【2026最新】Shopifyとfutureshopを徹底比較!料金・機能・最適な選び方を解説

更新日:2026/06/15
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弊社はECモールを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。

本記事では、日々の業務で培ったノウハウから、Shopifyとfutureshopの違いについて徹底的に解説をしていきます。

ECプラットフォームの選定にあたって「Shopifyとfutureshopはどちらが自社に合っているのか?」「料金や機能面でどのような差があるのか?」といった悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか?

どちらも本格的なEC運営に対応したSaaS型のプラットフォームですが、設計思想や強みが大きく異なります。本記事では、料金・機能・サポート・拡張性など多角的な視点から両者を比較し、事業規模やビジネスモデルに応じた最適な選び方までご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください!

Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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Shopifyとfutureshopの特徴を比較

まずはShopifyとfutureshopそれぞれの基本的な特徴を押さえた上で、両者の違いを整理していきましょう。

Shopifyとは

Shopify(ショッピファイ)は、2004年にカナダで創業されたSaaS型のECプラットフォームです。現在は世界175か国以上で数百万のオンラインストアが稼働しており、グローバルで最も利用者の多いECカートシステムの一つとなっています。

日本市場への本格参入は2017年からで、管理画面の日本語対応やShopifyペイメントの国内対応が進んだことで、国内の導入店舗数は36,000店舗以上に達しています。初期費用が無料で月額約4,850円(Basicプラン・月払い)から始められる手軽さに加え、13,000を超えるアプリによる高い拡張性、多言語・多通貨対応による越境ECへの強さが大きな特徴です。

※関連記事:【2026最新】ECのプロがShopify(ショッピファイ)の機能や始め方を徹底解説!

futureshopとは

futureshop(フューチャーショップ)は、株式会社フューチャーショップが運営する国産のSaaS型ECプラットフォームです。サービスの運営実績は20年以上にわたり、「7店舗に1店舗は年商1億円を超える」という高い実績を持っています。

特にデザインの自由度の高さ手厚い日本語サポートが評価されており、アパレル・コスメ・食品などブランドの世界観を重視するEC事業者に多く採用されています。また、実店舗とECの会員情報やポイントを一元管理できる「futureshop omni-channel」プランにより、オムニチャネル・OMO対応にも強みを持っています。

両者の基本スペック比較表

Shopifyとfutureshopのサービスとしてのスペックを一覧で比較すると、以下のようになります。

比較項目 Shopify futureshop
運営会社 Shopify Inc.(カナダ) 株式会社フューチャーショップ(日本)
サービス開始 2006年(日本は2017年〜) 2003年(運営実績20年以上)
タイプ SaaS型(クラウド) SaaS型(クラウド)
初期費用 無料 22,000円〜(omni-channelは752,000円)
月額費用 約4,850円〜(Basic・月払い) 27,000円〜(2026年8月改定後)
売上手数料 なし(Shopifyペイメント利用時) なし
商品登録数 無制限 50〜30,000商品(プランにより異なる)
拡張アプリ数 13,000以上 100以上の外部連携サービス
越境EC対応 非常に強い(多言語・多通貨標準対応) 限定的(日本国内向け中心)
オムニチャネル対応 Shopify POSで対応可能 omni-channelプランで本格対応
サポート メール・チャット(日本語対応あり) 電話・メール・セミナー(年300回以上)

この比較表を見ると、Shopifyはコストの安さ・拡張性・越境ECに優れ、futureshopは国内向けの充実した標準機能・サポート体制・オムニチャネル対応に強みがあることがわかります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

ShopifyとfutureshopのどちらがECサイトに最適か、自社だけで判断しきれていませんか?

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Shopifyとfutureshopの料金プランを比較

ECプラットフォームの選定で最も気になるポイントの一つが料金です。ここでは初期費用・月額費用・決済手数料に加え、月商規模別のトータルコストまで比較していきます。

初期費用・月額費用の比較

まず、両者の初期費用と月額費用を比較しましょう。なお、futureshopは2026年8月1日から料金改定が予定されているため、改定後の料金を掲載しています。

項目 Shopify futureshop
初期費用 無料 Standardプラン:22,000円〜
omni-channelプラン:752,000円
月額費用(最安プラン) Basic:約4,850円/月
(年払い:約3,650円/月)
Standard(50商品まで):27,000円/月
※改定後
月額費用(中間プラン) Grow(旧Standard):約13,500円/月 Standard(500商品まで):32,000円/月程度
※商品登録数により変動
上位プラン Advanced:約58,500円/月
Plus:約300,000円/月〜
omni-channel:167,000円/月
※改定後
無料トライアル 3日間無料+3ヶ月間月額150円 無料トライアルあり
売上手数料(ロイヤリティ) なし なし

初期費用・月額費用ともに、Shopifyの方が圧倒的にリーズナブルです。Shopifyは初期費用ゼロ・月額約4,850円から始められるため、初めて自社ECサイトを立ち上げる方やスモールスタートを検討している方にとっては大きなメリットとなります。

一方で、futureshopはStandardプランでも月額27,000円以上かかるため、ある程度のEC売上が見込める事業者向けのサービスといえます。ただし、futureshopはポイント機能・クーポン機能などが標準搭載のomni-channelプランでは、追加オプションなしで多くの機能を利用できる点を考慮する必要があります。

※関連記事:【2026最新】Shopifyの料金プラン比較と選び方!プランの特徴・手数料・費用を抑えるコツ

決済手数料の比較

EC運営においては月額費用だけでなく、決済のたびにかかる手数料も重要なコスト要因です。

決済項目 Shopify futureshop
クレジットカード決済手数料 3.55%〜3.9%
(Shopifyペイメント利用時)
3.2%〜
(SBPS利用時・別途月額1,500円+トランザクション費用3円/件)
外部決済利用時の追加手数料 0.6%〜2.0%の取引手数料が追加 なし
決済月額費用 なし(Shopifyペイメント利用時) 1,500円/月(クレジットカード決済オプション)

決済手数料の料率だけを見るとfutureshopの方がやや低いですが、futureshopでは決済オプションの月額費用やトランザクション費用が別途かかる点に注意が必要です。Shopifyペイメントを利用する場合は追加の月額費用が不要なため、月商がそこまで大きくない段階ではShopifyの方がトータルコストが安くなる傾向にあります。

月商規模別のトータルコストシミュレーション

月額費用と決済手数料を合算した「実質的な月間コスト」で比較してみましょう。以下は、Shopify Basicプラン×Shopifyペイメント(手数料3.55%)と、futureshop Standard(50商品・改定後27,000円)×SBPS決済(手数料3.2%+月額1,500円+トランザクション3円/件)の概算比較です。

月商 Shopify(Basic)月間コスト目安 futureshop(Standard)月間コスト目安
月商30万円 約15,500円 約38,700円
月商100万円 約40,400円 約61,000円
月商300万円 約111,400円 約125,500円
月商500万円 約182,400円 約189,000円

※上記は決済手数料を概算で試算したものです。実際にはアプリ費用やオプション費用によりトータルコストは変動します。

月商300万円以下ではShopifyが明確にコストメリットがあり、月商500万円前後で両者のコストが近づいてきます。ただし、Shopifyは必要に応じて有料アプリを追加することになるため、アプリの月額費用(数千円〜数万円)も含めたトータルコストで判断する必要があります。一方のfutureshopは、Standardプランでもオプション追加で機能を充実させる必要があるため、追加費用が積み上がるケースもあります。

Shopifyとfutureshopの機能を6項目で比較

続いて、EC運営で特に重要な6つの機能領域について、両者を比較していきます。

デザイン・カスタマイズ性

Shopifyは、無料・有料を合わせて200種類以上のテーマが公開されています。テーマエディタからノーコードで配色やレイアウトを変更でき、さらにLiquid(Shopify独自のテンプレート言語)を使えばHTML/CSSレベルの高度なカスタマイズも可能です。ただし、チェックアウト画面のカスタマイズはShopify Plus限定となっている点には注意が必要です。

futureshopは、独自のCMS「commerce creator」によるデザインカスタマイズが可能で、HTML・CSSの自由度が非常に高い点が特徴です。アパレルやコスメなどブランドの世界観を細部まで表現したい事業者から高い評価を受けています。テーマの種類自体はShopifyほど多くありませんが、その分、テンプレートに頼らず独自のデザインを一から構築しやすい設計になっています。

※関連記事:【2026最新】Shopifyカスタマイズ完全ガイド!初心者から上級者まで売上UPのコツを解説

集客・マーケティング機能

Shopifyは、ブログ機能が標準搭載されておりコンテンツマーケティングに活用できるほか、Google・Facebook・Instagram・TikTokなど主要なSNS・広告プラットフォームとの連携が充実しています。ディスカウントコード機能や自動割引機能も標準で利用でき、集客から購入促進までの導線を柔軟に設計できます。

futureshopは、楽天ペイやPayPayなど国内の決済・ポイントサービスとの親和性が高く、日本市場に特化した集客施策を展開しやすい設計です。また、ポイント機能やクーポン発行機能を追加(Standardはオプション、omni-channelは標準)することで、リピート購入を促す施策も組み込めます。ただし、ブログ機能は標準搭載されておらず、SEOによる集客を強化するにはWordPressなど外部CMSとの連携が必要になります。

※関連記事:【2026最新】ShopifyのSEO対策ガイド!基本設定から応用施策まで徹底解説

CRM・リピーター施策

Shopifyは、KlaviyoやShopify Emailなどのアプリを活用することで、購買履歴・閲覧行動に基づいたセグメント配信やステップメール、カゴ落ちリマインドメールなど高度なCRM施策を実現できます。また、Shopify Flowによる業務自動化も可能で、顧客の行動に応じた自動タグ付けやVIP対応なども設計できます。

futureshopは、2024年にリリースされた「future Scenario Cast」により、HTMLメールエディタ・ステップメール配信・行動起点のシナリオメール配信・効果計測などのCRM機能が大幅に強化されました。さらに、メール・LINE・郵送DMのクロスチャネル配信にも対応しています。omni-channelプランでは実店舗とEC会員情報の統合管理も可能で、オフラインを含めたCRM設計ではfutureshopに優位性があります。

※関連記事:【2026最新】ShopifyのCRM・リピーター施策完全ガイド!LTV向上12施策を徹底解説

決済方法・カート機能

Shopifyは、Shopifyペイメントを中心に、Apple Pay・Google Pay・PayPal・コンビニ決済・後払いなど幅広い決済手段に対応しています。なお、2025年1月をもってAmazon Payの提供は終了しています。カート機能としてはドロワーカート(ページ遷移なしでカート確認)や、カゴ落ちリマインドメールの自動送信が標準装備されています。

futureshopは、SBPS(SBペイメントサービス)を通じた決済のほか、PayPay・キャリア決済・NP後払い・楽天ペイ(2025年3月対応予定)など、国内のユーザーがよく使う決済手段を網羅しています。Amazon Payにも対応している(オプション)点はfutureshopならではの強みです。ただし、決済サービスごとにオプション申込みや個別の月額費用が発生するケースがあるため、導入前に必要な決済手段を洗い出しておくことが重要です。

※関連記事:Shopifyの決済方法とは?決済手段の概要から選定ポイントまで徹底解説!

外部連携・拡張性(アプリ・API)

拡張性はShopifyとfutureshopで最も差が大きい領域の一つです。

Shopifyは、13,000種類以上のアプリが公開されているアプリストアを持ち、レビュー収集・定期購入・ギフト対応・在庫管理・会計連携など、ほぼあらゆる機能をアプリで追加できます。APIの公開範囲も広く、外部システムとの連携や独自機能の開発も柔軟に行える設計です。一方で、アプリを追加するほど月額費用が積み上がりやすく、アプリ間の相性問題にも注意が必要です。

futureshopは、100以上の外部サービスと標準連携しており、物流(ネクストエンジン・ロジレス等)・決済・CRM・レビューなど主要な領域はカバーしています。Shopifyほどのアプリ数はありませんが、futureshopの標準機能として搭載されている範囲が広いため、アプリを大量に追加する必要がないケースも多いです。APIも提供されていますが、Shopifyほどオープンな設計ではなく、独自開発のハードルはやや高くなります。

サポート体制

サポートの手厚さでは、futureshopが圧倒的に優位です。

futureshopは、電話サポート(平日10:00〜17:00)に加え、管理画面に関する詳細なオンラインマニュアル、PDF版マニュアル、そして年間300回以上開催されるセミナー(futureshop Academy)を提供しています。EC運営のノウハウまで踏み込んだ「ECグロースパートナー」によるサポートも受けられるため、EC初心者でも安心して運用を始められます。

Shopifyは、メール・チャットでのサポートに対応しており、日本語でのサポートも受けられます。ただし、電話サポートは提供されておらず、管理画面やアプリの設定で困った場合に即座に電話で相談できる体制ではありません。その分、Shopifyコミュニティ(公式フォーラム)やパートナー企業によるサポートエコシステムが充実しています。

Shopifyとfutureshopのメリット・デメリット

ここまでの比較内容を踏まえて、それぞれのメリット・デメリットを整理していきます。

Shopifyのメリット・デメリット

メリット

  • 初期費用ゼロ・月額約4,850円から始められるため、スモールスタートしやすい
  • 13,000以上のアプリによる圧倒的な拡張性で、あらゆる機能ニーズに対応可能
  • 多言語・多通貨に標準対応しており、越境ECに非常に強い
  • デザインテーマが豊富で、ノーコードでもおしゃれなストアを構築できる
  • Shopify FlowやKlaviyoなどの連携により、高度な業務自動化・CRM施策が実現可能
  • 売上規模の拡大に合わせてプランをスムーズにアップグレードできる

デメリット

  • 電話サポートが提供されておらず、困ったときに電話で相談できない
  • 有料アプリを複数導入すると月額コストが積み上がりやすい
  • 管理画面や一部ドキュメントに英語表記が残っている箇所がある
  • チェックアウト画面のカスタマイズはShopify Plus限定
  • 2025年1月にAmazon Payの提供が終了している

futureshopのメリット・デメリット

メリット

  • HTML/CSSの自由度が高く、ブランドの世界観を細部まで表現できるデザイン力
  • 電話サポート+年間300回以上のセミナーによる手厚い支援体制
  • omni-channelプランにより実店舗×ECのオムニチャネル・OMO対応が可能
  • 日本市場に特化した機能設計(特商法対応テンプレート、国内決済の充実など)
  • future Scenario Castによるメール・LINE・郵送DMのクロスチャネルCRM
  • 売上手数料(ロイヤリティ)がかからない

デメリット

  • 初期費用・月額費用ともにShopifyと比べて高額(最低でも月27,000円〜)
  • アプリ・拡張機能の数がShopifyと比較して限定的
  • 越境EC対応は弱く、海外販売には向かない
  • ブログ機能が標準搭載されておらず、コンテンツSEOには別途対策が必要
  • Standardプランではポイント・クーポンなどの主要機能がオプション扱い
  • 2026年8月に料金改定(値上げ)が予定されている

Shopifyが向いている企業・futureshopが向いている企業

ここまでの比較を踏まえ、それぞれのプラットフォームが特に適しているケースを整理します。

Shopifyが向いている5つのケース

  • 初めて自社ECを立ち上げる方:初期費用ゼロ・月額約4,850円からのスモールスタートが可能です
  • 越境ECを展開したい方:多言語・多通貨対応が標準搭載されており、海外販売の仕組みをすぐに構築できます
  • アプリで機能を柔軟に追加したい方:13,000以上のアプリから必要な機能だけを選んで導入できます
  • モール×自社ECを並行運営したい方:楽天市場やAmazonとの連携アプリも豊富で、複数チャネルの在庫・受注を一元管理しやすい設計です
  • 将来的に事業規模を大きく拡大する見込みがある方:Basic→Grow→Advanced→Plusと段階的にプランアップでき、年商数十億円規模まで対応可能です

弊社がご支援したアクセサリーブランド様では、それまで利用していたBASEからShopifyへ移行し、ブランドの世界観を反映したサイト構築とKlaviyo導入+購入後フォローメール設計を実施した結果、移行後3ヶ月で月商300万円を達成(移行前の約2倍)されました(※社名非公開)。Shopifyならではの高い拡張性とCRM基盤が、売上成長を支える鍵になっています。

futureshopが向いている5つのケース

  • ブランドの世界観を細部まで表現したい方:commerce creatorによるHTML/CSSの高い自由度で、テンプレートに縛られないデザインが実現できます
  • 実店舗とECの顧客情報・ポイントを統合管理したい方:omni-channelプランでオムニチャネル・OMO対応が可能です
  • EC運営の経験が浅く、手厚いサポートを求める方:電話サポートと年間300回以上のセミナーで、運営ノウハウまで含めた支援を受けられます
  • 日本国内のみでEC事業を展開する方:特商法対応テンプレートや国内決済の充実など、日本市場に最適化された設計です
  • すでに年商数千万円〜1億円規模のEC事業を運営している方:月額コストが高い分、標準機能の充実度で「あとからオプションを足す手間」を減らせます

迷ったときの判断フローチャート

「どちらが自社に合っているかまだ迷う」という方は、以下の判断基準で整理してみてください。

  • 越境EC(海外販売)を行う予定がある → Shopify(futureshopでは越境対応が難しいため、この時点でShopify一択です)
  • 実店舗とECのポイント・会員情報を統合したい → futureshop(omni-channelプランが最適解です)
  • 月商がまだ100万円未満でこれから伸ばしていく段階 → Shopify(初期費用ゼロ+低月額でスタートし、成長に合わせてプランアップ)
  • すでに月商500万円以上で安定運営しており、デザインにこだわりたい → futureshop(コスト差が小さくなり、デザイン自由度とサポートの手厚さが活きてきます)
  • EC運営をほぼ一人で回している(電話サポートが必要) → futureshop
  • 社内にエンジニアやWeb担当がいる → Shopify(アプリ・API活用で柔軟に機能拡張)
荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
ECプラットフォームの選定で見落とされがちなのが「3年後の自社の姿」から逆算して選ぶという視点です。弊社の支援先でも、立ち上げ時のコストだけで選んだ結果、1〜2年後に「やりたいことができない」と移行を余儀なくされるケースが少なくありません。特にCRM・リピーター施策の仕組みは後から入れ替えるのが難しいため、カート選定の段階で「新規獲得後にどうLTVを伸ばすか」まで設計しておくことが、結果的に最もコストを抑える判断になります。

ECプラットフォーム選定で失敗しないための3つのポイント

最後に、ShopifyやfutureshopだけでなくECプラットフォーム全般の選定で失敗しないために押さえておくべきポイントを3つご紹介します。

「今」ではなく「3年後の事業規模」で選ぶ

ECプラットフォームの移行には、デザインの再構築・商品データの移行・SEO評価の引き継ぎ・顧客データの移管など、大きなコストと労力がかかります。そのため、「今の売上規模」ではなく「3年後に目指す売上規模」を基準に選定することが重要です。

例えば、現在は月商50万円でも3年後に月商1,000万円を目指すのであれば、最初からスケーラビリティの高いプラットフォームを選んでおくことで、将来の移行コストを回避できます。

料金だけでなくトータルコスト(運用工数含む)で比較する

月額費用が安いプラットフォームでも、必要な機能をアプリやオプションで追加していくと結果的に高額になるケースは珍しくありません。また、管理画面の使いやすさやサポートの充実度によって、日々の運用にかかる人件費(工数)も大きく変わってきます。

比較の際は、月額費用+決済手数料+アプリ/オプション費用+運用に必要な人件費を含めた「トータルコスト」で判断しましょう。

モール×自社ECの併用も視野に入れる

自社ECサイトだけでなく、楽天市場やAmazonなどのECモールと自社ECを並行運営する「複数チャネル戦略」も有力な選択肢です。モールで新規顧客を獲得し、自社ECでリピーターを育成してLTVを最大化するという設計は、多くの成長企業で採用されています。

弊社がご支援したオーガニック食品ブランド様では、楽天市場で獲得した顧客をShopify自社ECに誘導する仕組み(同梱物にQRコード付きカードを封入)を構築し、顧客あたりLTVが1.8倍に向上した実績がございます。自社EC単体で考えるのではなく、モールとの役割分担を含めた全体設計の中でプラットフォームを選定することをおすすめします(※社名非公開)。

荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
弊社が500店舗以上を支援してきた中で強く実感しているのは、「プラットフォームの機能比較」だけでカートを選ぶと失敗しやすいということです。大切なのは「自社の商材特性と顧客動線に合った設計ができるかどうか」。たとえばリピート購入が見込める消耗品であれば、定期購入やCRM機能の設計のしやすさがカート選びの最重要基準になります。まずは自社の事業モデルを整理した上で、カートの比較に入ることをおすすめします。

※関連記事:【2026最新】Shopifyで売上を上げる15の施策!集客・CV改善・リピート促進を徹底解説

まとめ

本記事では、Shopifyとfutureshopの違いを料金・機能・サポート・拡張性など多角的な視点から比較してきました。

最後に、それぞれの選定基準を改めて整理します。

  • Shopifyがおすすめ:初期費用を抑えたい方、越境ECを展開したい方、アプリで柔軟に機能拡張したい方、モール×自社ECの並行運営を検討している方
  • futureshopがおすすめ:ブランドの世界観を細部まで表現したい方、実店舗×ECのオムニチャネルを実現したい方、電話サポートを含む手厚い支援を求める方、日本国内でのEC事業に集中する方

どちらも優れたSaaS型ECプラットフォームですが、設計思想や強みが大きく異なるため、自社の事業モデル・成長フェーズ・運用体制に合ったプラットフォームを選ぶことが最も重要です。

Finnerでは、ECプラットフォームの選定から自社ECサイトの構築・運用改善まで、一気通貫でご支援しています。「自社にはどちらが合っているのかプロの意見を聞きたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。本記事が、皆様のECプラットフォーム選定の参考になりましたら幸いです。

ECプラットフォーム選び、こんなお悩みありませんか?

Shopifyとfutureshop、結局どちらが自社に合っているのか判断しきれない
自社ECサイトを立ち上げたいが、構築から運用まで社内リソースが足りない
アプリやオプションの選定・設定が多すぎて、何から手をつけるべきかわからない
自社ECの売上が伸び悩んでおり、プラットフォーム選定も含めた全体戦略を見直したい

Finnerの支援実績

BASEからShopifyへ移行されたアクセサリーブランド様では、ブランドの世界観を反映したサイト構築とCRM設計により、移行後3ヶ月で月商300万円を達成(移行前の約2倍)されました。

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Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学商学部卒業。楽天グループ株式会社、株式会社セールスフォース・ジャパン、ECコンサルティング会社を経て現職。

楽天ではSOY受賞店舗を含む500店舗以上のEC事業者を担当し、売上拡大を支援。カテゴリー内で3度の表彰に加え、楽天賞も受賞。

その後、開業2期目のECコンサルスタートアップに参画し、責任者としてすべてのECモール・自社ECを横断した戦略設計から運用まで一気通貫の支援を推進。

これらの経験を経てFinner株式会社を設立。EC運営の実務とCRMの知見をかけ合わせた「商品・顧客起点のマーケティング設計」が強み。

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