今回はQoo10の成果報酬型広告「スマートセールス」についてご紹介いたします。
Qoo10で売上を伸ばしたいけれど、「広告費が先行して赤字になりそうで怖い」「入札式広告は運用が難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか?
そんな出店者の不安を解消する、新しい広告メニューが今回ご紹介する「スマートセールス」です。
本記事ではスマートセールスの基本的な仕組みから活用のポイントまで詳しく解説していきます。
ぜひ最後までご覧になってくだされば幸いです。
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まずはQoo10広告の種類と特徴につい解説して行きます。
Qoo10には多様な広告手段が用意されており、目的やターゲットに応じて柔軟に使い分けることが可能です。大きく分けて、以下の4つのタイプに分類されます。
検索連動型広告はQoo10の検索結果に連動して表示される広告で、購入意欲の高いユーザーに商品を直接訴求できるのが特徴です。ユーザーが入力したキーワードと広告設定が一致した場合、検索結果ページ上部などの目立つ位置に表示されます。
主な広告形式:検索広告(キーワード入札型)・プラス展示広告(キーワード別)・スマートセールス(成果報酬型)
本記事で解説していくスマートセールスはこの種類に当てはまります。
検索系広告のそれぞれの違いを把握して使い分けることが重要となって行きます。
掲載型広告はQoo10のさまざまなページに表示される掲載型広告で、認知拡大やイベント連動プロモーションに強みがあります。
広告掲載が可能なページはトップページ/タイムセールページ/検索結果ページ/各カテゴリーページなどがあり、これらのページはユーザーの閲覧頻度が高く、商品の露出を一気に増やしたい場合に有効です。
メール・クーポン広告はQoo10は自社プラットフォーム内で活用できる販促手段も充実しています。
メールでの広告にはショップが顧客に直接商品紹介メールを送信することのできる機能やユーザーにクーポン通知を送信することのできる機能、クーポン施策にはQoo10全体で使える常時配布型のカートクーポンやショップ単独で発行・訴求可能なSHOPクーポンなどがあります。
Qoo10ではこうした機能により、直接的な価格訴求やリピーター獲得を狙ったアプローチが可能です。
「SingleOne AD」は、Qoo10の会員データをもとに、外部メディア(SNSやGoogleなど)へ広告を配信できる仕組みです。精度の高いターゲティングが可能で、新規顧客の獲得や再購入促進に活用されます。
Qoo10の購買履歴や会員属性を活用した広告配信により、より高精度で効率的な集客が実現できることが特徴となっています。
スマートセールスは、Qoo10が提供する成果報酬型の広告で、売れたときにだけ広告費が発生する点が大きな特徴です。一般的なクリック課金型(CPC型)広告とは異なり無駄な広告費がかかりにくい、費用対効果が読みやすいなどというメリットがあります。
CPC型広告とは、ユーザーが広告をクリックするたびに課金が発生します。この広告ではクリックはされても購入につながらなかった場合、広告費だけが先行して消化されるリスクがあるのです。
一方、スマートセールスは完全成果報酬型の仕組みなため「商品が売れた場合にのみ広告費が発生」します。広告表示やクリックだけでは費用は発生せず実際の売上に対して課金されるため、広告施策においてのリスクを最小限に抑える事ができるのです。
またスマートセールスでは、出店者があらかじめ設定する「広告手数料率(%)」に基づいて広告が配信されるため手数料率が高いほど広告枠内での優先順位が上がり、より多く表示されやすくなります。逆に、手数料率を抑えればコストの負担も軽くなるため、予算や利益率に応じて柔軟に調整が可能です。
さらに、複数の広告エリアにまたがって自動的に掲載される点も大きな魅力です。ここでは出店者が個別に広告枠や掲載位置を選ぶ必要はなく、Qoo10内の複数の広告枠(検索結果・カテゴリーページ・タイムセールなど)へ自動的に表示されます。これにより、ユーザーの行動に応じてさまざまなタイミングで商品が露出され、自然な形での認知拡大と購入導線の強化が可能になるのです。
最後にスマートセールスは出稿前後で売上やCVR(購入率)を比較しやすく、どの商品に広告効果があったかを可視化しやすいため売上に対して発生する広告費の費用対効果(ROAS)を明確に把握しやすいという特徴もあります。
このように、スマートセールスは費用リスクを抑えつつ手間も少なく始められ、加えて検証・改善がしやすい仕組みが整った広告です。
次にスマートセールスを最大限に活用するために押さえておきたいポイントを3つご紹介します。スマートセールスは成果報酬型で始めやすい反面、自動で出しておけば売れる広告ではありません。しっかり成果を出すために、以下のポイントを押さえましょう。
ポイントの1つ目はイベント前は広告手数料率を高めに設定することです。
Qoo10では、メガ割やスーパーセールなどの大型イベント時に広告出稿量が急増しスマートセールスも競合が増えるため、広告手数料率を通常より高めに設定することでランキング入りを狙い、結果的に広告掲載の優先度を上げやすくなります。
また、逆にイベント終了後は手数料率を抑えるなど時期に応じた調整がポイントとなります。
ポイントの2つ目は1キャンペーンにつき1商品を設定することです。
スマートセールスでは、1つのキャンペーンに複数商品を登録することもできますが、広告効果の可視化・改善がしやすくなるため基本的には1商品ごとに1キャンペーンを設定することをおすすめします。
また、商品のジャンルや単価によっても最適な手数料率は異なるため、このような設定を心がけることで個別管理できるようになり、成果を最大化させるポイントとなるのです。
ポイントの3つ目はShopクーポンを併用し、クリック率を高めることです。
スマートセールスで表示された広告に「Shopクーポン」を併用することでユーザーの興味を高めクリックに繋げることが期待できます。また、広告 とクーポンをセットで設定することで、流入から購入までのコンバージョン率も上げることができぜひおすすめしたい施策です。
本記事ではQoo10の成果報酬型広告「スマートセールス」について解説しました。
これからQoo10広告を本格的に活用したい方にとって、スマートセールスはぜひ活用すべき広告です。そのためにもまずは注力商品から少額で広告を始め、併せて分析もしながら売上アップにつなげていきましょう。
本記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。
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