場の商品ページに埋め込む方法についてご紹介をしていきます。

Youtubeにアップロードした動画を埋め込みたい場合には、aタグを用いて動画の埋め込みを行っていきます。aタグを用いることで「動画ページへ遷移するYoutubeのキャプチャ」を埋め込むことが可能です。

ただし、ここで注意なのが楽天では外部リンクの埋め込みに制限があることです。

過去に自社のECサイトなどに動画を埋め込んだ経験がある方はご理解いただけるかと思いますが、通常は「<iframe>」タグを用いてYoutube動画を埋め込むことができますが、楽天では許可されていません

参考:楽天サポートニュース 「YouTube」への外部リンク利用許可に関するご案内 

※要RMSログイン

そのため、Youtubeを埋め込みたいと考えている場合には下記の手順を取る必要があります。

  1. 楽天へYoutube URLの外部リンク申請を上げる
  2. 設置したいYoutubeからキャプチャ画像をスクショする
  3. R-Cabinetよりキャプチャ画像をアップロードする
  4. 設置したい商品の「スマートフォン用販売説明文」欄内の動画を設置したい場所に以下のhtmlタグを記入する

もし外部リンク申請について詳しく知りたい場合は下記のリンクよりまとめていますので、ご確認くださいませ。

また、弊社ではYoutubeの動画作成も一部とりおこなっておりますので、何かあればお気軽にご相談ください。ちなみですが、動画作成の際はMacで作成することをおすすめします。もし自社にMacの環境がない場合などにはMacBookのレンタルが便利です。

まとめ

本記事では「楽天市場 商品ページの動画設置方法と活用メリット」について解説しました。 

記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。

楽天市場の商品ページにおける動画活用は、自社商品の魅力を伝える上で非常に効果的です。

弊社では、楽天市場などのECサイト用の動画制作もちろんのこと、楽天市場に関するほとんどの業務を代行可能や伴走可能ですのでお悩みがあれば一度ぜひご連絡くださいませ!


Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。
楽天では関東地方や中部地方を中心に商材ジャンルを問わず、SOY受賞店舗を含めて約500店舗のコンサルティングを経験。
楽天卒業後、株式会社セールスフォース・ジャパンに入社し、CRMを中心としたBtoCマーケティングご支援の経験。

その後、急成長のECコンサルティングスタートアップ企業の開業2期目に事業責任者として参画。同社にて楽天市場だけではなくAmazonやYahoo!ショッピング、自社ECサイトなど様々な形態・商材ジャンルのEC店舗の立ち上げ〜コンサルティング事業に従事。
現在はECコンサルティング・運営代行事業を中心としたFinner株式会社を設立し、クライアントのECコンサルティングや運営代行を担う。

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