【出店者向け】Qoo10のメガポってどんなイベント?メガ割との比較や活用方法を徹底解説!

更新日:2024/10/15

今回はQoo10でのメガポについてご紹介いたします。

現在EC業界でも非常に注目を集めているQoo10ですがおそらくQoo10にご出店を検討されている方の中でメガポについて詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?

メガポにはメガ割とうまく使い分けていくことで売上アップにつながっていく特性があるため、本記事ではメガポの基本的な概要や特徴からメガ割との違いや活用方法などをを解説していきます。

ぜひ最後までご覧になってくだされば幸いです。

また、Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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Qoo10メガポとは?

Qoo10のメガポ(メガポイント)とは、2023年4月よりリニューアルされたポイント制度のことです。

この制度では販売店とQoo10が20%のポイントを半分ずつ費用負担し、商品金額の【10%のポイント還元】と【10%オフクーポン配布】が購入者に送られます。

このメガポでは購入者にとって普段の買い物よりもお得なお買い物ができる機会であるため、うまく活用することで顧客の増加やそれに伴う売り上げや知名度の向上など多岐に繋げることができます。

Qoo10メガ割との違い

皆様がQoo10のイベントと言って一番最初に思い浮かぶのが「メガ割」だと思います。ではこのメガ割とメガポにはどのような違いがあるのでしょうか?

まず年に4回開催せれているQoo10のメガ割では、発行されるクーポン割引率は20%OFFで3回に分けて合計9枚発行しています。

メガ割で発行されるクーポンは商品クーポンとなり、ショップクーポンとは併用ができますがカートクーポンとの併用ができないことが特徴となっています。

またメガ割の20%オフクーポンは期間中の決められた期間内のみでの使用となることも大きな特徴です。

一方、メガポではショップクーポンもカートクーポンも併用可能なことがメガ割と比べて大きな違いとなっており、購入者も商品をお得に購入することができます。

またメガポでの還元ポイントは獲得が購入8日後、有効期限が付与日から30日がとなりここもメガ割との大きな違いといえます。

売上金額の計算方法

次にご紹介するのが、Qoo10メガポの売上金額の計算方法についてです。販売手数料からクーポンの負担分の計算までの流れを解説していきます。

まず、販売手数料についてです。Qoo10の販売手数料の設定は商品のカテゴリーごとに6~10%とされています。ここでは仮に価格が5,000円で販売手数料10%の商品を販売した時を想定します。

この場合、販売手数料は5,000×10%=500円です。

次にメガポクーポンは商品値段から10%offになるため同じく500円、販売店舗側はQoo10側とで半額ずつの負担となるため負担額は250円。

そして、メガポのポイント還元はクーポン適用後の金額から10%還元となるため、計算式は4500円×10%で450円分のポイント還元となり、販売店舗の負担額は半分の225円となります。

最後にここまで計算してきた販売店舗の負担額を合計すると500+250+225=975円になり、売上合計は5,000-975=4025円となります。

上記のようにメガポ時の売上の計算をしていく際にぜひご活用ください。

Qoo10メガポで売上を伸ばすには?

次に、メガポを活用した売上向上の施策について解説していきます。

販売個数を限定してランキング獲得

1つ目に販売個数を設定し上位ランクインを目指す方法です。

例えば「本商品、限定〇〇個!」など特別価格で個数の限られた商品に対して、ショップを見にきたユーザーは売り切れてしまうことを危惧する心理が働き購入を急ぐ傾向があります。

Qoo10のメガポで売上を伸ばすためには、単なる割引ではなく「個数限定」などと商品自体に目を惹く施策が重要となってきます。

また、在庫がなくなった時の通常価格を自前に商品画像に表示しておくことでさらにユーザーの購買意欲を高める効果が期待できます。

売れるタイミングを確認する

2つ目に重要なのが、Qoo10で商品が売れやすい時期やタイミングを知っておくことです。

特にユーザーの購買意欲やアクセス数が高まるメガ割やメガポといったイベント時にショップクーポンの配布などを行うためにスケジュールを事前に把握し準備を行うことが大切です。

しかし、「割引率の考慮」や「クーポンの配布数」といった過度な割引行動は売り上げが残らなくなってしまう可能性もあるため注意するべきポイントととして押さえておくべきです。

商品ページのヘッダーにバナーを設置

3つ目に商品ページのヘッダーにメガポセール時の詳細についてのバナーを設置することをお勧めします。

商品ページのトップに【メガポ対象商品】といった内容のバナーを設置することで、ショップを訪れたユーザーがショップページを見た際に目に入り、回遊率を上げることが期待できます。

Qoo10で売上向上を狙う際には、回遊率を上げて少しでも多くのユーザーに商品を見てもらうことが重要な鍵となってくるため、このようにバナーを活用していくことも重要な施策となってきます。

プレセールを行いランキング獲得

4つ目にメガポなどセールイベントの始まる数日前から「プレセール」を行い商品の価格を下げたりなどすることでランキング獲得を狙うことができます。

イベント開始直前から高い割引率の設定やお得な情報を発信し購入者を増やすなどの施策を行うことで他店舗と差別化を図ることにより、ランキング上位に入り込むことが期待でき、さらにそれは集客率のアップや売り上げアップにもつながる可能性が高まります。

限定セットを販売する

最後5つ目に、福袋などのいわゆる「限定セット」という形で商品を販売することで売上を向上させる方法です。

このような商品をまとめたセットでの販売をすることで客単価の向上が期待でき、さらに数量限定やQoo10オリジナルの限定セットとして用意することで、より売上の向上が期待できます。

これに加えてショップの中の人気商品を組み合わせたセット商品を作成することもお勧めです。

まとめ

本記事では「Qoo10のメガポ」について解説しました。

上記のような施策やポイントを押さえ上手く活用して売上アップにつながっていきましょう!

本記事を最後まで見てくださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。

弊社では、Qoo10の新規出店や売上が上がりきらない場合の要因特定のご相談などにも乗っておりますので、ご気軽に下記のお問い合わせからご連絡ください!


Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。
楽天では関東地方や中部地方を中心に商材ジャンルを問わず、SOY受賞店舗を含めて約500店舗のコンサルティングを経験。
楽天卒業後、株式会社セールスフォース・ジャパンに入社し、CRMを中心としたBtoCマーケティングご支援の経験。

その後、急成長のECコンサルティングスタートアップ企業の開業2期目に事業責任者として参画。同社にて楽天市場だけではなくAmazonやYahoo!ショッピング、自社ECサイトなど様々な形態・商材ジャンルのEC店舗の立ち上げ〜コンサルティング事業に従事。
現在はECコンサルティング・運営代行事業を中心としたFinner株式会社を設立し、クライアントのECコンサルティングや運営代行を担う。

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