楽天市場のRPP広告の除外商品設定とは？概要や商品の選定方法まで徹底解説！

弊社は楽天市場などのECモールを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。

今回は日々の業務で培ったノウハウから、本記事では楽天市場のRPP広告の除外商品設定について徹底的に解説をしていきます。

楽天市場の集客施策の中でも、売上拡大に直結しやすいのが「RPP広告」です。しかし、運用していく中で「本来売りたい商品に予算が使われず、低単価の商品や利益率の低い商品ばかりがクリックされてしまう」という悩みを抱える店舗も少なくありません。

そんな時に活用したいのが今回ご紹介していく「除外商品設定」です。
適切に除外設定を行うことで、無駄な広告費を抑え、効果的に売上を伸ばすことができます。

本記事では、除外商品設定の基本と商品の選定ポイントから設定方法までをわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください！

また、Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、楽天市場の外部コンサルティングとしてEC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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楽天市場のRPP広告の除外商品設定とは

RPP広告（楽天プロモーションプラットフォーム広告）は、キャンペーンを登録すると基本的に店舗内の全商品が広告配信の対象となります。しかし、全ての商品に広告費をかけることが最適とは限りません。

売上に貢献していない商品や、クリックはされるものの利益が出にくい商品にまで広告費が割かれてしまうと、結果的に無駄なコストが発生してしまいます。
こうした課題を解決するのが「除外商品設定」です。

除外商品設定を活用することで、広告配信対象から戦略的に外したい商品を事前に選別することが可能になり、無駄な広告費を抑えながら、本当に売りたい商品の露出を優先的に高めることができます。

費用対効果を最大化し、利益につながる広告運用を実現するためには、この除外設定の活用が非常に重要なポイントになります。

除外商品を選定方法

RPP広告の成果を最大化するためには、「どの商品に広告費を使うか」と同じくらい「どの商品を除外するか」が重要なポイントです。
ここからは除外商品の選定方法として以下の２点を解説して行きます。

除外商品①：パフォーマンスデータから効果の低い商品

ROAS（広告費用対効果）の低い商品や、利益率の低い商品が除外対象の重要な判断基準です。

これらの商品は、クリックはされていても売上に結びついていない、もしくは利益が出にくい傾向があります。以前のパフォーマンスレポートでは、転換率やクリック率の高い商品データは上位10商品までしか確認できませんでしたが、現在は全商品のデータがダウンロード可能になり、詳細な分析がしやすくなっています。

そのためパフォーマンスレポートを活用して、ROASの低い商品や利益率の低い商品を把握し、除外リストに適切に登録することで、注力商品の広告配信に予算をしっかり集中させることができます。

除外商品②：キャンペーン目的に沿って除外商品を選ぶ

キャンペーンごとの配信目的を明確にすることも重要です。

例えば、特定のカテゴリーや季節商材を集中的に販促したい場合は、その目的に合わない他のカテゴリー商品を除外するのが効果的です。無関係な商品が広告に表示されると、広告費が分散し、注力商品の露出が弱くなってしまいます。

このように目的に合った商品に広告費を集中させることで、効率的に成果を上げることが可能になるのです。

楽天市場のRPP広告の除外商品設定方法

ここでは、楽天市場のRPP広告における具体的な除外商品の設定手順をご紹介します。事前に操作の流れを理解しておくことで、スムーズに進めることができますのでぜひ参考にしていただけますと幸いです。

実際の手順

まず、楽天市場の管理画面（RMS）にログインします。

トップページを開くことができましたら、次に左側のメニューから
「広告・アフィリエイト・楽天大学」→「1 広告（プロモーションメニュー）」
を選択し、「検索連動型広告（RPP）」 をクリックします。

すると、RPP広告の管理画面に遷移します。

RPP広告の管理画面に入ったら、上部メニューの「除外商品」タブをクリックします。
ここから、商品を除外するための設定が進められます。

また除外商品は、次の2つの方法で登録可能です。

【一括除外設定】

1. 「新規登録」をクリック
2. 除外したい商品の商品管理番号を入力（1回で最大5件まで登録可能）
3. 「確認する」をクリックして設定完了

※少数の商品を除外したい場合に便利な方法です。

【個別除外設定】

1. 「一括アップロード」をクリック
2. サンプルフォーマット（CSV）をダウンロード
3. 除外したい商品管理番号をフォーマットに記入し、アップロードすることで一括登録が可能

※多くの商品をまとめて除外したい場合に適した方法です。

反映タイミングに注意

除外商品の設定内容は、通常3時間以内に反映されますが、最大で24時間ほどかかる場合もあります。
特に楽天スーパーSALEやイベント時に合わせて設定を行いたい場合は、事前に余裕を持って作業を進めることが重要です。

除外商品の設定は一度覚えてしまえば簡単ですが、タイミングを間違えると意図しない商品に広告費がかかってしまうこともあります。そのため定期的にパフォーマンスデータを見直しながら、効果的に運用していきましょう。

まとめ

本記事では楽天市場のRPP広告の除外商品設定について徹底的に解説をしてきました。

楽天市場のRPP広告は、効率的に集客・売上アップを目指せる便利な広告ですが、無駄な広告費を削減し、注力商品の露出を最大化するためには「除外商品設定」が非常に重要です。

本記事でご紹介差し上げた内容以外に関しましても無料にて相談会を実施させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

最後まで閲覧いただきありがとうございました。