【2024最新】出店者向け 楽天スーパーSALE対策について徹底解説
本記事では楽天において最も売上の立つタイミングである、「楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)」について解説しています。
楽天市場のユーザーにはこの楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)でしか買い物をしないという方も多くいらっしゃいます。そしてこの楽天スーパーSALEに登録されている商品を目当てに楽天市場を訪れる休眠ユーザーも多いです。
また、楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)は楽天自体もCMを打つなどかなり力を入れてくれるイベントになりますので、是非しっかりと対策を行っていきましょう。
最初は何から取り組めばよいかわからないという店舗様や、各種施策を実施しているものの効果が出ない店舗様に向け、本記事を執筆しました。
楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)の概要からその対策方法まで、徹底的に解説をしています。
この楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)のタイミングで売上の波を作れない場合、SEO順位も下がってしまい、いままで順調に売上が上がってきていても一気に売上が下がるリスクもありますのでしっかりと対策しましょう。
また、Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
楽天スーパーSALEとは？概要
楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)とは、楽天市場が年4回（3月・6月・9月・12月）開催しているセールイベントのことです。
買い回りでのポイントなど、楽天負担でのポイントが付与されるイベントが多く開催される他、競合店舗も大きく値下げしてくるタイミングです。
楽天側も大きくマーケティング予算をかけており、楽天ユーザーもヘビーユーザーであればあるほどスーパーSALEの時期に集中して買い物するため、新規獲得ならびに既存を育成する最大のチャンスです。
楽天スーパーSALEではスーパーSALEサーチ(SSサーチ)に代表される施策他、イベントページの作成やイベントバナーの作成、広告調整などやるべきことがたくさんあるので、本記事で解説して参ります。
楽天スーパーSALEのメリット
ここでは店舗様が楽天スーパーSALEに注力する具体的なメリットを解説します。
まず基本的に楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)ではアクセス人数(=集客)を圧倒的に伸ばすことができます。
前段でもお伝えしているように楽天そのものがマーケティング予算を大きく投下しており、CMや広告をたくさん打っているため普段楽天市場で買い物をしないユーザーの獲得や、休眠顧客の戻りが期待できます。
また買いまわりキャンペーンで、ユーザーにとっては買えば買うほどポイントが倍増されますので、新規顧客を獲得するチャンスと言えるでしょう。
その他、出店者側はポイント倍率を自由に設定することができますので、楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)のタイミングだけでも良いので是非ポイント設定をしてみてください。最終的な購入の後押しになります。
そしてやはり、短期的な結果に終わらないことが楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)の強みでもあります。
楽天市場では売上やレビュー数などに応じて検索順位も変化するため、このタイミングで大量に購入いただきレビューもついてくると、検索順位が上がり、スーパーSALE後の継続的な売上に繋がってきます。
ではどの様に楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)の対策を行っていけばよいのでしょうか？
楽天スーパーSALEの基本的な5つの施策
スーパーSALEサーチへの登録
楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)の代表的な施策が、楽天スーパーSALEサーチです。楽天スーパーSALE専用の検索窓が用意され、多くのユーザーからのアクセスが期待できます。
スーパーSALEサーチの詳細につきましては以下記事もご参照ください。
また、設定手段が煩雑でうまく対応できないであったり、販売期間設定の定義がわからない などございましたら無料でご相談に乗ることもできますので、お気軽にお問い合わせください。
入口商品となるセール品を用意する
まず基本と言えるのがセール品の用意です。
楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)ではもちろん店舗様の商品構造によりますが、すべての商品をセールで販売するのではなく、「入口商品」をメインに取り組みを進めることをおすすめします。
特に以下の3点は楽天市場ユーザーの目を引くので入口商品には必ず設定することが重要です。
- 割引率（割引金額）が高い
- ポイント還元率が高い
- 送料が無料となっている
また同様に商品画像(サムネイル)も楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)向けに変えることをおすすめします。例えば「半額対象商品」や「ポイント10倍！」の様な文字を入れるのも効果的です。
また、楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)は既存顧客へのアプローチのタイミングでもあります。新規顧客と同様に既存顧客に関しても安いタイミングで商品を買いたいという深層心理があります。
リピーターに対して安売り商材を販売したくないという店舗様もいらっしゃると思いますが、目的を何に置くかが重要であり、例えば一商品に売上を集中させ、スーパーSALE開始のタイミングで検索順位を大幅に上げ、検索経由で取れる新規を最大化させるという戦略も取れます。
リピーターへのアプローチについては以下記事も是非ご参照ください。
メルマガやLINEでの事前告知
SALE内容と対象商品を用意したら、必ずR-SNSのLINEやメルマガで事前告知をしましょう。
入口商品については基本的には新規の獲得が目的ではありますが、既存のお客様の満足度向上にも強く繋げることができますし、上述のように商品ページ単位で強化することで検索順位の向上にも直結します。
もちろん買い控えが発生してしまう可能性はありますが、基本的に楽天市場では短期間の売上を上げた方が商品ページの力は強まるので、アクセスが通常の3倍以上と言われる楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)のタイミングで売上を最大化しましょう。
関連記事につきましては以下も併せてご参照ください。
楽天自社ページの掲載内容を修正する
楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)は、開催の2日前よりユーザーへの告知が許可されています。スマホ共通スライダーバナーの変更を行ったり、店舗ページ(特にスマホTOP)やセールの特設ページにバナーを設置しましょう。
また、ポイントアップのバナーやセールバナーなど、ユーザーに伝えたい情報をページに合った内容で掲載していくことをおすすめします。
その他、商品名にSALE内容のキーワードを追加することもおすすめです。
例）商品名の冒頭に「＼スーパーSALE10% OFF！／」文言の追加 など
無料広告枠「超目玉枠」「目玉枠」「最安値枠」への商品エントリー
そして必ず忘れてはいけないのが、無料広告枠への商品エントリーとなります。
楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)では楽天市場が「イベント特設ページ」を用意しています。ただ前提としてこのイベント特設ページより、購入するお客様がほとんどではないことは覚えておきましょう。
もちろん、それでもイベント特設ページへのアクセスはありますので、そのページに流入する楽天ユーザー向けに紹介がある「超目玉枠」「目玉枠」という無料広告枠が設けられております。これは商品エントリーをした中から当選した商品が掲載されることになっています。
楽天スーパーSALEの基本をおさえた上で実施したい施策4選
スーパーSALE前に自社独自のセールを実施する
前段でもお伝えしているように「売上」と「レビュー件数」は検索順位に影響があります。
そこで事前に独自のセールを実施して、楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)前に検索順位を上げておくことで、スーパーSALEが始まったタイミングで検索上位に表示されますので、楽天スーパーSALEでも購入され続けるというサイクルを構築することができます。
ポッキリ価格で顧客の目を惹く
楽天にはポッキリ商品という売り方があります。
ポッキリ商品とは1,000円や2,000円などポッキリ価格に設定することでユーザーの目を惹き、ユーザーの購買意欲を刺激することができます。
また「買い回りキャンペーン」でも1,000円以上の品が対象となりますので、ポイント目的で多くのユーザーが興味を持ち、購入する傾向にあると言われています。
半額サーチへの登録も視野に入れる
ご紹介済のスーパーSALEサーチに関する補足ですが、楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)では、通常時の商品価格から50％以上割引している商品を「スーパーSALE半額」のサーチに登録することができます。スーパーSALEサーチとは、楽天スーパーSALEの期間中に設置される、 該当期間中のみ有効なサーチとなります。
通常時は検索時に表示されませんが、楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)期間中のみに表示されます。ユーザーは半額サーチを活用することで、50％以上の値引きがされている商品を効率的に探すことができます。
スーパーSALEサーチでは通常の検索よりも商品数が絞り込まれて表示されるため、アクセス数と販売数が上がりやすくなる効果があります。
スーパーSALEサーチについては商品をRMSより申請することにより審査通過後掲載されるようになります。スーパーSALEサーチの申し込みはスーパーSALE開催の前月後半より、RMSにて案内がされますので気を配っておきましょう。
最終日に独自の駆け込みセールを開催
楽天スーパーSALE(楽天スーパーセール)では初日と最終日に売上が伸びます。ただし初日は楽天市場の拡散力に任せても問題ないのですが、最終日ともなると初日に比べては売上が伸び切らない店舗も多いです。
ですので、最終日に限定セールなどを実施するのも効果的だと言えます。
まとめ
本記事では楽天市場内の楽天スーパーSALEの基本と対策について解説しました。
楽天市場内の楽天スーパーSALEは店舗運営者にとってチャンスとなります。
弊社では楽天市場内の楽天スーパーSALEについて、無料でご相談に乗ることも可能ですのでぜひお気軽にお問い合わせください。
本記事を閲覧頂きありがとうございました。
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