【出店店舗様向け】楽天市場でLINE公式アカウントの活用方法を徹底解説!

更新日:2024/10/31
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本記事では楽天市場におけるLINE 公式アカウントの活用方法について開設します。

近年LINEを活用したマーケティングの重要性が増しており、楽天市場においてもLINEを通じ売上向上、顧客育成に繋げられます。

これから楽天市場に出店される方、既に出店しておりLINE活用を検討されている方、LINE活用中で効果改善した方、いずれにもお役に立つ内容となっています。

友だち登録のコツや効果測定についても解説するので、ぜひ最後までご閲覧ください。

また、弊社では楽天市場における売上アップにつきまして店舗様の現状を分析した上での無料でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡頂ければと存じます。

Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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LINE公式アカウントを活用すべき理由

まず楽天市場においては、店舗様から顧客へ能動的にアプローチする手段は「R-SNS」と「R-mail」の2種類しかございません。

それぞれ特徴はあり併用をおすすめしますが、「R-SNS」内のLINE公式アカウントであれば発信すればほぼ確実にユーザーの目にとまりますので。認知の観点から優れており、当然売上にも直結する他顧客育成にも有用なので、ぜひ早期からのご活用をおすすめします。

なお、R-mail(楽天 メルマガ)の詳細に関しましては以下記事をご参照ください。

LINE公式アカウントの友だち登録を増やすには

前提として、メルマガについては商品購入に応じて購読者数が蓄積する一方、LINEに関しては自動でリストがたまらないため、店舗様側から能動的に友だち登録を促す必要があります。

以下にて友だち登録を増やすためのポイントをお伝えします。

スマホ商品ページの上部バナー活用

現在の楽天市場では閲覧・購入の80%超がスマートフォンユーザーです。


更にほとんどのユーザーが検索経由で商品を探すため、必然的に最もユーザーの目が集まる箇所はスマートフォン経由での商品ページということになります。

楽天市場ではスマートフォン商品ページの上部に共通でバナーを設置できるため、LINE友だち登録訴求バナーを掲載することで、自店舗内の最もアクセスの集まる場所にて友だち登録を促すことができます。

更に、商品ページ上で訴求することで必然的に購入者が商品に興味を示したタイミングで
友だち登録を促進することにもなり、一石二鳥です。

フックとなるキャンペーンの活用

友だち登録を促す際、ただバナーを掲載していてもユーザーメリットが薄く、なかなか友だち登録には繋がりません。

なので他の施策にも言えることですが、「友だち登録で使える○○○円OFFクーポン!」などのフックを用意する必要があります。

クーポンのフック込でバナーを作成する必要があり、値引き金額につきましては最も多いケースが300円OFFクーポンですが、商材の利益率やLTVを鑑み、今後の投資と捉えなるべく高額で設定することをおすすめします。

スマホ商品説明ページの活用

上記に付随して、最もユーザーのアクセスが集まるスマートフォンの商品ページにて、バナー以外も含めLINE友だち登録を促すことをおすすめします。

まずは上述の通りスマホ商品説明ページの最上部にLINE友だち登録のバナーを設置しましょう。更に、商品説明文の途中や最後の箇所においても、LINE友だち登録への誘導を促すことも重要です。

ここではテキストベースで訴求ができるため登録時のクーポン発行のほか、今後SALE商品情報をリアルタイムで発信する旨や、登録者限定のお得なクーポンも発信する、といった旨も伝えられます。

お客様へのお知らせに最適なタイミング

まずは友だちを一定以上蓄積させた後、いよいよ配信です。楽天市場では配信に適したタイミングがあります。

LINEにおいては結論「平日/休日いずれも昼間の時間帯」、「平日の夕方〜夜(仕事帰り)」の時間帯が最もユーザーの目に触れるとされています。

もちろんLINEの利用状況は個々に応じて変わるため、一概に断定するのは難しいですがまずは上記時間帯に送付することをおすすめします。

運用する中で効果検証を進め、貴社の商材、ユーザー層に最適な時間帯を模索していく必要があります。

R-SNSによる楽天LINE公式アカウント効果測定法

上記にも付随しますが、楽天LINE公式アカウントでの効果測定をもとにした配信方法をお伝えします。

タグ付きURLの発行

楽天でLINE公式アカウントの効果測定を行う際、最初にやるべきことは「タグ付きのURLを発行する」ことです。

具体的には、楽天自店舗の商品ページやTOPページをLINE公式アカウントからリンクするためのURLを生成することができます。

手順は以下です。
楽天のRMSにログイン
→メール・SNSマーケティング
→LINE公式アカウント for R-SNS
→対象URL欄

ここにリンク先のページURLを入力します。
そして、「メッセージタイプ」でメッセージタイプを選択します。
通常のメッセージを対象URLとする場合は「通常メッセージ」を選びます。

配信

タグ付きのURLを発行した後は、LINE公式アカウントから配信していきます。ただし注意点として、タグ付きのURLは長くなる傾向にあるため、メッセージにテキストとして貼り付ける方法はおすすめできません。

LINE公式アカウントから配信を行う際は、リッチメッセージやカードタイプメッセージの画像にリンクとして貼り付ける方法がおすすめです。テキストメッセージに貼り付ける時よりも見栄えがすっきりするほか、画像を使った視覚への訴求によってクリック率の向上が期待できます。

また、タグ付きのURLを短縮URLにして発行すると、トラッキング計測が保証されないため、画像にリンクを埋め込む形での運用がおすすめです。

効果検証

上記手順をふみLINE公式アカウントでメッセージ配信した後は、RMSの「LINE公式アカウント for R-SNS」→「パフォーマンスレポート」から効果を検証できます。

たとえば「月次主要指標」をクリックすると、売上ならびに各種主要指標(アクセス人数、転換率、客単価)の数値が確認できます。

他にも顧客の属性が見える化されており、LINE公式アカウントの運用を開始したタイミングからの効果を検証できます。

まとめ

本記事では楽天LINE公式アカウントの概要ならびに活用方法について解説してきました。


顧客のリピート・ファン化を通じたLTVの向上において重要な施策となるので、ぜひ積極的にご実施頂けますと幸いです。

また、本記事でご紹介差し上げた内容以外に関しましても無料にて相談会を実施させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

本記事を閲覧いただきありがとうございました。


Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。
楽天では関東地方や中部地方を中心に商材ジャンルを問わず、SOY受賞店舗を含めて約500店舗のコンサルティングを経験。
楽天卒業後、株式会社セールスフォース・ジャパンに入社し、CRMを中心としたBtoCマーケティングご支援の経験。

その後、急成長のECコンサルティングスタートアップ企業の開業2期目に事業責任者として参画。同社にて楽天市場だけではなくAmazonやYahoo!ショッピング、自社ECサイトなど様々な形態・商材ジャンルのEC店舗の立ち上げ〜コンサルティング事業に従事。
現在はECコンサルティング・運営代行事業を中心としたFinner株式会社を設立し、クライアントのECコンサルティングや運営代行を担う。

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