【2026最新】STORESとは?料金・手数料・BASEとの違いや出店方法を解説!

更新日:2026/10/14
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弊社は楽天市場・Amazon・Shopifyなどを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。

今回は日々の業務で培ったノウハウから、STORES(ストアーズ)の特徴と出店方法について徹底的に解説をしていきます。

STORESについて「本当に無料で始められるのか?」「BASEやShopifyとどちらを選ぶべきなのか?」「実際の出店手順はどうなっているのか?」といった悩みを抱えている店舗様も少なくないのではないでしょうか?

STORESは2026年3月に料金プランが大きく変わっており、以前の情報のままでは判断を誤るおそれがあります。本記事では最新の料金体系から出店の手順、開設後に売上を伸ばすポイントまで網羅的にお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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目次

STORES(ストアーズ)とは?2026年最新の基本情報

STORES(ストアーズ)とは、STORES株式会社が提供するネットショップ作成サービスです。専門知識がなくてもテンプレートを選ぶだけでネットショップを開設でき、月額0円のフリープランから始められます。

ネットショップだけでなく、実店舗向けのキャッシュレス決済やPOSレジ、予約システムまで1つのアカウントで利用できる点が大きな特徴です。まずは基本情報から確認していきましょう。

STORESの概要と提供サービス

項目 内容
運営会社 STORES株式会社
サービスの種類 ネットショップ作成サービス(ASPカート型の自社EC)
料金プラン フリープラン(月額0円)
スタンダードプラン(月額3,300円・税込/年間契約)
決済手数料 フリープラン:5.5%〜
スタンダードプラン:3.6%〜
デザインテンプレート 無料48種類
主な関連サービス キャッシュレス決済、POSレジ、予約システム、モバイルオーダー、ブランドアプリなど

※料金・仕様は2026年10月時点のSTORES公式情報をもとにしています。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

STORESは、もともと「誰でもかんたんにネットショップがつくれるサービス」として、個人やクリエイターを中心に利用が広がりました。現在は小売・飲食・サービス業などの中小事業者を幅広く支える「お店のデジタル化プラットフォーム」へと進化しています。

物販だけでなく、電子チケットやデジタルコンテンツの販売、定期便などにも対応しているため、業種を問わず活用しやすいサービスです。

2026年3月のプラン統合で何が変わったのか

STORESは2026年3月24日にプラン体系を刷新しました。これまではネットショップ・POSレジ・予約システムなど、サービスごとに個別の契約が必要でした。現在は、1つのプランで主要サービスをまとめて使える統合型プランに移行しています。

主な変更点は以下のとおりです。

  • サービスごとの個別契約を廃止し、フリープラン・スタンダードプランの2つに統合
  • スタンダードプランでは、ネットショップ・キャッシュレス決済・POSレジ・予約システムなどを追加料金なしで利用可能に
  • 中小事業者限定だったフリープラン・スタンダードプランの加入対象を、すべての企業規模に拡大
  • ネットショップの旧「ベーシックプラン」は新規受付を停止

検索上位の解説記事には、統合前の「ベーシックプラン(月額2,980円)」を前提にした情報が今も多く残っています。これから出店を検討する方は、統合後の料金体系で比較することをおすすめします。

STORESと楽天市場・AmazonなどECモールとの違い

STORESでネットショップを作ることを「出店」と表現することもありますが、楽天市場やAmazonのようなECモールへの出店とは仕組みが大きく異なります。

ECモールは、モール自体に多くの買い物客が集まっており、その中にお店を構える「商店街型」の販売チャネルです。一方STORESは、自社専用のネットショップを持つ「路面店型」の販売チャネルといえます。

比較項目 STORES(自社EC) 楽天市場・Amazon(ECモール)
集客 自社で集める必要がある モール内の検索やセールイベントから集客できる
初期費用・月額費用 0円から始められる 出店料や月額費用がかかる(モールにより異なる)
主な手数料 決済手数料のみ(5.5%〜/3.6%〜) システム利用料・決済手数料・ポイント原資など
デザインの自由度 ブランドの世界観を表現しやすい モールのフォーマットに沿う必要がある
顧客データ 自社で保有・活用しやすい モールのルールの範囲内で活用

つまりSTORESは、コストを抑えて自社の販売拠点を持てる反面、お客様を連れてくる仕組みは自分たちで作る必要があるサービスです。この違いを理解しておくと、後述するプラン選びや集客施策の考え方がぐっとクリアになります。

STORESでの開設、「自社ECとモールのどちらから始めるべきか」で迷っていませんか?

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STORESの料金プランと手数料【2026年最新版】

ここからは、STORESでネットショップを運営する際に必要な費用を具体的に見ていきましょう。費用は大きく「月額料金」「決済手数料」「振込手数料」の3つで構成されています。

フリープランとスタンダードプランの比較

2026年10月時点で、STORESのネットショップには以下の2つのプランが用意されています。

項目 フリープラン スタンダードプラン
月額料金(税込) 0円 3,300円(年間契約)
3,960円(月額契約)
初期費用 0円 0円
決済手数料 5.5%〜 3.6%〜
独自ドメイン × ○
サービスロゴ非表示 × ○
代引き決済 × ○
品番管理・在庫数CSV一括更新 × ○
送り状CSV出力 × ○
POSレジ・キャッシュレス決済・予約システムなどの有料機能 各サービスの無料範囲のみ 追加料金なしで利用可
実店舗用の決済端末 購入が必要 年間契約で1店舗につき1台無料貸出

さらに、月間売上150万円以上の事業者向けには、決済手数料2.9%〜の個別プランも用意されています。すでに一定の売上規模がある事業者様は、公式の相談窓口に問い合わせてみるとよいでしょう。

なお、スタンダードプランは年間契約・月額契約ともに契約期間中に解約しても返金されない点に注意が必要です。解約を申し出た後も契約期間の終了までは利用でき、次回の更新タイミングで停止となります。

決済手段別の決済手数料

STORESの決済手数料は、お客様が選ぶ決済手段によって2段階に分かれています。

決済手段 フリープラン スタンダードプラン
クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込 5.5% 3.6%
PayPal・あと払い(ペイディ)・atone・楽天ペイ・PayPay残高・Amazon Pay・キャリア決済 6.5% 4.6%
代引き 利用不可 利用可

他社の解説記事ではキャリア決済が5.5%(3.6%)側に分類されているケースもありますが、2026年10月時点の公式料金ページでは6.5%(4.6%)側の対象として記載されています。

キャリア決済やPayPayの利用比率が高いショップほど、実際の手数料率は「〜」以降の高い数字に近づきます。若年層向けの商材などを扱う場合は、想定する客層の決済傾向を踏まえて試算しておきましょう。

月商別シミュレーション(損益分岐は月商約17.4万円)

フリープランとスタンダードプランのどちらがお得かは、月商によって変わります。クレジットカード決済のみと仮定し、月額料金+決済手数料の合計で比較すると以下のとおりです。

月商 フリープラン
(手数料5.5%)
スタンダードプラン・年間契約
(3,300円+手数料3.6%)
有利なプラン
5万円 2,750円 5,100円 フリー
10万円 5,500円 6,900円 フリー
20万円 11,000円 10,500円 スタンダード
30万円 16,500円 14,100円 スタンダード
50万円 27,500円 21,300円 スタンダード
100万円 55,000円 39,300円 スタンダード

2つのプランの手数料率の差は1.9%のため、年間契約なら月商約17.4万円(3,300円÷1.9%)、月額契約なら月商約20.8万円(3,960円÷1.9%)が損益分岐点です。6.5%/4.6%が適用される決済手段でも差は同じ1.9%のため、損益分岐点は変わりません。

月商100万円の場合、年間契約のスタンダードプランにするだけで月15,700円、年間で約18.8万円のコスト差が生まれます。まずはフリープランでテスト販売を行い、月商が20万円前後に届いたタイミングでスタンダードプランへ切り替えるのが合理的な進め方です。

振込手数料・入金サイクル・スピードキャッシュ

売上金を受け取る際には、振込手数料として1回275円がかかります。振込金額が1万円未満の場合はさらに事務手数料275円が加算されるため、ある程度売上がまとまってから振込を申請するのがおすすめです。

通常の入金サイクルは月末締め・翌月末振込です。仕入れや広告費の支払いが先に発生するビジネスでは、資金繰りに注意しておきましょう。

急ぎで売上金が必要な場合は「スピードキャッシュ」を利用すると、最短で申請の翌日に振り込まれます。初回は無料で試せますが、2回目以降は通常の決済手数料に加えて、振込手数料275円とスピードキャッシュ手数料(スタンダードプラン1.5%、フリープラン3.5%)がかかります。

STORESで使える主な機能

STORESには、ネットショップの運営に必要な機能がひと通り揃っています。ここでは、売上づくりに直結しやすい機能から順に解説していきます。

集客・販促機能

STORESには、ショップへの集客や購入を後押しする機能が標準で備わっています。

  • Googleで集客:Google Merchant Centerと商品情報を連携し、Googleの無料リスティング枠に商品を掲載できる
  • Instagram販売連携:Instagramの投稿に商品をタグ付けし、投稿から購入ページへ誘導できる
  • メールマガジン・クーポン:購入者への再購入の案内やセールの告知に活用できる
  • 再入荷リクエスト・レビュー:販売機会の損失防止や、購入前の不安解消に役立つ
  • 広告タグの設定:Google広告やMeta広告の計測タグを設置できる

特に「Googleで集客」は、STORESの発表によると、機能経由の月間注文数が前年同月比で約5倍に伸びた実績があります。SNS以外の集客経路として注目されている無料機能のため、開設したら早めに設定しておきましょう。

デザイン機能

STORESでは無料のデザインテンプレートが48種類用意されており、ファッション・フード・雑貨などショップの雰囲気に合わせて選べます。ロゴやカテゴリ、バナーなどのパーツを組み合わせるだけで、プログラミングの知識がなくてもショップを作れます。

さらにこだわりたい場合は、HTML/CSSの編集によるカスタマイズも可能です。「SALE」「NEW」などのバッジを付けられるシール機能や、独自のFAQページを作れる機能もあり、購入率を高める工夫を手軽に取り入れられます。

販売形態の幅広さ

STORESは、一般的な物販以外にもさまざまな販売形態に対応しています。

  • 定期便(サブスクリプション販売)
  • 予約販売・販売期間の設定
  • 電子チケットの発券・販売
  • 動画・音声・PDFなどデジタルコンテンツのダウンロード販売
  • まとめ割引の設定

消耗品であれば定期便でリピート売上を積み上げ、イベント事業者であれば電子チケットを販売するなど、業態に合わせた売り方を1つの管理画面で完結できるのは大きな魅力です。

実店舗との連携

実店舗を運営している場合は、STORESのPOSレジやキャッシュレス決済と組み合わせることで、ネットショップと店舗の商品・在庫・売上のデータを連携できます。店舗で売れた商品の在庫がネットショップにも反映されるため、在庫の二重管理や売り越しを防げます。

スタンダードプラン(年間契約)では、決済端末が1店舗につき1台無料で貸し出される点もポイントです。実店舗とネットショップを並行して運営する店舗様ほど、STORESのコストメリットは大きくなります。

外部システムとの連携

受注件数が増えてきた段階では、外部システムとの連携も重要になります。STORESは、ネクストエンジンやGoQSystemなどの受注管理システム、LOGILESSやオープンロジなどの物流サービス、freee・弥生・マネーフォワードなどの会計ソフトと連携できます。

開設当初は手作業でも回りますが、月間の注文が数百件規模になると、受注処理や出荷作業が大きな負担になります。将来の拡大を見据えて、連携できるシステムを事前に確認しておくと安心です。

STORESのメリット6つ

ここまでの内容を踏まえて、STORESを利用するメリットを6つに整理していきます。

1. 初期費用・月額0円で始められる

フリープランなら初期費用も月額料金もかからず、費用が発生するのは商品が売れたときの決済手数料と振込手数料のみです。売れなければコストがほとんどかからないため、新規事業のテスト販売や副業からのスタートにも適しています。

2. 専門知識がなくても開設できる

テンプレートを選び、ショップ情報と商品を登録するだけでネットショップを公開できます。管理画面はスマートフォンからも操作でき、隙間時間に受注確認や商品登録を進められる点も魅力です。

3. 料金体系がシンプルでわかりやすい

プランはフリーとスタンダードの2択で、「決済手数料+サービス利用料+1件あたりの固定費」のように複数の手数料が重なる構造ではありません。コスト計算がしやすく、利益計画を立てやすいのは事業者にとって大きな安心材料です。

4. 実店舗とネットショップを1契約で管理できる

2026年3月のプラン統合により、スタンダードプラン1つでネットショップ・POSレジ・キャッシュレス決済・予約システムなどをまとめて利用できるようになりました。複数のツールを別々に契約していた店舗様は、コストと管理の手間を同時に削減できます。

5. 物販以外の商材も販売できる

電子チケットやデジタルコンテンツ、定期便など、物販以外の販売形態にも標準で対応しています。スクールやイベント、クリエイターの作品販売など、ECモールでは扱いにくい商材を販売したい方にも向いています。

6. 開設をサポートする仕組みがある

STORESには、お店づくりの設定を任せられる「おまかせスタート」というサポートも用意されています。「自分で設定するのは不安」という方でも、サポートを活用すればスムーズに開設を進められます(対象となる条件や内容は公式サイトでご確認ください)。

STORESのデメリットと注意点6つ

一方で、STORESにはあらかじめ理解しておくべき注意点もあります。開設後に「こんなはずではなかった」とならないよう、事前に確認しておきましょう。

1. 集客は自社で行う必要がある

前述のとおり、STORESはECモールとは異なり、ショップを開設しただけで買い物客が訪れるわけではありません。SNS・Google・既存のお客様など、自社で集客経路を用意する必要がある点は、最も大きな注意点です。

弊社が500店舗以上のEC支援を行ってきた中でも、「ショップは作ったものの、アクセスがほとんどない」というご相談は非常に多く寄せられます。開設前の段階で、どこからお客様を連れてくるのかを決めておくことが重要です。

2. アプリによる拡張性はShopifyに劣る

STORESは必要な機能がひと通り揃っている一方で、Shopifyのように豊富なアプリで機能を追加していく仕組みはありません。高度なCRM施策や複雑な業務フローを組みたい場合は、機能面で物足りなさを感じる可能性があります。

3. フリープランでは独自ドメインが使えない

独自ドメインの利用やSTORESのサービスロゴ非表示は、スタンダードプラン限定の機能です。ブランドとして本格的に運営するなら、スタンダードプランへの切り替えを前提に計画しておきましょう。

4. 入金まで最大2ヶ月近くかかる

月末締め・翌月末振込のため、月初に発生した売上は入金まで約2ヶ月かかります。スピードキャッシュを使えば早く受け取れますが、手数料がかかるため、日常的に利用すると利益を圧迫してしまいます。

5. スタンダードプランは途中解約しても返金されない

年間契約・月額契約ともに、契約期間中の途中解約による返金はありません。特に年間契約は月額料金が割安な分、1年間の利用が前提になるため、売上の見通しを立てたうえで選択しましょう。

6. テンプレートだけではデザインで差をつけにくい

48種類の無料テンプレートは使いやすい反面、多くのショップが同じテンプレートを利用しています。商品写真や説明文、バナーの作り込みで独自性を出す工夫が欠かせません。

STORESとBASE・Shopify・カラーミーショップの比較

ネットショップ作成サービスを選ぶ際は、STORESとよく比較されるBASE・Shopify・カラーミーショップとの違いも押さえておきましょう。主要な項目を一覧で比較すると以下のとおりです。

項目 STORES BASE Shopify カラーミーショップ
無料プラン あり(フリー) あり(スタンダード) なし あり(フリー)
有料プランの月額(税込) 3,300円(年間契約) 16,580円(グロース・年間契約) 3,650円〜(Basic・年払い) 4,950円〜(レギュラー)
クレジットカード決済の手数料 フリー:5.5%
スタンダード:3.6%
スタンダード:3.6%+40円+サービス利用料3%
グロース:2.9%
3.55%〜(Basic・Shopifyペイメント利用時) 3.4%〜(レギュラー)
機能の拡張性 標準機能が中心 拡張機能「BASE Apps」で追加 アプリが非常に豊富 アプリは限定的
向いている事業者 実店舗と併用したい・固定費を抑えたい 売れるまで固定費をかけたくない・拡張機能を使いたい 事業拡大や越境ECを見据えるブランド 国内向けに手厚いサポートを受けたい

※2026年10月時点の各社公式情報をもとに作成しています。料金は変更される可能性があるため、契約前に各公式サイトでご確認ください。

以下では、それぞれのサービスとの違いを詳しく解説していきます。

※関連記事:【出店者必見】ECカート15選をご紹介!概要や選び方のポイントも併せて徹底解説

BASEとの違い

BASEは、STORESと同じく無料で始められるネットショップ作成サービスです。BASEのスタンダードプランは月額0円ですが、決済手数料3.6%+40円に加えてサービス利用料3%がかかるため、実質的な手数料は売上の6.6%+1件40円になります。

無料プラン同士で比べると、手数料5.5%〜のSTORESのほうが有利です。月商が伸びた段階で比較しても、STORESのスタンダードプランは月額3,300円(年間契約)と、BASEのグロースプラン(月額16,580円・年間契約)より固定費を大きく抑えられます。

一方でBASEは「BASE Apps」と呼ばれる拡張機能が豊富で、必要な機能を後から追加しやすい点が強みです。手数料と固定費を抑えたいならSTORES、拡張機能の豊富さを重視するならBASEという選び方が基本になります。

※関連記事:【2026最新】ShopifyとBASEの違いを徹底比較!料金・機能・選び方のポイントを解説

Shopifyとの違い

Shopifyは世界175か国以上で利用されているECプラットフォームで、アプリによる拡張性やデザインの自由度、越境ECへの対応力に優れています。Basicプランの月額は3,650円(年払い)とSTORESのスタンダードプランに近い水準ですが、無料プランはありません。

国内向けにシンプルに販売するならSTORESで十分なケースが多い一方、CRM施策の高度化や海外販売を見据えるならShopifyが有力な選択肢になります。

※関連記事:【2026最新】Shopifyの始め方ガイド!開設手順から初期設定・料金プランまで徹底解説

カラーミーショップとの違い

カラーミーショップは、GMOペパボ株式会社が提供する国産の老舗ネットショップ作成サービスです。電話やメールでのサポート、セミナーなどの学習コンテンツが充実しており、国内向けの決済手段も導入しやすいのが特徴です。

ただし、有料プランでは初期費用(3,300円〜)がかかるほか、月額料金もSTORESより高めに設定されています。コストを抑えたいならSTORES、手厚いサポートとHTML/CSSでのカスタマイズ性を重視するならカラーミーショップと考えるとよいでしょう。

STORESの出店方法【7ステップ】

ここからは、実際にSTORESでネットショップを開設する手順を解説していきます。アカウントの作成自体は数分で完了しますが、本記事ではお客様が安心して購入できる状態で公開するまでを7つのステップに分けてお伝えします。

事前に以下を準備しておくと、スムーズに進められます。

  • 登録用のメールアドレス
  • ショップ名・ロゴ画像
  • 販売する商品の写真・説明文・価格・在庫数
  • 売上金の振込先口座の情報
  • 特定商取引法に基づく表記に記載する事業者情報(氏名または法人名・所在地・連絡先など)

1. 公式サイトでアカウントを作成する

STORESの公式サイトにアクセスし、「無料でアカウント作成」をクリックします。メールアドレスとパスワードを入力し、利用規約に同意したうえで認証メールを送信しましょう。

2. メール認証を完了する

登録したメールアドレスに届いた6桁の認証コードを、画面の入力欄に入力します。認証が完了すると、ショップの準備を進める画面に切り替わります。

3. ショップ情報を入力する

利用するサービスとして「ネットショップ」を選び、ショップ名・業種・営業状況・運用開始時期などの店舗情報を入力します。ショップ名は、ブランド名やSNSのアカウント名と統一しておくと、お客様に覚えてもらいやすくなります。

4. 料金プランを選ぶ

開設時点の売上見込みに合わせてプランを選びます。前述のとおり、当面の月商見込みが20万円未満であればフリープラン、最初から一定の売上が見込める場合や、独自ドメイン・代引きを使いたい場合はスタンダードプランを選びましょう。

実店舗があり、POSレジやキャッシュレス決済もあわせて導入したい場合は、最初からスタンダードプランを検討する価値があります。

5. デザインテンプレートを設定する

48種類のテンプレートから、商品やブランドの雰囲気に合うものを選びます。ロゴ、メインビジュアル、カテゴリ、ショップ紹介文などを設定し、トップページの印象を整えていきましょう。

テンプレート選びで迷った場合は、商品写真が大きく見えるシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。ネットショップでは商品写真が購入判断の大部分を担うため、装飾よりも商品の見せ方を優先しましょう。

6. 商品を登録する

商品名・価格・商品画像・商品説明・在庫数・配送方法などを登録します。色やサイズなどのバリエーションがある商品は、種類ごとに在庫を設定しておきましょう。

商品説明文は、スペックを並べるだけでなく「誰が・どんな場面で使うと、どう嬉しいのか」が伝わる内容にすることが大切です。サイズ感や素材感、届いた後の使用イメージが湧く写真を複数枚掲載すると、購入率の向上につながります。

7. 決済・配送・特定商取引法の表記を設定して公開する

最後に、販売に必要な各種設定を行います。公開前に、以下の項目を確認しておきましょう。

  • 利用する決済方法の設定
  • 売上金の振込先口座の登録
  • 送料・配送方法・発送までの目安日数の設定
  • 特定商取引法に基づく表記(事業者名・所在地・連絡先・返品条件など)
  • プライバシーポリシーの内容確認

特に特定商取引法に基づく表記は、ネットショップを運営するうえで法律上必要な表示です。記載漏れがあるとお客様の不信感にもつながるため、丁寧に整えておきましょう。

設定が完了したら、スマートフォンとパソコンの両方で表示を確認し、商品ページから購入画面までの流れに問題がないかをチェックしてから公開します。

STORES開設後に売上を伸ばすための4つのポイント

STORESはショップを開設するまでのハードルが低い分、開設後の運営で差がつくサービスです。ここでは、弊社が日々のEC支援で重視しているポイントをもとに、開設後に取り組むべき施策を解説していきます。

1. 商品ページの写真と説明文を作り込む

集客施策に力を入れる前に、まずは商品ページを整えることが先決です。せっかくお客様が訪れても、商品の魅力が伝わらなければ購入にはつながりません。

弊社がご支援する店舗様でも、商品ページを「スペックを並べる形」から「利用シーンを伝える形」に変えるだけで、購入率が大きく改善するケースは少なくありません。1枚目の写真で商品の魅力が伝わるか、説明文で購入前の不安を解消できているかを見直してみましょう。

2. Instagram・Googleからの導線をつくる

STORESで最初に整えたい集客経路は、InstagramとGoogleです。Instagram販売連携を設定すれば投稿から直接商品ページへ誘導でき、「Googleで集客」を設定すればGoogle上での露出を無料で増やせます。

Instagramでは、商品紹介だけでなく制作の裏側やブランドの想いなどを発信してファンを増やすと、ネットショップへの安定した流入につながります。

3. メルマガ・クーポンでリピーターを育てる

自社ECの売上を安定させるには、新規顧客の獲得だけでなく一度購入したお客様に再び買ってもらう仕組みが欠かせません。STORESのメールマガジンやクーポン機能を使い、購入後のフォローや新商品・再入荷の案内を定期的に届けていきましょう。

弊社がご支援したアクセサリーブランド様では、Instagram経由で販売していたものの、顧客管理やリピート促進の仕組みがなく売上が伸び悩んでいました。そこで購入後のフォローメールの設計とLINE公式アカウントの活用を進めた結果、メール経由のリピート売上が全体の22%を占めるまでに成長しました(※社名非公開)。

※関連記事:Shopifyのメルマガアプリ「Klaviyo」とは?主な機能やメリットから導入時の注意点まで徹底解説!

4. 売上が伸びたらShopify移行やECモール併用を検討する

STORESで売上が伸びてくると、より高度なCRM施策やデザインの作り込み、モールでの新規顧客獲得などが必要になる場面も出てきます。そのタイミングで検討したいのが、Shopifyへの移行やECモールとの併用です。

先ほどのアクセサリーブランド様では、BASEからShopifyへ移行し、メール配信ツールやLINEとの連携を整えたことで、移行後3ヶ月で月商300万円(従来の約2倍)を達成されました。また、EC経験がゼロだったキッチン用品メーカー様では、市場調査をもとに楽天市場とAmazonへ同時出店し、出店1年目で2モール合計月商800万円を達成されています(いずれも※社名非公開)。

弊社では、Shopifyでの自社ECサイト制作からブランディング、メルマガ・LINE戦略の立案まで一気通貫でご支援した実績もございます。

⇒ Shopifyで自社ECを刷新しINOVE STYLEの制作・販促を支援|ライフスタイル雑貨

荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
STORESのように無料で始められるカートは、開設のハードルが低い分「ショップを作れば売れる」と考えてしまいがちです。しかし実際には、開設初月の売上はショップの完成度よりも「誰に、どこから来てもらうか」でほぼ決まります。弊社では開設前に、既存のお客様・SNSのフォロワー・Google検索のどれを最初の集客源にするかを1つに決め、その層に響く売れ筋3〜5商品のページから作り込むことをおすすめしています。

STORESが向いている店舗様・向いていない店舗様

ここまでの内容を踏まえて、STORESが向いているケースと、ほかの選択肢を検討したほうがよいケースを整理していきます。

STORESが向いている店舗様

  • 初期費用や固定費をかけずにネットショップを始めたい方
  • 実店舗を運営しており、POSレジや決済とネットショップをまとめて管理したい方
  • Instagramのフォロワーや既存のお客様など、すでに集客の土台がある方
  • 電子チケットやデジタルコンテンツなど、物販以外も販売したい方
  • 当面は月商数十万〜100万円程度を目標にしている方

STORESが向いていない店舗様

  • 集客の土台がなく、モール内の検索流入から新規顧客を獲得したい方
  • アプリを組み合わせて高度なCRM施策や業務の自動化を行いたい方
  • 海外販売(越境EC)を本格的に計画している方
  • デザインや機能を細部まで自由にカスタマイズしたい方

集客の土台がない段階では、まず楽天市場やAmazonなどのECモールで新規顧客との接点をつくり、STORESなどの自社ECをリピーター向けの拠点として育てる「モールと自社ECの役割分担」も有効な選択肢です。

荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
自社ECかモールかで迷われた際に、弊社が最初に確認するのは「すでに指名で買ってくれるお客様がいるかどうか」です。実店舗の常連様やSNSのファンがいるならSTORESのような自社ECで利益率高く販売でき、ゼロから新規客を探す段階ならモールの集客力を借りたほうが立ち上がりは早くなります。どちらか一方に絞るのではなく、モールで出会ったお客様を自社ECでリピーターに育てる設計まで描けると、売上と利益の両方を伸ばしやすくなります。

STORESに関するよくある質問

Q. STORESは本当に無料で使えますか?

フリープランであれば、初期費用・月額料金は無料です。ただし、商品が売れた際の決済手数料(5.5%〜)と、売上金を振り込む際の振込手数料(275円)がかかります。

Q. フリープランから始めて、後からスタンダードプランに変更できますか?

STORES公式も、月額料金を抑えて始めたい段階ではフリープラン、決済手数料率を抑えて売上を伸ばしたい段階ではスタンダードプランという選び方を案内しています。売上の成長に合わせてプランを見直していきましょう。具体的な切り替え手順や反映のタイミングは、公式ヘルプでご確認ください。

Q. STORESで独自ドメインは使えますか?

スタンダードプランで利用できます。フリープランでは利用できません。なお、ドメインの取得費用は別途必要です。

Q. STORESとBASEはどちらがおすすめですか?

手数料と固定費を抑えたい場合や、実店舗と併用したい場合はSTORESがおすすめです。拡張機能を後から追加しながら運営したい場合は、BASEも選択肢になります。

Q. 法人でも利用できますか?

利用できます。2026年3月のプラン統合により、フリープラン・スタンダードプランの加入対象は、すべての企業規模の事業者に拡大されています。

Q. 売上金はいつ入金されますか?

通常は月末締め・翌月末振込です。スピードキャッシュを利用すると、手数料はかかりますが最短で申請の翌日に受け取れます。

まとめ

本記事では、STORES(ストアーズ)の特徴や2026年最新の料金プラン、出店方法、開設後に売上を伸ばすポイントについて解説してきました。最後に重要なポイントを振り返ります。

  • STORESは、フリープラン(月額0円・決済手数料5.5%〜)から始められるネットショップ作成サービス
  • 2026年3月のプラン統合で、スタンダードプラン(月額3,300円・年間契約)1つでネットショップ・POSレジ・決済・予約などを利用可能に
  • フリープランとスタンダードプランの損益分岐は月商約17.4万円(年間契約の場合)
  • 出店は7ステップで完了するが、特定商取引法の表記など公開前の設定確認が重要
  • 開設後は、商品ページの作り込み・Instagram/Googleからの導線・リピーター施策が売上を左右する

STORESは、低コストで自社の販売拠点を持てる心強いサービスです。一方で、売上を伸ばしていくには集客やリピート施策を自社で設計していく必要があります。自社のフェーズや目指す売上規模に合わせて、STORES・Shopify・ECモールを使い分けることが成功への近道です。

Finner株式会社では、自社ECの立ち上げからShopifyへの移行、楽天市場・AmazonなどのECモール出店まで幅広くご支援しています。「どの販路から始めるべきか」「開設後に売上が伸びない」といったお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。本記事がSTORESでの出店を検討する際の参考になりましたら幸いです。

STORESでのネットショップ運営、こんなお悩みありませんか?

STORESでショップを開設したものの、注文がほとんど入らない
商品登録や商品ページの作り込みに手が回らず、開設準備が止まっている
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Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学商学部卒業。楽天グループ株式会社、株式会社セールスフォース・ジャパン、ECコンサルティング会社を経て現職。

楽天ではSOY受賞店舗を含む500店舗以上のEC事業者を担当し、売上拡大を支援。カテゴリー内で3度の表彰に加え、楽天賞も受賞。

その後、開業2期目のECコンサルスタートアップに参画し、責任者としてすべてのECモール・自社ECを横断した戦略設計から運用まで一気通貫の支援を推進。

これらの経験を経てFinner株式会社を設立。EC運営の実務とCRMの知見をかけ合わせた「商品・顧客起点のマーケティング設計」が強み。

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