今回はQoo10の分析ツールについてご紹介いたします。
Qoo10で売上を伸ばすには、データに基づいた運営と改善が欠かせません。特に競合も多いカテゴリー商品などを取り扱う店舗では、アクセス数・転換率・離脱率などを的確に把握し、早期に施策を行う事が重要です。
本記事では、Qoo10 AnalyticsやQSMなどのツールを使ってどんなデータが見られるのか・どのように分析し、売上改善につなげるのかを徹底解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくだされば幸いです。
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Qoo10で安定的に売上を伸ばすためには、プラットフォーム内の“売れる仕組み”を理解し、それに沿った打ち手を継続的に行うことが重要です。ここでは、理解しておくべきポイントを3のステップで解説します。
Qoo10では「売れる商品は、さらに売れるようになる」構造ができあがっています。そのため、商品登録から改善までのサイクルを理解し、意図的に売れる流れをつくることが大切です。
まずは商品を登録し、カテゴリやキーワードを意識して最適な設定を行います。商品登録に関しては以下の記事もぜひ併せてご確認ください。
・Qoo10の商品登録を攻略!基本操作から効果的な登録方法まで徹底解説
初めに広告やイベント枠、クーポン等を活用して、まずは人に見つけてもらえる状態を作ります。
Qoo10でのクーポン施策や広告施策については以下の記事も併せてご確認ください。
・【初心者編】Qoo10広告・プロモーションの基本と最初にやるべき広告3選!
・Qoo10ショップクーポンとは?効果的な活用方法とメリットを徹底解説!
次にアクセス増加により購入が増えると、商品ページのCVR(購入転換率)や販売実績が蓄積されます。
販売実績のある商品は、Qoo10の検索結果や特集・自動ランキング内での露出が優遇されやすくなります。
売れ筋として認識されランキングページなどにも掲載されると、さらに新たなユーザーに発見されるチャンスが増えます。
データを分析し、商品ページや画像・価格・説明・レビュー対策などを継続的に改善することで、CVRがさらに向上し、また売れやすくなります。
このようにQoo10では「売れる仕組みを理解し、そのサイクルを回す」ことが最も重要です。
広告を出して終わりではなく、露出 → 実績 → 検索上位 → 売上増のループを意識して設計・運用することが、売上拡大のポイントとなるのです。
次に売上向上に向けた施策の組み立てです。
まずはQoo10で行うことのできる施策の全体像を確認しましょう。以下の図は、広告の使用有無や割引の適用有無に基づいて区分けしたものです。
また、これらからQoo10で売上を作る施策は大きく分けて次の5つに整理できます。
これらは単体で機能するものではなく、連携させて初めて効果が出ます。一つ一つの施策をしっかりと目的に合わせて行なっていくことが大切です。
施策に関して、弊社の以下の記事も併せてご確認ください。
広告施策:【初心者編】Qoo10広告・プロモーションの基本と最初にやるべき広告3選!
クーポン施策:Qoo10ショップクーポンとは?効果的な活用方法とメリットを徹底解説!
イベント施策:【出店者向け】まずはここから Qoo10メガ割の基本対策5選! / 【出店者向け】Qoo10のメガポってどんなイベント?メガ割との比較や活用方法を徹底解説!
Qoo10では、広告を使えばある程度売上を上げることはできますが、広告依存型の運営では利益が出にくくなるのが実情です。そのため、売上に対する広告比率(ROAS)をどう下げていくかが重要なテーマになります。
ここでは売上につなげるために注目すべき分析ポイントを4つ、Qoo10が提供している販売管理ツール「QSM」内の「Qoo10 Analytics」の活用法ほうと共にご紹介します。
また、QSMは以下の記事でも徹底解説していますので併せてご確認ください。
Qoo10のQSMって何?活用方法や困ったときの対処法まで徹底解説!
まず1つ目の分析ポイントは、自ショップ内で過去に売れた実績のある商品です。
どの商品が、いつ、どんな流入の経路で売れたのかを分析することで、次に何を強化すべきかが明確になります。
以下では、Qoo10 Analyticsで過去の販売実績データを確認する手順をご紹介します。
2つ目の分析ポイントは転換率が高い商品です。
アクセスは少ないが転換率が高いといった商品は、広告出稿の候補として非常に有力です。
Qoo10 Analyticsでは、以下の手順で特定商品の転換率を確認することができます。
これで、指定した期間における日別の転換率の推移を確認する事ができます。
複数の商品番号を一括で入力することも可能ですが、この場合は商品の一覧しか表示されず、個別のCVRは確認できません。そのため、個別の転換率を見たい場合は商品番号を1つずつ入力する必要があります。
3つ目の分析ポイントは競合商品です。
市場の中で自社商品がどのポジションにいるかを把握することで、改善すべき点が見えてきます。
競合分析をする上での注意点は、上記の手順での検索結果の上位にある商品が必ずしも自然に売れているとは限らないという点です。
上位表示の商品の中には「キーワードプラス広告」などの有料広告を活用して上位表示されている商品も多く含まれることも認識が必要です。
4つ目の分析ポイントは 広告経由の流入を確認することです。
売上を伸ばすためには、どの広告がどれだけ集客に貢献しているのかを把握することが重要となります。
以下はQoo10 Analyticsを利用し、どの広告から流入しいるかを商品別に可視化する手順をご紹介します。
これにより、Qoo10の広告ごとの流入状況を確認する事ができます。Qoo10 Analyticsを活用した流入分析を広告運用のPDCAに活かして行きましょう。
本記事ではQoo10の成果報酬型広告「分析ツール」について解説しました。
今回ご紹介した「Qoo10 Analytics」や「QSM」を活用し、可視化したデータに基づいた運用をしていくことで的確な改善施策を考えていくことができるため、ぜひこれらの分析ツールの導入をおすすめします。
本記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。
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