Amazonアソシエイトとは?メリット・デメリットや法人での活用方法について解説!

更新日:2024/07/25
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まずAmazonアソシエイトプログラムとは「Amazonのアフィリエイトの一つ」です。

アフィリエイトにも種類がありAmazonアソシエイトは成果報酬型の広告になります。

本記事ではAmazonアソシエイトを検討されている方に向けてAmazonアソシエイトプログラムを基本からご紹介をしていきます。

実は活用にあたってメリットやデメリットもありますので、本記事で詳しく見ていただくことをおすすめします。

また法人でも活用も可能ですので後半でご紹介をしていきます。

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「Amazonアソシエイト」とは?仕組みをご紹介

まずはAmazonアソシエイトプログラムの仕組みから押さえていきましょう。

Amazonアソシエイトとは自身が運営するブログなどに「Amazonの商品を紹介するという広告」を埋め込むことで、アフィリエイト広告として活用できるプログラムになります。

ブログを訪れたユーザーがAmazonの広告をクリックして、その商品を購入した場合にAmazonアソシエイトが貼り付けられたブログの管理者などに報酬が支払われます。

Amazonアソシエイトプログラムでは紹介利率という割合と売り上げた商品の単価を計算して報酬が支払われる仕組みになっています。

そのため、広告経由で高単価商品の購入があった場合については、アフィリエイト広告としてブログに貼った方からすると、多くの報酬を手に入れることができます。

導入までの手続きはネット上でAmazonに申し込みを行うことで可能です。審査は必要となりますが、審査を通過すると自由にAmazonアフィリエイトのリンクをブログに掲載できるようになります。

Amazonアソシエイトのメリット

Amazonのアソシエイトプログラムには報酬がもらえることなどの他に様々なメリットがあります。そのメリットについてご紹介していきます。

アソシエイト掲載者側:会員数が非常に多い

まずはAmazonの会員数は非常に多く、アフィリエイトリンクから購入される可能性が高いことは大きなメリットです。

2020年1月時点のデータになりますが、Amazonのプライム会員として登録しているユーザーだけで500~850万人いるとされていますので、そもそもの分母が非常に多くなります。

またAmazonと楽天のどちらにも登録しているユーザーが、どちらのモールをよく使うかということを調査した結果、約半数がAmazonの活用すると答えたとされるデータも存在します

男女比率としては女性に比べて男性の方がAmazonをよく使うと答えた方が多く、もしAmazonのアフィリエイトプログラムを活用するのであれば、男性が活用する商品などを選んでみるとより効果的だと考えられます。

アソシエイト掲載者側:商品数が非常に多い

Amazonは取扱商品数で見ても世界最大級のECモールですので、商品ラインナップが非常に豊富です。本や日用品だけではなく、B2B向けの商品などを含めて非常に幅広い商品を取り扱っています。

そのためアフィリエイト掲載を検討している方からすると、自身のブログのテーマなどにあった商品を非常に選定しやすく、ブログに来てくださったユーザーなどの目に留まりやすい商品を紹介することが可能になります。

またセラーの立場からしても、様々なブログやサイトがある中で特定のターゲットに刺さるブログに掲載されることで直接的な転換率につながりやすく効果が出やすくなります。

アソシエイト掲載者側:24時間はAmazonにCookieが残る

またAmazonのアソシエプログラムの収入はクッキーが紐付いているため、その場ですぐに購入されなくても問題ありません。

具体的にはAmazon本体に商品ページを訪れた履歴が24時間残りますので、一度自社のブログやサイトからアフィリエイトリンクをクリックをした後で24時間以内に購入があった場合についてはアフィリエイトの収益として行ってきます。

そのためおすすめとしては、最近流行の商品などをアフィリエイトリンクとして貼っておくことです。一度自身のブログやサイトからアフィリエイトリンクをクリックしたユーザーが、他のSNSなどでの宣伝を目にするというケースも十分に考えられます。

アソシエイト掲載者側:リンクの掲載方法が豊富である

またその他のアフィリエイトと異なり様々な形式で自身のブログやサイトにAmazonアソシエイトを埋め込むことができることも大きなメリットになります。

Amazonのアフィリエイトはバナーやウィジェットの種類が非常に豊富であり、自身のブログやサイトのイメージに合わせた形で広告を入れることができます。ページ内にさりげなくアソシエイトバナーを入れておくことで、Amazonページへの流入数も大きく上がりますし、自社サイトの見栄えの関係上からも大きなメリットになります。

セラー側:男性向け商品が売れる可能性が高い

男性向け商品はAmazonアソシエイト・プログラムと相性が良く、売れる可能性が高いため、メリットになります。

もし男性向けの商品を取り扱っている場合にはamazonアフィリエイトプログラムを活用してみるのも販売促進の一つの手かと思います。

セラー側:良いレビュー蓄積につながる可能性が高い

またセラー側からすると「良いレビュー蓄積につながる可能性が高い」ことは大きなメリットでしょう。

例えば「〇〇さんのブログでご紹介されていました!」などのレビューがあった場合、そのブログやサイトの権威性がある程度高い場合については、自社商品としても信頼感をつけることができますので、レビューとしても良い傾向に繋がります。

レビューの数や点数についてはSEOにも直接的に関係してきますので、自社商品の商品ページを育成していくという観点でも必ず良い影響が出てきます。

Amazonアソシエイトのデメリット・注意点

ただ一方でAmazonアソシエイトを活用するデメリットもありますので、ここからご紹介していきます。

アソシエイト掲載者側:紹介料率が他と比較して低い

まずは紹介利率が他と比較して低いことが挙げられます。

特に利率が低いのが本やCDだと言われており、おおよそですが1000円の本を購入された場合でも約30円しかアフィリエイトの収益としては入ってきません。また最低振込額が5000円を下回る場合は、振り込みがされないことも覚えておきましょう。

つまり「件数を稼ぐことが非常に重要である」ということがAmazonのアソシエイトプログラムの特徴です。

アソシエイト掲載者側:審査が厳しい

そして2つ目は審査の厳しさになります。

Amazonアソシエイトプログラムはアフィリエイトの中でも比較的審査が厳しいと言われており、審査に通過した方のみがAmazonアソシエイトプログラムを活用してアフィリエイトを行うことができるようになります。

例えば以下のようなサイトはそもそもAmazonアソシエイトプログラム参加することができません。

■Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が行えない場合

■身元情報が不十分である場合

■リンクを使用するサイト・目的が不明瞭である場合

■サイト内の価格や在庫標記により、閲覧者に誤解を与える可能性がある場合

■法令または他者(社)の権利に対する侵害または違反がある場合

■情報商材コンテンツ、情報商材サイトへ遷移するリンクの掲載がある場合

■露骨な性的描写がある場合

■紹介料の使用目的が寄付・支援である場合

■未成年の方のお申し込み

■その他の理由で、運営規約に違反するまたは参加が不適当であると当社が判断する場合

詳しくはAmazonアソシエイト公式サイトでも「プログラム参加申請をお断りするサイト例」からご確認ください。

セラー側:意図しない掲載もありえる

そしてセラー側からのデメリットとしては、自社が意図しないような掲載がありえることです。

先述しているように基本的には問題のないサイトから掲載されはしますが、アソシエイトの掲載方法などによってはターゲットと異なるユーザーからの購入につながってしまったり、意図していない販促方法でのご紹介になってしまう可能性もあります。

Amazonアソシエイトの法人利用方法について

Amazonのアソシエイト・プログラムは個人だけではなく、法人でも利用することが可能です。そのため法人として自社サイトやブログがある場合については無料で広告掲載として盛り込むことが可能になります。紹介料としては最大で10%になります。

法人であれば自社のウェブサイトを持っていることも多いかと思いますので、無料で集客を行うことが可能になります。

ちなみにですが注意事項として自社のサイトやブログに掲載した広告から、自分自身や法人として購入を行う自己購入は重大な規約違反になりますのでご注意ください

まとめ

本記事では「Amazonアソシエイトプログラム」について解説しました。

記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。

弊社では、Amazonのアフィリエイト活用についてのご相談はもちろんのこと、Amazonに関するほとんどの業務を代行可能ですので一度ぜひご連絡ください。


Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。
楽天では関東地方や中部地方を中心に商材ジャンルを問わず、SOY受賞店舗を含めて約500店舗のコンサルティングを経験。
楽天卒業後、株式会社セールスフォース・ジャパンに入社し、CRMを中心としたBtoCマーケティングご支援の経験。

その後、急成長のECコンサルティングスタートアップ企業の開業2期目に事業責任者として参画。同社にて楽天市場だけではなくAmazonやYahoo!ショッピング、自社ECサイトなど様々な形態・商材ジャンルのEC店舗の立ち上げ〜コンサルティング事業に従事。
現在はECコンサルティング・運営代行事業を中心としたFinner株式会社を設立し、クライアントのECコンサルティングや運営代行を担う。

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