本記事では楽天市場において商品レビュー・ショップレビューを増やすための施策をお伝えします。
ショップ・商品の信用性を図る指標として、レビュー施策は転換率に直結するので非常に重要な施策になります。
ですが一定のルールや禁止事項が定められていることもあり、具体的にどうすればいいか悩んでいる店舗様も多くいらっしゃると思います。
本記事では楽天市場におけるレビュー施策の概要や重要性、具体施策から注意点まで包括的に解説します。ぜひ最後までご閲覧ください。
また、弊社では楽天市場における売上アップにつきまして店舗様の現状を分析した上での無料でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡頂ければと存じます。
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まず前提として、楽天市場でのレビュー施策の重要性をおさらいします。端的に申し上げますと楽天レビュー施策が重要な理由は、売上に直結するためです。
転換率への影響は容易に想像がつくと思いますが、アクセス人数の構成要素であるインプレッションやCTRにも影響してきます。
各項目について詳しく解説していきます。
まずは当然といえば当然ですが、レビューと転換率の関連性について解説します。
楽天やECに限らずユーザーの購買動向のお話ですが、スマートフォンの普及によりユーザーに届く情報量は膨大となり、判断材料を絞りきれない昨今では、第三者のレビューの重要性が増しています。
ユーザーも企業や楽天商品ページ上で訴求されている情報を鵜呑みにせず、実レビューをもとに商品価値を判断することが多くなっています。
なので楽天においても当然、商品レビュー・ショップレビューをなるべく多く、かつ高評価を取ることが購入するか否かの判断、転換率に直結します。
また、レビューの蓄積はアクセス人数にも影響してきます。
こちらも前提のお話ですが、楽天市場においては検索経由、すなわち目的買いのユーザーがほとんどを占めています。
なので当然各店舗様の商品ページへのインプレッションも検索経由が大半を占める傾向にあります。
上記とレビュー点数・件数がどう関連してくるかというと、楽天サーチ、検索ではレビュー件数/評価にでのソート機能があるためです。
↓検索画面の「並べ替え箇所」
↓検索画面の「サイドバー(絞り込み箇所)」
実際のところどの程度の割合のユーザーがレビューで絞り込むのかは不明ですが、ユーザーが指定する条件に満たない場合検索に表示されない、もしくは検索順位がかなり下になるため、機会損失に繋がることは間違いありません。
レビュー施策を徹底し楽天レビューを蓄積することで、商品ページのCTR(クリック率)が高まります。
上述したようにほとんどのユーザーが楽天内の検索画面から自店舗に流入するため、検索結果に表示された際のCTRが高まれば当然アクセス人数も向上します。
というのも楽天の検索結果画面では、商品サムネイルや価格やポイント倍率などの他、レビュー件数と評価も表示されます。
なので特に同じような商品が並ぶ場合、レビューに惹かれてユーザーがクリックすることも多々あります。
以上のことから、レビュー強化施策はインプレッションならびにCTRの向上に寄与します。
更に、楽天SEO(検索最適化)にはレビュー評価や件数が関係しているとも言われています。
なのでレビューを強化することで、様々な角度からアクセス人数の強化にも繋がります。
楽天SEO、アクセス人数増加施策につきましては以下記事も併せてご参照ください。
楽天市場においてアクセス人数や転換率の上げ方について、貴社現状を分析の上無料にてご提案することも可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
本記事の本題となる、実際にレビューを増加させるための5つの施策についてお伝えします。
レビュー投稿に特典を付与することで、ユーザーのレビュー記入を促進する方法です。
ユーザー傾向として、購入ユーザーの多くは自発的にレビュー投稿をすることがありません。
なのでユーザーにとってメリットのあるフックを用意する必要があります。
具体例としては以下が挙げられます。
いずれもレビュー記載を確認後、
①次回以降に利用できるクーポン
②サンプルやノベルティを別送
③保証期間の延長
この中でもクーポンに関しては、再度購入してもらえる可能性が高くなるためリピート率の向上にも繋がります。
レビュー関連の特典には下記の禁止事項(一例)が定められているため、しっかりと確認しましょう。
×:今回の注文を送料無料にすること
×:今回の注文を値引きすること ※金額修正による値引きも不可
×:今回の注文におまけを同梱すること
×:特典付与のタイミングに関わらずキャッシュバックをおこなうこと
×:特典付与のタイミングに関わらず金券類(金券、商品券、ギフト券等)を供与すること
引用:[みんなのレビュー] みんなのレビューに関するガイドライン(出店者向け)
※店舗運営Naviからの引用なので、RMSにログインしている状態でご確認ください
ガイドラインを熟読の上、注意して対応しましょう。
フォローメールを活用することで、レビュー記入率を高められます。
お礼のメッセージや疑問の確認などのテンプレートに付け加える形で、レビュー投稿をユーザーに依頼します。
なお楽天市場ではR-mailやLINE以外での広告宣伝は禁止されているため、フォローメール送付時に商品の広告やセールなどの販売促進に関する情報は載せないように注意しましょう。
R-mailやLINEでの販促につきましては以下記事も併せてご参照ください。
楽天市場では商品と一緒に同梱物を届けられます。お礼のメッセージカード等と一緒にレビュー投稿をお願いすることで、レビュー記入率を高められます。同梱物はユーザーが必ず目にするため積極的に活用しましょう。
更に、可能であればサンプルやノベルティの同梱をしてみましょう。
顧客満足度が高まるのはもちろん、ユーザー側もお礼になにかしなければという心理になるのでレビュー記入率が高まります。
上述のノベルティの同梱に付随してですが、梱包や配送の品質をしっかりすることも楽天で効果的なレビュー施策になります。
レビューを書いてもらうことも目的の1つですが、当然高評価レビューを書いてもらった方がその後の転換率に繋がります。
フォローメールの内容や丁寧なカスタマーサポート、きれいな梱包や配送の早さなど、基本的な対応を徹底しましょう。
楽天市場における配送についてはRSLを検討することも一つの手です。
楽天市場では各レビューに対して店舗様側から返信する機能があります。
レビューを書いたユーザーだけでなく全ユーザーに公開されるので、レビューの返信をするだけで好印象を与えますし、しっかりと返信がもらえるのであればレビューを書いてみようというユーザー心理にも繋がります。
レビューへの返信につきましては以下内容も併せてご参照ください。
クーポンでのレビュー促進に付随してですが、フォローメールの送信→クーポンの発行→レビューと購入者状況を紐づける→クーポンを送信する、という作業は手間がかかることも事実です。
上記作業を自動化してくれる「らくらくーぽん」というツールもありますので、レビュー投稿数が増えてきた段階で検討をおすすめします。
本記事では楽天におけるレビューの促進方法について解説してきました。
転換率の向上はもちろんアクセス人数にも寄与しますが長期的な施策になるため、早めからのご対応をおすすめします。
また、本記事でご紹介差し上げた内容以外に関しましても無料にて相談会を実施させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
本記事を閲覧いただきありがとうございました。
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