楽天市場のサンキュークーポンとは?活用方法や注意点を元楽天社員が徹底解説!

更新日:2024/12/19
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本記事では楽天の「サンキュークーポン」について解説しています。

楽天市場での販促の有効手段の一つとして、「サンキュークーポンの活用」があります。

このクーポンを活かすことで、新規顧客の獲得やリピーターの増加、さらに販売促進など様々な戦略を実現することができます。

ですが実際に活用方法がわからない、利用することで得られる効果がわからないなど様々な疑問やお悩みを持つ店舗様も多いと思います。

そこで今回は「サンキュークーポンの基礎知識から活用方法まで」について解説していきますので、ぜひ最後までご閲覧ください。

また、Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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楽天サンキュークーポンの3つの特徴

サンキュークーポンはユーザーが商品購入手続が完了した時点で、自動的にクーポンを獲得することができると言う特徴のあるクーポンです。そのため販売者側にも他のクーポンに比べ発行後の告知の手間が大幅に省け、さらに購入直後に自動付与されると言う観点から購入者に対して確実にクーポンを獲得してもらえる点で購入者・出店者共にメリットの多い仕組みとなっています。

ではここから、より詳しい特徴を3点解説していきます。

特徴1:お得なクーポンでユーザーの購入意欲を高められる

1点目に楽天サンキュークーポンは、そのお得さからユーザーの購買意欲を高める効果的な方法であると言う特徴があります。

ユーザーが商品購入手続が完了した時点で自動的にクーポンを獲得することができ、それによりお得感や特別感を与えることができることは、積極的にクーポンを活用して再度買い物をしようとする意識につなげることができます。

そしてこのユーザーの購買意欲向上は結果として、店舗の売上増加に繋げていくことができるにです。

特徴2:見積り機能がついている

2点目に、見積もり機能がついているという特徴です。

楽天の中には「効果見積りフォーム」という機能があり、このフォームにて利益率(%)とクーポン利用金額条件(円)を入力することで「守りのプラン」「おすすめプラン」「攻めのプラン」と言う3パターンの見積もりを提示してくれます。

この機能を活用することで割引率をどのくらいに設定すれば良いか分からないという楽天のサンキュークーポン初心者の方でも簡単に設定することができ、効果的なクーポン施策を打つことが期待できます。

ここでの注意点は、この見積り機能は初回購入ユーザーが配布対象となる場合のみ使用できますので、自身の施策が対象となっているかを再度ご確認ください。

特徴3:目的に合わせて細かく設定できる

3点目にクーポンの詳細や獲得条件などを細かく設定できる点も大きな特徴といえます。

設定できる項目の代表例としては①割引率②対象商品③利用条件などがありますが、実際に顧客対象ユーザーを「全てのユーザー」と「初回購入ユーザーのみ」に選択できたり、値引きプランを「定額値引き」と「定率値引き」に自由に設定することが可能であったりと目的に合わせて細かく設定することができるのです。

しかし、ここで注意点として、購入金額の基準を高く設定しすぎたり値引き額が少なすぎたりすると、逆にユーザーのリピート率を下げてしまう恐れもあるため慎重に設定を行うことが重要です。

楽天サンキュークーポンを効果的に活用する5つのポイント

次にサンキュークーポンを効果的に活用するために抑えるべきポイントを5つご紹介します。

他のクーポンとの併用は不可に設定する

1点目にサンキュークーポンを設定する際に他のクーポンとの併用は不可に設定することがポイントです。

これは他のクーポンとの併用で起こる大幅な割引により店舗の利益率の低下を避けるための施策であり、売上をしっかりと確保できるように工夫し注意するべき施策ともいえます。

購入後のレビューを促す

2点目に購入後のレビューを促すことです。

レビューを投稿してくれたユーザー限定で、次回の購入に使えるクーポンを配布するなどの施策により購入者のレビューを集めることで、商品や店舗の信頼性やユーザーの購入意欲に大きな影響を与え、新規顧客の獲得が期待できます。

顧客のリピートを促す

3点目にユーザーにリピートを促すことです。サンキュークーポンを活用することでユーザーのリピート購入率を高めることができるため、売上アップを狙うために大事な役割を果たします。

ここでの注意点として先ほども記載しましたが、サンキュークーポンを活用する際に条件を高く設定し過ぎてしまうと、ユーザーのリピート率は下がってしまうと言う傾向があるため注意が必要です。

早期購入を促すために有効期間を短く設定する

4点目にサンキュークーポンを設定する際、有効期限を短く設定することです。

サンキュークーポンでは1ヶ月」「2ヶ月」「3ヶ月」の3種類の期間をクーポン獲得後にクーポンを利用できる有効期間として設定することができます。

そしてこの有効期限を短く設定することでユーザーの短期間での購買意欲を高めることができ、クーポンを忘れずに使用してもらうことができます。

メルマガでサンキュークーポンの利用を促す

5つ目にメルマガを活用しクーポンの利用を促すことです。

サンキュークーポン自体にも有効期限が近づくとユーザーにお知らせとして通知がいくシステムがありますが、その通知に気づかなかったと言うユーザーのためにも、もう一押しとしてメルマガを利用してリマインドすることが効果的といえます。

サンキュークーポンの設定方法

最後にショップクーポンの設定方法について解説していきます。主な手順は以下の4点です。

①楽天のRMSの管理画面にログイン後【店舗設定】→【クーポン設定】を選択

RMSログインはこちらから

②【クーポン情報設定】内の【サンキュークーポン(自動付与型)】を選択

③【サンキュークーポンを新規登録する】を選択

④サンキュークーポンの新規登録入力フォームより各項目を入力して確認でき次第【登録する】を選択する

以上の流れで完了します!このようにサンキュークーポンの設定方法は簡単に出来ますので、ぜひ設定して活用してみてください。

まとめ

本記事では「楽天のサンキュークーポン」について解説しました。 

クーポンをうまく活用することで売上にも間接的に影響してきますので、ぜひこの機会に設定することをお勧めします。

記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。

弊社では、レビュークーポンの運用についてのご相談はもちろんのこと、楽天市場に関するほとんどの業務を相談・代行可能ですので一度ぜひご連絡ください。


Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。
楽天では関東地方や中部地方を中心に商材ジャンルを問わず、SOY受賞店舗を含めて約500店舗のコンサルティングを経験。
楽天卒業後、株式会社セールスフォース・ジャパンに入社し、CRMを中心としたBtoCマーケティングご支援の経験。

その後、急成長のECコンサルティングスタートアップ企業の開業2期目に事業責任者として参画。同社にて楽天市場だけではなくAmazonやYahoo!ショッピング、自社ECサイトなど様々な形態・商材ジャンルのEC店舗の立ち上げ〜コンサルティング事業に従事。
現在はECコンサルティング・運営代行事業を中心としたFinner株式会社を設立し、クライアントのECコンサルティングや運営代行を担う。

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