【2026最新】TikTok Shopの開設方法!個人・法人別の必要書類と審査通過のコツを解説

更新日:2026/09/16
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弊社は楽天市場・Amazon・Qoo10などのECモールを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。

今回は日々の業務で培ったノウハウから、TikTok Shop開設方法・初期設定について徹底的に解説をしていきます。

TikTok Shopについて「開設の流れがよくわからない」「書類の準備に不安がある」「初期設定で何を優先すればいいのか」といった悩みを抱えている店舗様も少なくないのではないでしょうか?

Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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TikTok Shopとは?日本でのサービス概要と注目される理由

TikTok Shopとは、TikTokアプリ内で商品の閲覧から購入までが完結するEC機能です。2025年6月30日に日本国内で正式に提供が開始され、月間アクティブユーザーが4,000万人超ともいわれるTikTokのプラットフォーム上で、新たな販売チャネルとして注目を集めています。花王グループの一部ブランドをはじめ、すでに大手企業の参入も始まっており、EC事業者にとって見逃せないモールのひとつになりつつあります。

TikTok Shopの仕組み(動画・ライブから購入までの導線)

TikTok Shopでは、ユーザーが動画やライブ配信を視聴しながら、その場で商品をカートに入れて購入できます。販売面は大きく分けて「動画ショッピング(動画に商品リンクを設置)」「ライブショッピング(配信中に商品をピン留め)」「ショップタブ(アカウントページの商品棚)」の3つです。テキスト中心の検索型モールとは異なり、ユーザーが購入意図を持たずに動画を見ているうちに商品と出会い、そのまま購入まで進める「発見型」の購買体験が最大の特徴といえます。詳しい設定フローはTikTok for Business公式のSeller Centerを使用したTikTok Shopの設定ガイドでも案内されています。

TikTok ShopのLIVE Shopping・Shoppable Videos・Product Showcaseという3つの機能の使い分けについては、以下の記事でも詳しく解説していますのであわせてご参照ください。

※関連記事:【最新ECモール】TikTokのEC機能「TikTok Shop」とは?概要から期待できる効果まで徹底解説

楽天市場・Amazonなど既存モールとの違い

楽天市場やAmazonは「〇〇を買いたい」というニーズが固まったユーザーが検索から流入する「検索型」のモールです。一方でTikTok Shopは、ユーザーが目的を持たずに動画を眺めているうちに商品を発見する「発見型」のモールという点で、集客の性質が根本的に異なります。そのため、既存モールで効果のあった商品ページや広告の考え方をそのまま持ち込んでも成果につながりにくく、TikTok Shop特有の見せ方が求められます。

とはいえ、TikTok Shopは既存モールを置き換えるものではなく、あくまで販路のひとつとして組み合わせる位置づけで考えるのが現実的です。ECモールごとの特徴や選び方については、以下の記事で詳しくまとめています。

※関連記事:【2026年最新】ECモールとは?種類・主要モール徹底比較と出店の選び方を解説!

TikTok Shop開設に必要な条件と書類【個人事業主・法人別】

TikTok Shopは法人だけでなく個人事業主でも出店が可能な点が特徴です。まずは開設前に押さえておくべき基本条件と、必要書類を整理していきましょう。

出店に必要な基本条件(フォロワー数・年齢・銀行口座 等)

TikTok Shopの開設には、有効な電話番号・メールアドレスに加えて、一定数以上のフォロワーを持つTikTokアカウントが求められます。また出店申請者は満18歳以上であることが条件となっており、TikTokのガイドラインに準拠した運営を行うアカウントであることも前提です。日本国内で事業を行う場合は、売上金の振込先・返送先として日本国内の住所および金融機関口座を保有している必要があります。

個人事業主が用意する書類

個人事業主としてTikTok Shopに出店する場合は、運転免許証や在留カードなど、写真・氏名・生年月日・有効期限・署名が確認できる本人確認書類の提出が必要です。あわせて、日本国民である、または政府発行の有効な身分証明書を持つ日本の居住者であることも条件に含まれます。

法人が用意する書類

法人として出店する場合は、登記簿謄本や法人番号などの事業者証明書類に加え、代表者や取締役など重要な支配権を持つ個人の身分証明書、事業許可証や会社設立登記証明書の準備が必要です。取り扱う商品ジャンルによっては、これら以外にも追加で書類の提出を求められるケースがあるため、事前確認が欠かせません。

事業形態 主な必要書類
個人事業主 運転免許証または在留カード等の本人確認書類(表面・裏面)
法人 登記簿謄本・法人番号/代表者等の身分証明書/事業許可証・営業許可書/会社設立登記証明書

取扱商品によって追加申請が必要なケース(食品カテゴリ等)

「食品・ドリンク」ジャンルの商品を取り扱う場合は、通常の出店書類に加えて早めのカテゴリ申請が必要です。販売許可証や商品ラベルの画像などの提出が求められるほか、生鮮食品・冷凍食品を扱う場合は、適正な温度管理のもとで配送できるかを判断するための梱包画像や発送伝票の画像の提出も別途必要になります。取扱商品が該当する場合は、通常の書類準備よりも早めに動き出すことをおすすめします。

荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
TikTok Shopの審査で意外と多いのが、書類そのものの不備ではなく「代表者名の表記ゆれ」や「登記簿謄本の発行から時間が経ちすぎている」といった細かな見落としです。弊社が新規出店を支援する際は、申請前に発行日・氏名表記・住所表記を一つひとつ照合するチェックリストを必ず作成しています。この一手間だけで審査の差し戻しリスクは大きく下がりますので、書類提出前にぜひ意識してみてください。

TikTok Shopの出店手続き、書類準備から審査対応まで自社だけで進められていますか?

弊社ではEC事業者の新規モール出店を伴走支援しており、複数モールへの同時出店支援では、EC経験ゼロの状態から出店1年目で2モール合計月商800万円を達成した実績もございます(※社名非公開)。新規モール参入時の書類準備から審査対応、開設後の運用設計までまとめてご相談いただけます。

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TikTok Shop開設方法の流れ【4ステップで解説】

TikTok Shop開設方法は、大きく4つのステップに分かれます。全体の流れを事前に把握しておくことで、申請時のミスや手戻りを防ぐことができます。それぞれ順番に見ていきましょう。

TikTok Shop開設方法の流れを示す4ステップ図解

ステップ1:Seller Centerアカウントを作成する

まずはTikTok Shop Seller Centerの公式登録ページからアカウントを作成します。電話番号またはメールアドレスで新規登録が可能で、すでにTikTok for Businessのアカウントを持っている場合はそちらを利用することもできます。同一の電話番号・メールアドレスで複数のSeller Centerアカウントを重複登録することはできない点に注意しましょう。

ステップ2:開設申請フォームに入力する

Seller Centerへのログイン後、日本を対象国として選択し、開設申請フォームへの入力に進みます。ここでは商品の発送元住所・返品先住所、事業形態(法人/個人事業主)の選択、法人の場合は法人名や識別番号などの情報入力が必要です。必要書類をあわせて提出すると、申請は審査待ちの状態になります。

ステップ3:審査を待つ(審査期間の目安)

審査期間の目安は通常1〜3営業日程度ですが、書類に不備がある場合や追加確認が必要な場合はさらに日数がかかることがあります。審査を通過しなかった場合は、再提出のアドバイスが記載された通知が届きますので、該当箇所を確認のうえ修正して再申請しましょう。

ステップ4:よくある審査落ちの原因と対策

TikTok Shopの開設審査でよくある差し戻し・却下の原因として、以下のようなパターンが挙げられます。

  • 出品予定の商品がNGカテゴリ(医薬品・アルコール・偽ブランド品等)に該当していた
  • VPN接続や海外IPアドレスなど、不適切なアクセス環境から申請してしまった
  • 同一の連絡先で重複してアカウントを作成してしまった
  • 提出書類の画像が不鮮明、または登記簿謄本の発行から時間が経ちすぎている
  • 代表者氏名の表記が書類間で一致していない(表記ゆれ)

これらのトラブルを避けるためには、申請前にTikTok Shopのガイドラインと自社の取扱商品を照らし合わせて確認しておくことが大切です。運営開始後もガイドライン違反は商品削除やアカウント停止のペナルティにつながるため、開設時だけでなく継続的な遵守意識が求められます。

開設完了後にやるべき初期設定【優先順位付き】

開設審査に通過したら、いよいよ初期設定です。ここを丁寧に進めるかどうかで、その後の運用のスムーズさが大きく変わります。優先順位を意識しながら順番に設定していきましょう。

Seller Centerへの初回ログインとアカウント有効化

開設審査をクリアすると承認通知が届きます。通知の内容を確認したうえでSeller Centerにアクセスし、初回ログインを行うことでアカウントが有効化されます。

銀行口座・振込先情報の登録

売上金の振込先として、銀行口座情報の登録が必要です。Seller Center内の「銀行口座の連携」からアカウントの連携へ進み、口座名義・金融機関名・口座番号・連絡先メールアドレス・住所を入力します。個人事業主は口座名義を登録名と一致させ、法人は正式な会社名と一致させる必要があるため、事前に確認しておきましょう。この設定が完了すると、商品の出品が可能になります。

ショップ名・プロフィール画像・説明文の設定

ショップ名・プロフィール画像・カバー画像・ショップ説明文は、ブランドの第一印象を左右する重要な要素です。TikTok Shopは視覚的な訴求力が特に重要なプラットフォームであるため、早い段階で魅力的なビジュアル設定を済ませておくことをおすすめします。

商品登録時に注意すべきポイント

ショップ情報の設定が完了すると、商品を登録できるようになります。商品登録では、魅力的な商品画像の撮影・編集、分かりやすい商品説明文、適切な価格設定、カテゴリーの正確な選択がポイントです。TikTokは動画プラットフォームであるため、使用シーンや商品の特徴が伝わる複数アングルの画像を用意しておくと、後の動画・ライブ配信でも活用しやすくなります。

TikTok Shop運営でつまずきやすい注意点

開設・初期設定が完了したら、いよいよ運営フェーズです。TikTok Shopの運営では、ガイドライン違反によるアカウント停止と、顧客対応の不備による評価悪化が主なリスクとして挙げられます。事前に注意点を把握しておくことで、安全で継続的な運営につなげましょう。

ガイドライン違反によるアカウント停止を避けるポイント

TikTok Shopは知的財産権の保護を重視しており、違反防止のための監視体制も強化されています。開設審査時はもちろん、運営を始めてからもTikTokが定めるガイドラインの遵守が不可欠です。違反が発覚すると、商品削除やアカウント停止といったペナルティを受ける可能性があるため、定期的にガイドラインの更新内容を確認しておくことをおすすめします。

顧客対応・返品トラブルへの備え

TikTok Shopでの顧客トラブルは、商品の不備・配送遅延・返品や返金対応が主な要因です。トラブル発生時は早めの初回対応と誠実な説明、具体的な解決策の提示が評価悪化を防ぐポイントになります。返品・返金についてもTikTok Shopの規定に沿って迅速に処理する体制を、開設段階からあらかじめ整えておきましょう。

TikTok ShopをはじめとしたSNS発の販売チャネルは、単体で運用するよりもSNSマーケティング全体の戦略の中に位置づけたほうが成果につながりやすい傾向があります。SNSとECの連動戦略については、以下の記事もあわせてご参照ください。

※関連記事:【2026最新】SNSマーケティング × EC 完全ガイド!売上につながる7つの運用戦略を解説

荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
新しいモールに参入する際、多くの店舗様が「開設すること」自体をゴールにしてしまいがちですが、実際に成果につながるかどうかは開設後の運用体制で決まります。弊社が新規モール出店をご支援する際は、開設と同時に運用の役割分担・投稿や配信のカレンダー・追うべきKPIまであわせて設計することを必ずおすすめしています。開設をスタート地点として、その先の運用設計まで見据えて動き出すことが成功の分かれ目です。

まとめ

本記事では、TikTok Shop開設方法から必要書類、初期設定、運営時の注意点まで解説してきました。最後にポイントを整理します。

  • TikTok Shopは2025年6月30日に日本でサービスを開始した「発見型」のEC機能で、既存モールとは集客の性質が異なる
  • 個人事業主・法人ともに出店可能だが、必要書類や条件が異なるため事前準備が重要
  • 開設は「アカウント作成→申請フォーム入力→審査→よくある審査落ちの回避」の4ステップで整理できる
  • 初期設定は銀行口座登録・ショップ情報・商品登録の順に優先順位をつけて進めるとスムーズ
  • 開設後はガイドライン遵守と顧客対応の体制づくりが、長期的な運営の安定につながる

TikTok Shopは新しいモールであるがゆえに、開設方法や初期設定の情報がまだ少なく、手探りで進めている店舗様も多いのではないでしょうか。本記事を参考に、つまずきやすいポイントを回避しながら、着実に開設・運用を進めていただけますと幸いです。

TikTok Shopの開設・運用、こんなお悩みありませんか?

必要書類を揃えたつもりが、審査でつまずいてしまっている
Seller Centerの初期設定、何から手をつければいいかわからない
商品登録やショップ設定に追われ、他モールの運用まで手が回らない
出店できたものの、その後の運用体制やPDCAの設計まで手が回っていない

Finnerの支援実績

国内メーカー様の楽天市場・Amazon2モール同時新規出店をご支援した事例では、EC販売の経験がゼロの状態から出店1年目で2モール合計月商800万円を達成しました(※社名非公開)。TikTok Shopのような新しいモールへの参入でも、書類準備から運用設計まで一気通貫でサポートいたします。

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Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学商学部卒業。楽天グループ株式会社、株式会社セールスフォース・ジャパン、ECコンサルティング会社を経て現職。

楽天ではSOY受賞店舗を含む500店舗以上のEC事業者を担当し、売上拡大を支援。カテゴリー内で3度の表彰に加え、楽天賞も受賞。

その後、開業2期目のECコンサルスタートアップに参画し、責任者としてすべてのECモール・自社ECを横断した戦略設計から運用まで一気通貫の支援を推進。

これらの経験を経てFinner株式会社を設立。EC運営の実務とCRMの知見をかけ合わせた「商品・顧客起点のマーケティング設計」が強み。

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