本記事では楽天市場におけるクーポンの活用方法について解説します。
楽天での販促の有効手段の一つとして、クーポンの活用があります。
ですが種類も多々あり、値引き率や仕掛けるタイミングにお悩みの店舗様も多いと思います。
2024年4月1日からのクーポン有料化についても解説しますので、ぜひ最後までご閲覧ください。
また、弊社では楽天市場における売上アップにつきまして店舗様の現状を分析した上での無料でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡頂ければと存じます。
また、Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
楽天市場ではRMS上でクーポンを発行できます。発行自体に手数料はかかりませんが、値引き費用は店舗様負担になります。
クーポンの発行費用は無料で設定できますが、ユーザーがクーポン利用したときの値引き費用は店舗の負担となります。
楽天クーポンには配布型のクーポンと自動付与型のサンキュークーポンの2種類に加え、楽天市場内広告の一つであるクーポンアドバンス広告があります。
前者についてはRMS内の店舗設定>7 クーポン設定から設定が可能、後者については広告・アフィリエイト・楽天大学>1 広告(プロモーションメニュー)>運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)から設定します。
さらに、楽天市場が原資を負担するクーポンが発行されることもあるので、有効に活用しましょう。
上述のクーポンにつきましてそれぞれ解説していきます。ここではまず概要についてご紹介し、ポイントにつきましては後述します。
まずはクーポン(配布型)についてご説明します。
こちらは配布型と呼ばれる通り、自動では付与されないクーポンとなります。
なのでR-mailやLINE、店舗内バナーなどで訴求しユーザーに獲得を促しましょう。
その他項目につきましては以下をご確認ください。
※RMSにログインしている状態でご確認ください
楽天のサンキュークーポンにつきましてはユーザーが自店舗で購入した際、自動で配布されるクーポンになります。
設定項目につきましては以下をご確認ください。
※RMSにログインしている状態でご確認ください
楽天側が保有している顧客データに基づき、貴社商材に興味がある可能性が高いユーザーに配布される広告型のクーポンです。
掲載箇所は楽天の検索画面やTOPページ、その他ページとなります。
詳細につきましては以下記事をご参照ください。
ここでは上述のクーポンの活用方法について解説します。
楽天ではスーパーSALEやお買い物マラソンなどのキャンペーン(イベント)時に、ユーザーが多く集まり売上が伸びやすい傾向にあります。
競合各社も積極的にクーポンやポイント施策を仕掛けてくるタイミングなので、新規の獲得に向けてクーポンを発行しましょう。
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楽天では商品ページ単位で商品の検索順位が決まります。現状ほとんどのユーザーが目的買い(既に買いたい商品、もしくは商品ジャンルが決まっている)をするので、広告を除くと自店舗のアクセスの大半は検索経由での流入になります。
なのでミドルワードで検索上位にくる商品ページを育てることが、店舗のアクセスを増やす最適解となります。
前置きが長くなってしまいましたが、そういった商品にクーポンを発行することで購入されやすくなり、商品ページを育てることに繋がるのでぜひ積極的に活用しましょう。
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楽天で売上を安定させるためにはLTVの最大化が不可欠です。
一度購入したユーザーに再購入を促す際にクーポンが有効です。
自動配布のサンキュークーポンは常時設定し、R-mailやLINEで配布型クーポンの訴求をしましょう。
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楽天で売上を伸ばすには、レビューの蓄積が不可欠です。
ただ通常のレビュー記入率は平均で2~3%と非常に低いため、レビュー投稿で次回購入時に使えるクーポンを配布するなどの工夫をすることでレビューの記入率向上に繋がります。
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リピート施策に付随してですが、LINEやR-mailを活用し顧客属性ごとに異なるクーポンを発行することができます。
例えばしばらく再購入がないユーザーに対しては強めのクーポンを発行するなどして、顧客育成に繋げましょう。
上述の施策についてご不明点や、気になる点などがございましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
無料での店舗分析を実施し、貴社に最適な施策をご提案いたします。
クーポンに限らずいえることですが、実施後はしっかりと効果を検証し、改善していきましょう。
主なチェック項目は以下です。
①クーポンの獲得数、利用数
②(店舗全体クーポンの場合)店舗全体の売上が伸びたか
③(商品別クーポンの場合)対象商品の売上が伸びたか
④それぞれのアクセス人数、転換率、客単価はどう推移したか
⑤新規、既存ごとの各種指標分析
例えば①のクーポンの獲得数が伸びていない場合は、そもそもの訴求方法から見直す必要があります。
たとえばクーポン導線を増やす(バナー、メルマガ、LINE活用)ことや、クーポンバナーのクリエイティブ変更などが次の打ち手として挙げられます。
このように各結果それぞれに対し、適切な分析をした上で次の具体的なアクションに繋げましょう。
楽天クーポンにつきましては値引き費用以外は今まで無料でしたが、2024年4月1日よりユーザーの利用枚数に応じてシステム利用料が発生します。
システム利用料ですが購入におけるクーポン利用枚数1枚あたり一律50円(税別)が発生します。
ただし、月間のクーポン利用総枚数が50枚までは無料です。
(クーポン利用総枚数は、クーポンごとではなく、店舗様における総枚数にて計算いたします。)
(例)
店舗様あたりクーポン月間利用総枚数50枚の場合の請求額:0円
店舗様あたりクーポン月間利用総枚数80枚の場合の請求額:1,500円(税別)
計算式:(利用総枚数80枚-無料50枚)×50円=1,500円
※一部広告に紐づくショップクーポンにてシステム利用料が発生しないケースがあります。(第4項参照)
※サンキュークーポンは当面の間、無料キャンペーンといたします。(キャンペーン期間終了の際には、事前にご案内いたします)
※2024年4月1日-2025年3月31日の購入におけるクーポン利用に関しては、ご請求金額より30%引きです。
参照元:[RaCoupon(ラ・クーポン)] ショップクーポン料金プラン
※店舗運営Naviからの引用なので、RMSにログインしている状態でご確認ください
本記事では楽天市場でのクーポンの種類や活用方法について解説してきました。
クーポンに限らずキャンペーン施策については実施することよりも、振り返りと次のアクションに繋げることが大切です。
本記事をご参考にして頂きぜひ試してみてください。
また、本記事でご紹介差し上げた内容以外に関しましても無料にて相談会を実施させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
本記事を閲覧頂きありがとうございました。
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