【出店者向け】Qoo10ってどんなモール?運営する上で押さえておきたいポイントを解説!

更新日:2024/11/07
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今回はQoo10とはどういったモールなのかについてご紹介いたします。

現在EC業界でも非常に注目を集めているQoo10ですが、おそらく今後Qoo10にご出店を検討されている方も多いのではないでしょうか?

本記事ではQoo10というモールの基礎知識として特徴やどのような商品が向いているのかを詳しく解説していきます。

ぜひ最後までご覧になってくだされば幸いです。

また、Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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Qoo10とは?

Qoo10は、eBay Japan合同会社が運営する 日本国内向けオープンマーケットプレイスです。

このオープンマーケットプレイスとはユーザーと販売者が自由に参加できるインターネット上での取引市場のことを指し、各ショップが出店してモール形式で商品を取り扱っています。

Qoo10は特に10代〜30代の女性から支持を得ており、主に取り扱われている商品としてはファッション・化粧品・食品などのECモール特有の商品だけではなく、eチケットなどエンタメ関連の要素も取り入れているという特徴があります。

現在会員数は約2,300万人、出店数は約17,500店と年々市場規模を拡大し続け急成長を遂げているQoo10は大変注目を集めているECサイトとなっています。

Qoo10で売りやすいものとは

上記で現在会員数は約2,300万人と明記しましたが、この中でもユーザーの男女比を見ると女性が役8割を締めています。年代別では20代が最も多く全体の約4割、続いて10代が約2割となっており、若い世代が多く利用していることがわかります。

さらに現在ではインフルエンサーなどを起用しての宣伝にも力を入れているため、今後より多くの年代に浸透していく可能性を秘めていると言えるでしょう。

そんなQoo10では化粧品やケア商品など「美容やコスメ」のカテゴリーが最も売れており、その中でも特に現在10代〜20代に流行りの「韓国コスメ」などが多く売り上げている印象です。

Qoo10の特徴

次にQoo10のモールの特徴について3点を解説していきます。

① プロモーションがしやすい

1つ目の特徴としてQoo10では他のモールに比べて「広告費が安くプロモーションしやすい」という点があります。

ECモールでの広告費の相場は数万〜数十万とされていますが、そんな中Qoo10では1回1,000〜5,000円で広告を掲載することができます。

これにより、開催されるたび大きな話題になっている「メガ割」などの大型セール時に広告を活用しやすくなり、集客力の向上に加え売上アップに繋げていくことができるでしょう。

② 共同購入

2点目に「共同購入」という仕組みが特徴として挙げられます。

この共同購入とは、ユーザーが販売者の設定した一定数量以上の注文をしないと購入ができない代わりに、購入時に特別割引をするというプロモーション方法です。

これにより販売者は大量に仕入れて販売することができるため商品ひとつあたりの原価が安く済むだけではなく、手数料も減らすことができるためより多くの利益を得ることができます。

③ 独自のクーポン制度

3つ目に「独自のクーポン制度が豊富である」という特徴です。

以下にQoo10のクーポン3種類をご紹介します。

・商品クーポン

購入したい商品のショップをフォローすることで発行されるクーポンです。これは商品ごとに使用することができ、販売者目線のメリットではユーザーがフォローしてくれることによりリピーターをつけやすくなるという点が挙げられます。

・カートクーポン

日替わりクーポン、特典クーポンなどクーポンの種類が豊富であり、会員のグレードによって使用できるクーポンの範囲が広がるという特徴があります。

・ショップクーポン

販売店側のタイミングや判断で発行が可能であり、対象のショップのみ使用を可能とするクーポンです。割引などが販売店負担ではありますが、発行時期などに自由が効くため各販売様のショップと商品をお客様にPRすることができるという強みがあります。

Qoo10のクーポンについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますのでぜひご覧ください!

④ 若い女性の注目を集めやすい

4つ目に「若い女性の注目を集めやすい」という点も大きな特徴として挙げることができます。

本記事の上記でも解説したように、Qoo10のユーザー分析では全体の8割が女性、また年代別だと全体の約6割が10~20代であるため、若い世代の女性向けに集客を行うことが効果的だと考えられます。

注意するポイント

最後に、Qoo10で出店する上で注意するべきポイントを2点ご紹介します。

① 単価の高い商品を売るのは難しい

1つ目に「単価の高い商品を売るのは難しい」という点です。

先ほども解説した通り、ユーザー層は若いQoo10では商品を安く買いたいというユーザーが集まる傾向があります。単価が高い商品を売りたいと考えている方には販売価格や送料の設定などの面から工夫をしていくことが重要となります。

② プロモーションの活用が重要

2つ目に「プロモーションの活用が重要である」という点です。

Qoo10では、楽天市場やAmazonなどの大型モールに比べて集客力が弱い点や類似商品が多い点から自然検索からの新規ユーザー獲得は難しいことが現状です。そのため、顧客の獲得に向けてのプロモーションや広告への出費を惜しまないこともQoo10運営をする中で重要となってきます。

まとめ

本記事では「Qoo10とはどういったモールなのか」について解説しました。

弊社ではQoo10運営代行・コンサルティングのスペシャリストが在籍しており、カテゴリーごとの競合情報やお客様のご予算に合わせてデータに基づいた最適な提案及びサポートを行っております。

もちろん新規ご出店サポート(制作面を含む)のご対応も可能ですので、お気軽にご相談ください。

記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。

販路拡大の手段として、Qoo10への出店についても検討してみてはいかがでしょう


Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。
楽天では関東地方や中部地方を中心に商材ジャンルを問わず、SOY受賞店舗を含めて約500店舗のコンサルティングを経験。
楽天卒業後、株式会社セールスフォース・ジャパンに入社し、CRMを中心としたBtoCマーケティングご支援の経験。

その後、急成長のECコンサルティングスタートアップ企業の開業2期目に事業責任者として参画。同社にて楽天市場だけではなくAmazonやYahoo!ショッピング、自社ECサイトなど様々な形態・商材ジャンルのEC店舗の立ち上げ〜コンサルティング事業に従事。
現在はECコンサルティング・運営代行事業を中心としたFinner株式会社を設立し、クライアントのECコンサルティングや運営代行を担う。

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