本記事では楽天市場における物流アウトソーシングサービスである、楽天スーパーロジスティクス(RSL)についてサービス概要や料金体系、採用するメリット・デメリットをお伝えします。
特に他モールにも出店されている場合は採用すべきか悩むケースも多いかと思いますので、詳細に説明します。
また、弊社では楽天市場における売上アップにつきまして店舗様の現状を分析した上での無料でのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡頂ければと存じます。
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楽天スーパーロジスティクス(RSL)とは、楽天市場に出店中の店舗様に限り利用可能な物流アウトソーシングサービスです。
楽天側が商品の入荷、管理、発送といった物流業務をワンストップで対応してくれるため、店舗業務の負荷軽減に繋がります。
倉庫は各地方にあり、2024年現在では
福岡県:RFC福岡
大阪府:RFC牧方、RFC八尾
神奈川県:RFC中央林間
千葉県:RFC流山、RFC習志野
上記6拠点にあります。
楽天スーパーロジスティクス(RSL)の料金体系は、
在庫保管料と出荷作業費(梱包費含む) 、配送費の組み合わせになります。
料金表につきましては以下を参考にしてください。
引用:https://navi-manual.faq.rakuten.net/delivery/000039821?scid=wi_man_syncsearch
楽天スーパーロジスティクス(RSL)を利用するにあたり、大前提として楽天市場に出店している必要があります。その上で、まずRSLで対応ができない商材の条件があります。
引用:楽天RMS
更に、倉庫との連携に必要になるため受注管理ソフトの導入がマストになります。
代表例としては
BOSS、ネクストエンジン、クロスモール、助ネコ、通販する蔵
になりますが、その他の受注管理ソフトを利用されている際は事前にRSLの担当に確認の必要があります。
ここまでで料金体系や利用条件について説明してきたので、
次にフルフィルメントサービスとしてよく比較されるAmazon FBA(フルフィルメント by Amazon)と何が違うのかについて解説します。
まず楽天スーパーロジスティクス(RSL)の特徴としては、楽天向けの出荷も他モール(Yahoo!ショッピングやAmazon 等)への出荷も同一料金になる点があります。
一方でFBAにつきましては、Amazon向けの出荷と他モールへの出荷で料金が変動し、
楽天やYahoo!ショッピングでの出荷比重が大きい場合影響も大きいので、しっかりと確認する必要があります。
楽天スーパーロジスティクス(RSL)の場合は、基本的な梱包材に楽天ロゴは記載されていません。
なので、他モールでの注文への出荷の際も違和感がありません。
一方でFBAの場合には、基本的にロゴあり梱包材が使用される点が違いです。
なお、別途申請をすることでロゴなしの梱包材を利用することもできます。
楽天スーパーロジスティクス(RSL)は日本郵便と連携しています。
一方でFBAについては大手以外も含む様々な配送業者と連携しており、
品質の安定性に違いが生じる可能性があります。
楽天スーパーロジスティクス(RSL)とFBAについて、
「通常配送」「翌日配送」「当日配送」の3つの観点から比較します。
結論としては楽天の方が早い傾向にある一方で、Amazonのみ「当日配送」があります。
通常配送の場合、楽天では遅くとも翌日以降に出荷されます。
一方でAmazonでは通常配送の場合出荷日の取り決めや約束は特にありません。
翌日配送の場合、楽天では
当日15:30までの出荷指示で翌日中にお届けと設定されています。
一方でAmazonでは、年末年始などの繁忙期を除外して「注文確定日から3日以内での商品のお届け」です。
当日配送の場合、楽天では当日配送は行っておらず、
一方でAmazonでは首都圏の一部エリア(東京、神奈川、大阪)限定で当日配送を行っています。
本記事では楽天スーパーロジスティクス(RSL)の概要ならびに料金体系、FBAとの違いについて説明してきました。
特に複数モールにご出店されている際は判断基準に悩まれることもあるかと思いますので、是非参考にしてみてください。
また、本記事でご紹介差し上げた内容以外に関しましても無料にて相談会を実施させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
本記事を閲覧いただきありがとうございました。
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