楽天の予約商品(予約販売)とは?予約販売の戦略的活用方法について

更新日:2024/11/07
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弊社はECを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。

今回は日々の楽天に携わる業務で培ったノウハウから、「楽天の予約商品(予約販売)の活用方法」について徹底的に解説をしていきます!

実は楽天の予約商品(予約販売)は戦略的に活用するとランキングへの掲載も狙うことができますので、基本から予約商品を理解して施策の一つとして活用できるようにしていきましょう

Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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1.楽天の予約商品(予約販売)とは?

1-1. 楽天の予約商品の概要

楽天の予約商品(予約販売)とはその名前の通りで「商品の予約申込を受け付け、発売日前に注文として確定させる販売方法」です。

通常は発売前に注文を受けることはできませんが事前に予約商品について「予約かご」を設定することで、発売日より前に注文を受け付けることが可能になります。

そして実は発売日より前の商品を予約させるというだけではなく、予約販売の機能を活用することで在庫切れになってしまった商品も受け付けることが出来るなど使い方は多岐にわたります。

また、予約商品については商品登録時より365日以内の日付が登録できるため、例えばフルーツを販売している店舗様では「空いた時間を使って少し先の時期に収穫ができるフルーツについて予約商品登録を行っておく」など、計画的に楽天市場店舗を運営することができます。

ちなみにやむを得ず発売日が延期された場合でも予約商品の発売日は更新できるほか、予約商品についてそのまま販売する場合についても「通常購入」に変更することで継続して販売することができます。

2.楽天の予約商品のメリットとデメリットについて

2-1.楽天の予約商品の4つのメリット

予約商品(予約販売)についてのメリットは大きく4つです。

① 戦略性を意識して活用することでランキング掲載が狙える

② 注文数が確定するため、在庫状況のコントロールができる

③ ダウンジャケットなどの商品では、顧客の囲い込みが出来る

④ 繁忙期の時期に作業時間を減らすことが出来る

3つ目について補足をすると、ダウンジャケット等の商品については予約商品の登録を2〜3ヶ月前から行っておくことで、顧客の囲い込みを行うことができます。競合の商品を購入される前に自社の商品を選んでもらいやすい店舗構築を目指しましょう!

また、4つ目のランキング掲載については特に大きなメリットになりますので、詳しく後ほどご紹介します!

2-2.楽天の予約商品の3つのデメリット

予約商品(予約販売)についてのデメリットは大きく3つです。

① キャンセルのリスクはどうしてもある

② 通常商品に比べて予約商品の転換率は低い

③ 楽天内のスーパーSALEや買いまわりの対象にはならない

特にその中でも3つ目の「買いまわりにならないこと」は必ず覚えておきましょう!

3. 重要!予約商品で戦略的に楽天総合ランキングに掲載させる方法

3-1. ランキング掲載についての前提

ではここから予約商品(予約販売)をうまく戦略的に活用して、楽天ランキングに掲載させる方法について詳しく解説をしていきます!

まず楽天ランキングに関してですが、デイリーランキングとリアルタイムランキングであれば、予約商品を使えば比較的容易に掲載がされる可能性があります

もちろん総合ランキングなどについては大きな実績を積んでいかなければ難しいのは事実ですが、よく商品LPに載せられているランキングについて多くはデイリーランキングとリアルタイムランキングです。

デイリーランキングとは毎日午前10時に更新され、入賞すれば1日(24時間)ランキング上に表示される形式のランキングを示しており、前日の0:00〜23:59までのデータを元にランキングの掲載がされます。また、見られる指標は売上金額と売上件数です。

そしてリアルタイムランキングについては20分毎に更新されるランキングで、おおよそランキング掲載の1時間前のデータを見られると言われています。リアルタイムランキングについては、売上件数のみが指標として見られています。

3-2. 予約商品を活用してランキング表示させる具体的な手順と方法について

では実際にどの様に予約商品(予約販売)を活用していけばランキングに掲載される可能性が高くなるのか、具体的なポイントがあるのでご紹介していきます。

【ここがポイント】注文確定日の変更をして、夕方や深夜に売上が上がるようにする

予約商品(予約販売)の設定をする場合、以下の2つの登録が必要になります。

①発売日

②お届け準備期間

そのため、注文確定日は「発売日 − お届け準備期間 」になります。

そして特に設定を何もいじらなければ、注文確定日に注文が自動で入り、先述しているように「注文として扱われる=売上が上がる」という流れになります。

ただしここで認識しておきたいのが、「注文確定については注文確定日までであればいつでも手動で注文の確定ができること」です。

つまり以下のように狙った時間に手動で注文確定を行ったりすると、場合によっては載せたい時間のリアルタイムランキングに載せることが出来るようになるという流れです。

そして楽天市場は当たり前ですが夜の遅い時間や夕方などは、購入がされにくい傾向にありますので、もし狙ってランキング掲載を行うのであれば深夜帯か夕方に注文確定を行ってみることをオススメします。

ただし、そもそもの話になりますが大量に予約販売が入っている場合、販売開始時にまとめて決済になりますので何もしなくてもランキングに掲載される可能性もあります。

楽天のランキングについての参考記事

楽天のランキングについて詳しく理解を深めたいは場合は以下の記事をぜひご確認いただければと思います!

まとめ

本記事では「予約商品(予約販売)」について解説しました。 

記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。

予約商品(予約販売)を戦略的に活用することで、楽天内のランキング掲載は可能です。またそのランキング掲載の結果を商品LPに載せておくことで転換率にも影響が出てくると言われていますし、商品名などに載せることもできるようになります。

弊社はランキング掲載はもちろんのこと、楽天市場について戦略的に売上を上げていくことを強みとしてます。

楽天市場について予約商品などの商品登録代行はもちろんのこと、楽天市場に関するほとんどの業務を代行可能ですので一度ぜひご連絡ください。

また、ランキング掲載ができない!という場合にも一度連絡をいただければ、より詳しくコツなどをお伝えさせていただきます!


Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。
楽天では関東地方や中部地方を中心に商材ジャンルを問わず、SOY受賞店舗を含めて約500店舗のコンサルティングを経験。
楽天卒業後、株式会社セールスフォース・ジャパンに入社し、CRMを中心としたBtoCマーケティングご支援の経験。

その後、急成長のECコンサルティングスタートアップ企業の開業2期目に事業責任者として参画。同社にて楽天市場だけではなくAmazonやYahoo!ショッピング、自社ECサイトなど様々な形態・商材ジャンルのEC店舗の立ち上げ〜コンサルティング事業に従事。
現在はECコンサルティング・運営代行事業を中心としたFinner株式会社を設立し、クライアントのECコンサルティングや運営代行を担う。

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