弊社はECを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。
今回は日々の業務で培ったノウハウから、Amazonの出品代行について徹底的に解説をしていきます!
Amazonの出品代行とはAmazonにおける出品作業を代行できるサービスです。
商品の登録や在庫管理などを外部に委託することで、企業は空いたリソースを使って自社でおこなうべきコア業務である仕入れや売上戦略の立案などに専念することができるようになります。
これからAmazonの出品を検討されている皆様はもちろんのこと、すでにAmazonで販売をおこなっていて出品代行に依頼を検討している方などに向けて「出品代行の概要」と「依頼費用の相場」や「出品代行依頼のメリデメ」などをご紹介していきます!
また、Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
まずAmazonの出品代行サービスの概要からご紹介します。
冒頭でもお伝えしているとおり、Amazonの出品代行とは「Amazon運用にかかわる出品作業を代行してくれるサービス」を指しています。
主なサービス対応範囲としては「出品する商品の登録作業」と「FBAへの納品業務」にわかれており、出品するまでにかかる作業をすべて代行してくれます。
ただし基本的には出品代行のサービスは上記の2種類ですが、出品代行サービスを提供している会社によって微妙にサポート範囲が異なる場合がありますので外注として依頼する際には注意してください。
『本記事でご紹介する出品代行の内容』が依頼する会社にサービスとしてあれば特に問題にはなりませんので、これからご紹介するサービス内容だけでご確認いただければ幸いです。
ちなみに、出品代行と似ているサービスとしては『物流代行』がありますが、物流代行は「商品の保管や在庫管理、配送などの物流を委託できるサービス」になりますので、出品代行とは異なることに注意してください。
Finner(フィナー)では、物流代行だけではなく、出品作業を含めて商品登録や制作、カートボックス獲得、SEO対策などAmazon運用全般を一気通貫でサポートしています。詳細が気になる方は是非ご連絡くださいませ。
Amazonで商品を出品するには商品名(タイトル)や商品説明をAmazon上で記載するだけではなく、商品の写真撮影、撮影した写真を用いて商品画像作成、商品画像登録など様々な作業が発生します。
▼任せられる作業例
・商品写真撮影
・商品画像作成、登録
・商品名、説明文の作成、登録
・商品紹介コンテンツ画像の作成、登録
・商品紹介コンテンツテキストの作成、登録
これらの作業を提案〜登録の代行までしてくれるのが、出品代行のサービスです。
ただ、私としてはAmazonへの出品数が2〜3程度であれば正直なところ、今後の登録作業の知識を自社内に蓄積することも考えて、自社内で商品ページ作成から登録作業まで行ったほうが良いと思っています。
しかしそれ以上の商品を登録する場合は、当然ですがAmazonの商品登録には「写真撮影や商品画像作成、商品ページ作成が必要」ですので、すべてを自社でおこなってしまうと担当者に大きな負担がかかってきます。
その様な状況の際にAmazonの出品代行に依頼すれば、作業の効率化を図り、スピーディーに出品を行うことができます。
また商品登録には様々な規約がありますので、規約を破ることなくスムーズに出品を任せられるのも特徴でしょう。
Amazonの規約は破り続けてしまうと出品停止になってしまうこともありますので、その様なリスクを自社で負うことなく、安心したAmazon運営が可能になります。
AmazonのFBAを利用している場合に限りますが、FBAの納品作業までおこなってくれる出品代行業者もいます。
FBAとはAmazonの物流センターに商品を納品することで「商品の注文において受注から発送、その後のカスタマーサポート業務や返品対応など」の業務をすべて代行してくれるサービスを指しています。
FBAに任せることで様々な業務負担の軽減に繋がりますが、この「FBAに納品するためにはAmazonがかなり厳密に定める規則を守る必要」があります。
たとえばFBA納品業務として納品の手続きはもちろんのこと、ラベルの貼り付けや検品作業などです。この業務を納品業者に委託することで、Amazonの規則に沿って納品することができますので、安心かつスピーディにおこなうことができます。
▼任せられる作業例
・ラベル貼付
・検品業務
・保管
・ピッキング
・梱包
・一部出荷作業
Amazonの出品代行にかかる費用の相場はおおよそ下記の会社が多いです。
・初期費用:10〜15万円程度
・月額費用:5,000~10,000円程度
・配送料金:要相談&確認 ※幅がありすぎるため
・ページ制作業務:要相談だが1商品5~10万円が一般的
Amazonの出品代行の費用は主に「初期費用」と「月額費用」と「配送料金」、そのほか「ページ制作料金」の4種類があります。また、月額費用に付随して、保管手数料や配送料などが追加になることが多いです。
ほとんどの出品代行業者は基本プランに加えてオプションメニューを要していることが多いため、自社で必要な業務をよく検討したうえで依頼する業務を決定する必要があります。
ではAmazonの出品代行業者に依頼するメリットとはどのようなことがあるのでしょうか?
これは基本ですが、リソースをAmazonの出品代行業者に委託できることはメリットでしょう。
当然ですがAmazonへ出品する商品の数が増えてくると、自社でかかる作業量が増えてしまい、時間がかかってしまうだけではなく戦略立案や仕入れなど、本来自社でおこなうべきコアとなる業務に割ける時間が減ってしまいます。
出品代行に業務を委託することで、本来時間を割くべき業務に時間をさけるため、間接的に本来の目的である「Amazon内の売上向上」に目を向けることができます。
2つ目の魅力は出品のスピード感です。Amazonの出品代行をおこなっている企業はECのプロですので、売れるための商品登録や商品画像について熟知しています。
特にAmazon初出店の場合、どの様な商品画像にするべきか、どの様な商品説明にするべきか、そもそも商品登録はどこから行うのかなど試行錯誤を繰り返しながら出品を行うかと思います。
その点、Amazonの出品代行業者はすべての作業に慣れている他、売れる商品ページのノウハウなども多く蓄積していますので、スピード感を持って売れる商品ページを構築可能です。
これは相談することが必須になりますが、現実的な範囲だと「出品までの作業時間を調整してくれる業者」もあります。
※1〜2ヶ月で商品登録を行ってほしいなど。
3つ目の魅力は「Amazonの規約を遵守しつつ、魅力的な商品ページに出来ること」です。
Amazonで出品するためにはAmazonの規約を必ず守らなければいけません。そしてこの規約ですが、非常に細かいところまで厳しくあります。
たとえばAmazonの商品ページ メイン画像の設定ルールには以下のようなルールです。
・商品が画像の85%以上を占めていること
・背景は純粋な白(RGB値:255, 255,255)を設定すること
・商品の一部ではない「文字、ロゴ、透かしが挿入された画像、イラスト、グラフィック」
・商品に同梱されないアクセサリー類とのコーディ ネート、合成写真、複数の商品や色はNG
・複数の商品や色、サイズが写った画像はNG
・モデルの入った写真はNG
この様に細かい箇所まであるルールを遵守してくれつつ、魅力的な商品登録をおこなってくれることは出品代行に任せる強みになるかと思います。
ではAmazonの出品代行業者に依頼するデメリットはあるのでしょうか?
Amazonの出品代行に依頼することで様々な手間を省くことが出来ますが、プロにお願いする形になるのでどうしても依頼費用がかかってしまいます。
そのため当然ですが出品代行に依頼する金額を販管費として計上し、利益がきちんと出るようなAmazon運営を行っていく必要があります。
自社で出品作業を行う場合は費用がかからないため出品代行の利用に迷われるかと思いますが、競合が日々参入しているAmazonですので、スピード感を持って出品をしたい場合は代行への依頼がおすすめです。
そして2つ目は自社内にノウハウを蓄積できないことです。
プロにお願いする分、自社にノウハウが蓄積できず、今後1商品だけ商品登録を行いたい際や、別店舗を立ち上げる際にFBAへの手続きなどを知らない場合は再度お願いする形になってしまいます。
この様なリスクを避ける場合に、もしAmazonの出品代行業者へ依頼する場合は「なぜこの商品名にしたのか」ということなどを聞きながら進めることをおすすめします。
そして3つ目は商品情報などの共有に手間がかかってしまう場合があることです。
商品登録の代行業者に依頼したとしても、すべてを丸投げできるというわけではありません。たとえば、どの商品を登録するのか?そのブランドはすでに商標を取っているのか?商品名はこれでよいか?など日々出品代行の業者から確認が入ります。
この確認は非常に重要で、相違がないように日々円滑に出品代行業者とコミュニケーションを取れるようにSlackやChatworkなどのチャットツールを用いながら連携をおこなっていくことをおすすめします。
1つ目はサポート担当者を選ぶことが出来るかということです。
いくらその会社に実績があったとしてもAmazonに限らず、ECの代行業務はどうしても「属人的な業務」になってしまいます。
そのため、ECコンサル会社に所属している担当コンサルタントだとしても、その担当者の力量次第でご支援先の売上に貢献できるかどうかということが決まってしまうという側面があります。
よくあるケースでは営業段階では役員陣が対応し、説得力のある提案をしてくれるものの、いざ契約となると経験の浅いコンサルタントが担当し、提案の質がガクッと下がってしまうこともあります。
なので契約時には担当が誰になるか、営業時と担当が変わるとしても顔合わせなどを通じ自社にとって納得感のあるサポートを受けられるかどうかを事前に見定めましょう。
すでにお伝えしている通り、Amazonの出品代行業務は多岐にわたっています。そのため、実際に連絡する際にかならず以下の文言をお問い合わせフォームなどに付けて送付することをおすすめします。
▼お問い合わせフォーム例
Amazonの出品代行を拝見してご連絡をしました。
弊社では「〇〇」と「〇〇」という業務の代行を検討しているのですが、対応可能でしょうか?また貴社の出品代行のサービス範囲を箇条書きなどでいただけますと幸いです。
最後は出品代行のサービス内容が柔軟に調整できるかという点です。
先ほどもお伝えした通り、Amazonの出品代行のサポート範囲は多岐にわたります。そのためパッケージで提案を受けても自社でおこなったほうが良い作業などもあり、無駄な料金が発生しかねません。
そのようなケースをなくすために「柔軟にサービス範囲の相談ができる出品代行会社」を選定することをおすすめします。
Amazonの出品代行にはAmazon・楽天などの出品代行をおこなっているFinner(フィナー)がおすすめです。
「Finner(フィナー)株式会社」はAmazonの出品代行だけではなく、コンサルから運用代行まで幅広くサポートを行っており、戦略立案や分析から制作・施策実行まで一気通貫でご支援しています。
少数精鋭を謳っており、取締役以上が担当コンサルタントになることからサービスの質も保証されています。
Amazon運用で心配な際は、様々なサポートを提供しておりますのでぜひ一度ご相談ください。
本記事では「Amazonの出品代行」について解説しました。
記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。
弊社では、Amazonの出品代行はもちろんのこと、Amazonに関するほとんどの業務を代行可能ですのでぜひ一度以下のフォームからなんでも粗相談くださいませ!
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