【出品者向け】Amazon Vine 先取りプログラムとは?概要やレビュー獲得方法も!

更新日:2024/05/15
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弊社はAmazonや楽天市場などのECモールを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。

今回は日々の業務で培ったノウハウから、Amazon Vine 先取りプログラムについて徹底的に解説をしていきます。

AmazonなどのECモールでは購入前にレビューをチェックするユーザーが非常に多く、購入の決め手になる可能性も高くあります。

ただ、Amazonでは楽天など異なり「レビューを書くと300円クーポンを発行!」などの施策を行うことはできず、レビューの蓄積にお困りの店舗様もいらっしゃるのではないでしょうか?

その様なときに活用したいのが、Amazon Vine 先取りプログラムの活用をおすすめします。基本からAmazon Vine 先取りプログラムを理解して、施策の一つとして活用できるようにしていきましょう!

目次

Amazon Vine 先取りプログラムとは?

ではまずAmazon Vine先取りプログラムについて概要からご紹介していきます。

Amazon Vine 先取りプログラムの概要

Amazon Vine 先取りプログラムとは、Amazonから選ばれた「Amazon Vineメンバー」へ予約商品や新商品のサンプルを提供して、試してもらうことでレビューを書いてもらえるというプログラムです。

このAmazon VineのメンバーはAmazonが厳選した信頼性の高いレビュワーで構成されており、良質なレビューを一定数おこなっている方々なので、非常にわかりやすいレビューを書いてくださる傾向にあります。

ちなみにVineメンバーはAmazonが各ユーザーのレビューを分析して、独自の基準で決定されています。招待制で、Amazon Vine参加後も先取りプログラムへの貢献度などは継続的にチェックされて、条件を満たしていない場合はメンバーからの登録解除がされることもあるようです。

出品者側のプログラムへの参加条件とは?

ただし、Amazon Vine 先取りプログラムはどの様な『出品者』でも活用できるというわけではありません

以下の条件を満たす必要があります。

  • 大口出品の販売パートナーである
  • ブランド所有者として認識されている
  • 対象となるFBA出品商品がある
  • 登録する商品のAmazon Brand Registryで承認されたブランド代表者である

引用:Amazon seller central

特にブランド登録は時間がかかりますので、もし行っていない場合は早期に対応することをおすすめします。

Amazonブランド登録については下記の記事でまとめていますので、ぜひご確認ください!

プログラムへ登録できる商品の条件とは?

また、出品者としての条件を満たしていたとしてもどの様な『商品』でも活用できるというわけではありません

以下の条件を満たす必要があります。

  • Amazon Brand Registryで登録されているブランドである
  • 商品詳細ページのレビュー数が30件未満である
  • コンディションが「新品」の購入可能なFBA出品商品がある
  • アダルト商品、デジタル商品、重くてかさばる商品ではないこと
  • Amazon Vine登録時に出品を開始している
  • 在庫ありの出品中の商品がある
  • 商品の画像と説明が登録されている

引用:Amazon seller central

上記の条件を満たしている商品のみ、Amazon Vine 先取りプログラムの活用を行うことができます。

プログラム参加の費用・手数料

Amazon Vine 先取りプログラムでは主に3種類の費用がかかります。

  • 登録手数料
  • 商品原価
  • 販売手数料、FBA手数料

①登録手数料

Amazon Vine登録手数料は、登録された商品数に応じて、親ASINごとに1回請求が行われます

詳細なプランは下記のとおりです。

登録済みの商品数Amazon Vine登録手数料
1〜2点無料
3〜10点10,000円
11~30点22,000円

※登録手数料は親ASIN事に対して支払いが発生することがポイントです。

また2023年までは一律で登録手数料が22,000円かかっていましたが、料金の変更によりレビュー獲得(Amazon Vine活用)のハードルは下がりました。しかしAmazon Vine先取りプログラムは一度登録を行うと、再度申請することができないため、活用のタイミングなどをしっかりと検討しましょう。

ちなみに登録手数料は、Amazon Vineの最初のレビューが公開されてから7日後に請求されます。

②商品原価

そして当然ですが、商品の原価分はコストとしてかかってきます。

Amazon Vine 先取りプログラムではVineメンバーに無料で商品を渡してレビューをおこなってもらうプログラムなので、あまり多くは発生してこないですが、商品原価もしっかりと販管費として計上しておく必要があります

③販売手数料、FBA手数料

最後は、忘れがちなのですが、Amazon Vine 先取りプログラムでは販売手数料とFBA手数料もかかってきます

Amazon Vine 先取りプログラムは通常の販売フローと同様で商品を提供することになるため、通常通り料金が発生してくるというわけです。

Amazon Vine 先取りプログラムの【活用メリット】

ではAmazon Vine 先取りプログラムにはどの様なメリットがあるのか、ここからご紹介をしていきます。

質の高いレビューを獲得できる可能性が高い

まずはやはり質の良いレビューを獲得できることでしょう。

Amazon Vineメンバーは先述しているようにAmazonが日頃のレビューを確認したうえで、選定されています。

選定基準は公開されていないものの、弊社の過去のご支援先の事例でも質の高いレビュー、つまり自社商品の良いところを伝えてくれる方が非常に多い印象です。

さらにわかりやすい言葉で第三者目線から伝えてくれるため、今後商品の購入を検討するユーザーからしても良いイメージを与えることができます。

またここで1つだけ抑えておいてほしいのが、Amazon Vine 先取りプログラムメンバーからのレビューは下記のようにレビュー画面に緑色の文字で「Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー」と表示されることです。

基本的には多くのAmazonユーザーが気にすることはありませんので、覚えておくだけで問題はないです。

商品を出品する前からレビューを獲得できる

2つ目のAmazon Vine 先取りプログラム活用メリットは、商品の出品前にレビューを獲得できることです。

Amazon Vine 先取りプログラムは新商品や予約商品に対してもレビューを依頼することができるため、商品出品と同時にレビューを付けることができるようになります。

出品当初は売上をあげるためにレビューの獲得が必須である一方で、レビューの蓄積にはどうしても時間がかかってしまいますが、うまくAmazon Vine 先取りプログラムを活用することで出品後のスタートダッシュをかけることができるようになります。

SEOで検索順位アップが期待できる

3つ目のAmazon Vine 先取りプログラム活用のメリットはSEOの順位が上昇することです。

Amazonではレビューの件数や注文件数がSEOの順位と関連しているといわれています。そのため一定のレビューを獲得することができるAmazon Vine 先取りプログラムはSEO順位向上に良い影響を与えてくれます。

Amazon Vine 先取りプログラムについては弊社でも商品選定などについて無料でご相談に乗っておりますので、ぜひ一度お困りの際はご連絡くださいませ。

Amazon Vine 先取りプログラムについて無料で相談してみる

Amazon Vine 先取りプログラムの【活用デメリット】

では、Amazon Vine 先取りプログラムにはデメリットはあるのでしょうか?ここからはAmazon Vine活用のデメリットをいくつかご紹介していきます。

商品原価や手数料が追加で発生してしまう

まずはやはり商品原価(無料提供用)とAmazon Vine利用の手数料が発生してしまうことがAmazon Vine 先取りプログラムのデメリットになります。

登録料も22,000円と安い金額ではありませんので、Amazon Vine 先取りプログラムを活用する商品はしっかりと(相性も含めて)見極めて、運用を行っていく必要があります。

レビューが必ず投稿される保証はない

また2つ目のAmazon Vine 先取りプログラムの活用デメリットは「レビュー投稿の保証がないこと」です。

Amazon Vine 先取りプログラムを利用して商品を無料で受け取ったとしても、VineメンバーはAmazonのレビューを書く義務は発生しません

ただし、多くのVineメンバーはメンバーから外されてしまう可能性があるのでレビューを投稿してくれる傾向にはあります。弊社のご支援実績でもおおよそ8割程度だと思っていただいてよいかと思います

レビューに投稿期限がない

また先述したデメリットと近しいですが、レビューの投稿期限もありません

そのため、特定のシーズンや商品販売前に商品レビューを希望していたとしても、希望の時期にレビューが書かれるとも限らず、うまく施策として回らない可能性も十分にあります。

一定の期待はして良いものの、期限がないことも必ず頭に入れておきましょう。

マイナスや期待値と異なるレビューが投稿されることもある

またマイナスなレビューや期待値と違うレビューが投稿される可能性も十分にあります。

Vineメンバーは指定することができないため、たとえば自社のターゲットは女性である商品を販売しているけれども、男性のVineメンバーがレビューを投稿するというケースもあります。

ターゲットと違うユーザーからのレビューであればまだ良いですが、場合によってはマイナスのレビューがついてしまうこともありますので、その点は念頭においておきましょう。

Amazonではあまりに悪質なレビューを除いて、削除や編集などを行うことはできません。

レビュー削除の条件などは以下の記事でまとめていますので、興味があればご確認ください。

Amazon Vine 先取りプログラムを活用する際のポイント4選!

そのAmazon Vine 先取りプログラムですが、うまく活用していくうえでポイントとなる箇所を4つご紹介します。

他のモールなどで良いレビューある商品を選定する

まずは他のモールや自社サイトで良いレビューが付いている商品を選定することをおすすめします。

デメリットの箇所でもご紹介しましたが、Amazon Vine 先取りプログラムでは否定的なレビューが付いてしまう可能性も一定数あります。そのため、他のモールなどで良い評価を受けている商品を選ぶことでリスクの回避にも繋げることができます。

また、基本的には万人受けする商品(色であれば白や黒、グレーなど)を選んでみることもおすすめです。あまりに個性的な商品だと「合う」「合わない」がはっきり分かれますので、注意してください。

利益率が高い商品を選ぶ

次は利益率が高い商品を選ぶことです。

すでにご紹介しているとおり、Amazon Vine 先取りプログラムは様々な手数料が上乗せでかかってきます。そのため、基本的には利益率の低い商品とは相性がよくありません。

もし商品全体で利益率が低い場合は、リピート商材を選定してください。

レビュアーに記載してほしい商品特徴をしっかりサブ画像で訴求する

そして3つ目はサブ画像でレビューに記載してほしい特徴をしっかりと訴求しておくこともポイントです。

もちろんA+などを活用できれば理想的ですが、まずはサブ画像で問題ありません。サブ画像を用いて商品の特徴を載せておくことで、レビュワーから書かれやすい傾向にあります。

商品選定だけでも代行業者に依頼してみる

そして最後は、可能であれば商品選定だけでもプロに依頼してみることも手です。もちろん予算などに余裕があればですが、相談してみても良いかもしれません。

弊社では価格や初期費用まで紹介しているAmazon運営代行業者21社の比較一覧表をご用意しています。短時間で各Amazonの運用代行会社の比較をしていただけますのでご検討の際はぜひご利用ください。

Amazon Vine 先取りプログラムの登録手順

Amazon Vine 先取りプログラムを利用するには下記の手順で申請を出す必要があります。

  1. 参加条件をクリアするためにブランド登録・商品登録などの作業を行う
  2. セラーセントラルの管理画面にアクセスする
  3. 広告」>「Amazon Vine」を選択する
  4. Amazon Vineに登録したい商品のASINを検索窓から入力して「登録を開始」をクリックする
  5. 申請する数を入力する(1~30点まで入力可能)
  6. 登録料が表示されるので確認する
  7. 規約を確認して「登録」をクリックする

Amazon Vine 先取りプログラムへの登録はこれで完了です。

ブランド登録でお困りの際は以下の記事からご確認ください。ブランド登録には早期審査制度を利用すしても審査期間が約2ヶ月かかりますので、注意しておきましょう。

Amazon Vine 先取りプログラム 利用状況の確認方法

申請が完了すると、Amazon Vineのダッシュボードよりレビューの獲得状況などを確認することができます。

管理画面ではAmazon Vineに登録している商品へのリクエストやレビューが投稿されたかという情報を確認できるほか、キャンセルなどもこちらからおこなっていきます。

ただ注意点としてAmazon Vineメンバーから申請が入っていると、商品のキャンセルをおこなうことはできません。

Amazon Vine先取りプログラム運用における4つの注意点

Amazon Vine 先取りプログラムの運用では以下の点に注意して運用をおこなう必要があります。

  • 商品は通常在庫に含まれるため、在庫管理に注意
  • 1度登録したASINは、2度と登録できない
  • Vineメンバーと直接やり取りすることはできない
  • 費用対効果は計算して運用を行う必要がある

商品は通常在庫に含まれるため、在庫管理に注意

まずは在庫管理についてです。Amazon Vine 先取りプログラムに登録した商品は通常商品と同様の在庫に含まれます

そのため、必ず先取りプログラムで利用される分を考えたうえで、FBAの在庫に入れておく必要があります。

1度登録したASINは、2度と登録できない

そして2つ目のAmazon Vine 先取りプログラム活用の注意点は1度登録したASINは2度と登録できないことです。

1度登録してキャンセルをするだけでも、再登録ができない仕組みになっていますので注意してください。

Vineメンバーと直接やり取りすることはできない

そして3つ目はAmazon Vine 先取りプログラム規約の関係上、レビュワーと直接連絡を取ってはいけないことです。

Vineメンバーと連絡を試みただけでもAmazonからの調査対象になりますので、注意してください。

費用対効果は計算して運用を行う必要がある

最後は、Amazon Vine 先取りプログラムの活用を『活用前』にしっかりと費用対効果を計算したうえで検討することです。

商品によってはAmazon Vine 先取りプログラムを活用したとしても効果が出づらい商品もあります。そのためただマイナスで終わってしまうという例を何度もみてきています。

もしどの様な商品を活用すべきか、どの程度の商品にAmazon Vine 先取りプログラムを適用すべきか検討される場合は一度ご連絡いただけますと幸いです。

皆様が損をしないAmazon Vine 先取りプログラム運用をおこなうために、無料の範囲内でノウハウをお伝えします!

まとめ

本記事では「Amazon Vine 先取りプログラム」について解説しました。 

記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。

弊社では、Amazon Vine 先取りプログラムについての運用相談はもちろんのこと、Amazonに関するほとんどの業務を承れますので一度ぜひご連絡ください。


Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。
楽天では関東地方や中部地方を中心に商材ジャンルを問わず、SOY受賞店舗を含めて約500店舗のコンサルティングを経験。
楽天卒業後、株式会社セールスフォース・ジャパンに入社し、CRMを中心としたBtoCマーケティングご支援の経験。

その後、急成長のECコンサルティングスタートアップ企業の開業2期目に事業責任者として参画。同社にて楽天市場だけではなくAmazonやYahoo!ショッピング、自社ECサイトなど様々な形態・商材ジャンルのEC店舗の立ち上げ〜コンサルティング事業に従事。
現在はECコンサルティング・運営代行事業を中心としたFinner株式会社を設立し、クライアントのECコンサルティングや運営代行を担う。

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