【2026最新】ShopifyのCRM・リピーター施策完全ガイド!LTV向上12施策を徹底解説

更新日:2026/03/16
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弊社は楽天市場・Amazon・Shopifyなど自社ECを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。

今回は日々の業務で培ったノウハウから、本記事ではShopifyにおけるCRM(顧客関係管理)とリピーター施策について徹底的に解説をしていきます。

Shopifyで自社ECを運営する中で「新規顧客の獲得コストが年々上がっている」「一度購入されても2回目のリピートにつながらない」「顧客データをうまく活用できていない」といった悩みを抱えている店舗様も少なくないのではないでしょうか?

本記事では、Shopifyの標準CRM機能の解説からリピーター施策12選、おすすめアプリ、施策の優先順位ロードマップまで網羅的にご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください!

Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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ShopifyにおけるCRM・リピーター施策の重要性

まずは、なぜShopifyストアにおいてCRM・リピーター施策が重要なのか、その背景と基本的な概念について解説していきます。

そもそもCRM(顧客関係管理)とは?

CRM(Customer Relationship Management)とは、顧客との関係を継続的に管理・強化し、リピート購入やLTV(顧客生涯価値)の最大化を目指すための手法や仕組みのことです。日本語では「顧客関係管理」とも呼ばれています。

ECサイトにおけるCRMは、単に顧客の名前やメールアドレスをリストとして管理するだけではありません。購買履歴・閲覧行動・メール開封率などのデータをもとに、一人ひとりの顧客に最適なタイミングで最適なメッセージを届ける仕組みを構築することが本質です。

たとえば、「初回購入後3日目にお礼メールを送る」「30日間リピートがない顧客にクーポンを配信する」「VIP顧客にだけ新商品の先行案内を送る」といった施策はすべてCRMの一環です。

自社ECでリピーター施策が重要な3つの理由

Shopifyをはじめとする自社ECにおいて、リピーター施策が重要視される背景には以下の3つの理由があります。

理由1:新規顧客の獲得コスト(CPA)が高騰し続けている

Web広告の競争激化により、新規顧客1人あたりの獲得コストは年々上昇しています。マーケティングの世界では「1:5の法則」として知られるように、新規顧客の獲得には既存顧客の維持の5倍のコストがかかると言われています。広告費に依存し続ける構造から脱却するためにも、既存顧客のリピート率を高めることが不可欠です。

理由2:リピーターは売上の安定基盤になる

いわゆる「パレートの法則(2:8の法則)」のとおり、売上の約8割は上位2割のリピーター(ロイヤルカスタマー)によって支えられているケースが少なくありません。リピーターはキャンペーンや広告に依存せず安定した売上をもたらしてくれるため、事業計画や在庫管理の精度も向上します。

理由3:自社ECは顧客データを自由に活用できる

楽天市場やAmazonなどのECモールでは、顧客データの活用範囲に制限があります。一方、Shopifyの自社ECでは顧客のメールアドレス・購買履歴・閲覧行動など、すべてのデータを自社で管理・活用できるため、CRM施策の自由度が格段に高いのが大きな強みです。

※関連記事:【2026年最新】ECサイトで成果を出すCRM(顧客管理)活用法を徹底解説!メリット・ツールの選び方などを紹介

Shopify標準のCRM機能でできること

Shopifyには、外部アプリを導入しなくても使える基本的な顧客管理機能が標準搭載されています。まずはこの標準機能で何ができるのかを把握しておきましょう。

機能 内容
顧客リスト管理 購入履歴・注文金額・連絡先情報を一覧で確認可能
顧客セグメント 購入回数・注文金額・地域・タグなどの条件でフィルタリング
タグ付け 顧客に自由にタグを付与し、グループ分けや施策の出し分けに活用
Shopify Email 月1万通まで無料でメルマガ配信が可能。テンプレート・自動配信にも対応
カゴ落ちメール チェックアウトまで進んだが購入に至らなかった顧客に自動リマインド
顧客レポート 新規vsリピーターの比較、コホート分析、リピーター一覧レポートなど

特に顧客レポート機能は見落とされがちですが、コホート分析(初回購入月ごとのリピート率推移)や、新規顧客とリピーターの売上比較など、CRM戦略の土台となるデータを確認できます。

荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
Shopifyの標準機能だけでも、顧客リストの絞り込みやコホート分析など基本的なCRMの土台は十分に整います。ただし、「購入後のステップメール自動配信」や「LINE連携による顧客育成」など施策の自動化に進むためには、外部アプリの連携が不可欠です。まずは標準機能で自社の顧客構造を把握し、その上で必要なアプリを選定するという順序で進めることをおすすめします。

CRMの設計からKlaviyoのセグメント配信まで、自社だけで回しきれていますか?

Finnerの代表はCRMシェア世界No.1のSalesforce出身。ECモール500店舗以上の支援実績で培った”売れる顧客育成”のノウハウと、Salesforceで培ったCRM戦略設計を掛け合わせることで、Shopifyストアに最適なCRM施策をご提案します。弊社がご支援したオーガニック食品ブランド様では、Klaviyo導入+CRM設計でLTV1.8倍を実現しました(※社名非公開)。

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Shopifyで実践すべきリピーター施策12選

ここからは、Shopifyストアで実践すべきCRM・リピーター施策を12の切り口から解説していきます。それぞれの施策について、具体的な実装方法とおすすめアプリも合わせてご紹介します。

1. 購入後ステップメールの設計

顧客が商品を購入した直後は、ブランドへの関心が最も高まっているタイミングです。この「ゴールデンタイム」を逃さず、購入後の行動に連動したステップメール(シナリオメール)を設計することが、リピーター育成の第一歩となります。

弊社が500店舗以上の支援経験から推奨するステップメールの基本設計は、以下の3段階フローです。

タイミング 配信内容 目的
購入翌日 お礼メール+商品の使い方ガイド 購入後の不安を解消し、商品価値を100%体感してもらう
到着3〜5日後 使用感ヒアリング+レビュー依頼 顧客の声を集め、ブランドとの双方向コミュニケーションを構築
購入7〜14日後 関連商品の提案+リピート訴求(クーポン付き) 2回目の購入(F2転換)を促し、リピーター化のきっかけを作る

弊社がご支援した健康食品メーカー様では、この3段階のステップメール設計を導入した結果、リピート購入率が12%から25%(約2.1倍)に向上しました。さらにメルマガ経由の売上が全体の18%を占めるまで成長し、広告に依存しない売上構造の構築に成功しています(※社名非公開)。

また、弊社がShopifyサイト制作からブランディング・メルマガ/LINE戦略まで一気通貫でご支援したINOVE STYLE様の事例でも、LTV向上に向けたCRMコンサルティングを実施しており、購入後フォローメールの設計が販促基盤の構築に大きく貢献しています。

Shopify ECサイト制作+販促戦略まで一気通貫で支援したINOVE STYLE様の事例はこちら

ステップメールの構築には、後述するKlaviyoやShopify Emailの自動配信機能を活用するのがおすすめです。

※関連記事:Shopifyのメルマガ配信とは?活用のメリットやおすすめのアプリから運用ポイントまで徹底解説!

荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
ステップメールで最も重要なのは「1通目の内容」です。購入直後のお礼メールを単なる定型文で済ませている店舗様が非常に多いのですが、ここで商品の正しい使い方や活用シーンを丁寧に伝えるだけで、レビュー投稿率や2回目の購入率が大きく変わります。弊社の支援経験では、1通目の内容を改善しただけでF2転換率が1.5倍になったケースもあります。

2. Klaviyoを活用したセグメント配信

Klaviyoは、Shopifyとのネイティブ連携に対応した高機能メールマーケティングアプリです。顧客の購買履歴・閲覧行動・メール開封率などのデータをもとに、精度の高いセグメント配信を実現できます。

たとえば「過去30日以内に購入した顧客」「カートに追加したが購入していない顧客」「3回以上リピートしているVIP顧客」など、細かい条件で顧客を分類し、それぞれに最適なメッセージを自動配信できる点がKlaviyoの最大の強みです。

弊社がご支援したオーガニック食品ブランド様では、Shopify側にKlaviyoを導入し、顧客セグメント別のメールフロー設計を実施した結果、Shopifyのメール経由売上が25%増加し、顧客あたりLTVが1.8倍に向上しました(※社名非公開)。

Klaviyoは月250件のメールアドレスまで無料で利用できるため、まずはスモールスタートで効果を検証してみることをおすすめします。

※関連記事:Shopifyのメルマガアプリ「Klaviyo」とは?主な機能やメリットから導入時の注意点まで徹底解説!

3. LINE公式アカウントとID連携による顧客育成

国内で約90%の利用率を誇るLINEは、Shopifyストアにおいて非常に強力なCRMチャネルです。ただし、単なる一斉配信ではブロック率が上がるだけでなく、通数課金によるコスト増を招きます。

効果的なLINE施策の鍵は、ShopifyのデータとLINEのユーザーIDを紐付ける「ID連携」です。ID連携を行うことで、Shopify上の購買データに基づいたセグメント配信が可能になり、「初回購入者には2回目購入クーポン」「VIP顧客にはシークレットセール案内」といったパーソナライズされた配信を実現できます。

導入アプリとしては「CRM PLUS on LINE」がおすすめです。サンクスページやマイページにLINE連携ボタンを設置でき、「LINEで発送通知をお届け」といったメリットを提示することで、自然なID連携を促すことができます。

4. カゴ落ち・閲覧落ちの自動リマインド

ECサイトにおけるカゴ落ち率(カートに商品を入れたが購入に至らない割合)は、平均で約70%前後と言われています。この購入意欲が高い層にアプローチするリマインド施策は、最も即効性のある施策の一つです。

Shopify標準のカゴ落ちメールも有効ですが、LINEを活用することでリカバリー率はさらに向上します。離脱から約1時間後の配信が最も効果的とされており、カート内の商品画像をカルーセル形式で表示し、「お忘れの商品があります」といったメッセージとともにインセンティブ(送料無料・限定クーポンなど)を添えると、購買意欲を再燃させやすくなります。

また、カゴ落ちだけでなく「閲覧落ち」(商品を見たがカートにも入れなかった顧客)へのリマインドも有効です。前日に閲覧した商品を自動抽出し、翌日にLINEで配信する仕組みを構築することで、取りこぼしを最小限に抑えることができます。

5. ポイント・VIPプログラムの導入

ポイントプログラムやVIPランク制度は、顧客に具体的な「お得感」と「特別感」を提供し、継続的な購買動機を作り出すリテンション施策です。

ポイント付与の対象は商品購入だけでなく、会員登録・レビュー投稿・SNSシェア・誕生日登録など、多様なアクションに拡張することで、顧客との接点を増やすことができます。ポイントを貯めたい・使いたいという動機が再訪と再購入のサイクルを生み出します。

Shopifyでは「easyPoints」「Smile.io」などのアプリを使うことで、ポイント制度やVIPランク制度を比較的短期間で構築できます。

6. サブスクリプション(定期購入)の導入と引き上げフロー設計

リピート購入をシステム的に確実なものとし、中長期的なストック収入を構築するための施策がサブスクリプション(定期購入)の導入です。消耗品やサプリメント、食品、スキンケアなど、継続利用が前提となる商材では特に効果を発揮します。

Shopify公式が提供する無料アプリ「Shopify Subscriptions」を使えば、月額費用をかけずに定期購入販売を開始できます。商品ごとに「週・月・年」単位での定期購入サイクルを設定でき、顧客はマイページから契約内容の変更・スキップ・解約を自己完結で行えます。

ただし、定期購入は「導入するだけ」では成果が出ません。重要なのは、初回購入した顧客を定期購入に引き上げるためのフロー設計です。

弊社がご支援したプロテインブランド様では、楽天市場における定期購入の導入に加え、初回購入→定期購入への引き上げフロー(サンキュークーポン+フォローメール)を設計。さらに定期継続率を高めるための商品同梱物も工夫した結果、定期購入経由の売上が全体の35%を占めるまで成長し、顧客あたりLTVが2.4倍に向上しました。定期継続率は6ヶ月後でも65%を維持しています(※社名非公開)。

荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
定期購入の成否を分けるのは「導入後の引き上げフロー設計」です。弊社の支援経験では、単に定期購入ページを用意しただけでは転換率が1〜2%にとどまることがほとんどですが、初回購入後に「定期購入に切り替えると次回15%OFF」といったサンキュークーポンと、商品到着後のフォローメールを組み合わせることで、転換率が5〜8%まで跳ね上がるケースが多々あります。

7. 同梱物を活用したオフライン接点の設計

デジタル施策が中心になりがちなCRMですが、商品に同梱するチラシやカード、リーフレットといったオフラインの接点も、リピーター育成において非常に効果的です。

商品が届いた瞬間は顧客の期待と関心が最も高いタイミングです。この瞬間に、次回購入のきっかけとなる情報を届けることで、デジタル施策だけではリーチできない顧客にもアプローチできます。

弊社がご支援したオーガニック食品ブランド様では、楽天市場で獲得した顧客を自社EC(Shopify)へ誘導するために、QRコード付きカードを商品に同梱。楽天で初回購入した顧客に「Shopifyの自社ECで次回購入すると特別価格」といったインセンティブを付けた結果、楽天からShopifyへの流入が月間200件以上発生し、LTV1.8倍の実現に大きく貢献しました(※社名非公開)。

同梱物のポイントは、「ブランドの世界観を感じられるデザイン」と「明確な次のアクション(QRコードのスキャン・クーポンコードの入力など)」を組み合わせることです。

8. UGC・レビュー活用による信頼構築

顧客が投稿したレビューやSNS上のUGC(ユーザー生成コンテンツ)は、新規顧客の購買意思決定を後押しするだけでなく、既存顧客のブランドロイヤルティを高める効果もあります。

具体的な活用方法としては、商品到着から数日後にレビュー依頼メールを自動送信し、投稿者にはポイントや次回購入クーポンなどのインセンティブを用意するのが効果的です。集まったレビューは商品ページのファーストビュー付近に掲載することで、CVR(購入率)の改善にもつながります。

Shopifyでは「Judge.me」「Loox」「Stamped.io」などのレビューアプリを活用することで、レビュー収集からサイト表示までを効率化できます。

9. アップセル・クロスセルの自動化

顧客の購入意欲が最も高まっているカート追加時やチェックアウト前後のタイミングで、関連商品のレコメンドやセット販売を提案することで、1注文あたりの単価(AOV)を引き上げることができます。

たとえば「3個以上の購入で10%OFF」「5,000円以上で送料無料」といった段階的な特典を設定したり、「この商品を買った人はこちらもチェックしています」といったレコメンドを商品ページに表示することが有効です。

Shopifyでは「Shopify Bundles」で商品のセット販売を、「Shopify Search & Discovery」でおすすめ商品のレコメンド表示を実装できます。

10. RFM分析を活用した顧客セグメンテーション

RFM分析は、顧客を以下の3つの軸で分類し、セグメントごとに最適な施策を打つための分析手法です。

  • Recency(最終購入日):最後に購入した日からどれくらい経過しているか
  • Frequency(購入頻度):累計で何回購入しているか
  • Monetary(購入金額):累計でいくら購入しているか

Shopifyの管理画面から「ストア分析→レポート→顧客管理→初めてのお客様とリピーターの販売の比較」レポートをCSVエクスポートし、Googleスプレッドシートで集計することで、外部ツールなしでもRFM分析を実践できます。

RFM分析の結果をもとに、たとえば「最終購入が90日以上前の休眠顧客」には復活クーポンを、「購入頻度が高く金額も大きいVIP顧客」にはシークレットセールの案内を送るなど、顧客の状態に応じた最適な施策を設計できるようになります。

11. ポップアップを活用したオンサイトCRM

CRMはメールやLINEによる「オフサイト」のアプローチだけでなく、サイト上で顧客に直接働きかける「オンサイトCRM」も重要です。顧客の閲覧状況や属性に応じたポップアップを表示することで、離脱防止やCVR改善に効果を発揮します。

たとえば、初回訪問者には「メルマガ登録で10%OFFクーポン」、カート離脱しそうなユーザーには「今なら送料無料」、VIP顧客にはログイン後に「会員限定セール」といった出し分けが可能です。

Shopifyでは「Privy」「Promolayer」などのポップアップアプリを活用することで、ノーコードで高度な出し分けを実現できます。ポイントは「全ユーザーに同じポップアップを出す」のではなく、「誰に・いつ・何を見せるか」を徹底的に設計することです。

12. リッチメニューの最適化とユーザー別出し分け

LINE公式アカウントのリッチメニュー(トーク画面下部に常時表示されるメニュー)は、ストアへの常設導線として機能します。これを顧客のステータスに応じて動的に切り替えることで、LINEを「パーソナライズされたミニECサイト」として活用できます。

たとえば、未購入者には「初回限定クーポン」「人気ランキング」を大きく配置し、既存顧客には「注文履歴」「定期便の管理」「VIP限定セール」のメニューを表示するといった出し分けが効果的です。

CRM PLUS on LINEを活用することで、Shopify上の顧客データ(ID連携の有無・会員ランク・購入回数など)に基づいたリッチメニューの自動切り替えが実装可能です。

ShopifyのCRM・リピーター施策に活用できるおすすめアプリ7選

ここまで紹介した施策を実装するために活用できる、おすすめのShopifyアプリを7つ厳選してご紹介します。

アプリ名 主な用途 月額費用の目安 おすすめの店舗
Klaviyo メールマーケティング・セグメント配信・ステップメール 無料〜(251件以上は月$20〜) 本格的なメールCRMを構築したい店舗
CRM PLUS on LINE LINE ID連携・セグメント配信・カゴ落ちリマインド 無料〜(有料プラン月$200〜) 国内向けEC・LINE活用を強化したい店舗
easyPoints ポイント制度・VIPランク・リファラルプログラム 無料〜(有料プラン月$50〜) 日本語対応のポイント制度を導入したい店舗
Shopify Subscriptions 定期購入・サブスクリプション販売 無料 コストを抑えて定期購入を始めたい店舗
Smile.io ポイント・VIPプログラム・紹介プログラム 無料〜(有料プラン月$49〜) 英語圏向けECや越境ECにも対応したい店舗
Judge.me レビュー収集・表示・UGC活用 無料〜(有料プラン月$15) レビュー数を増やしCVRを改善したい店舗
StoreCRM メール+LINE統合CRM・シナリオ配信・顧客分析 無料〜(有料プラン月$30〜) 日本製アプリでメールとLINEを統合管理したい店舗

アプリの選定にあたっては、自社の事業フェーズや顧客規模に合わせて段階的に導入することが重要です。まずはKlaviyoまたはStoreCRMでメール施策の基盤を構築し、顧客数が増えてきたらCRM PLUS on LINEやeasyPointsを追加するという順序がおすすめです。

CRM施策の優先順位ロードマップ

「施策が多すぎて何から始めればいいかわからない」という方のために、事業フェーズ別のCRM施策ロードマップをご紹介します。すべてを一度に実装するのではなく、段階的に取り組んでいきましょう。

フェーズ1(開始〜1ヶ月目):基盤構築

まずはCRM施策の土台を整えるフェーズです。コストをかけずにすぐ始められる施策から着手します。

  • Shopify標準のカゴ落ちメールを有効化する
  • Shopify Emailで月1〜2回のメルマガ配信を開始する
  • 顧客レポートで「新規vsリピーター」の売上比率を把握する
  • Klaviyo(またはStoreCRM)を導入し、購入後サンクスメールを設定する

フェーズ2(2〜3ヶ月目):自動化の強化

基盤が整ったら、施策の自動化と高度化を進めるフェーズです。

  • 購入後ステップメールの3段階フロー(お礼→使い方→リピート訴求)を構築する
  • LINE公式アカウントの開設+ID連携を実装する
  • レビュー収集アプリを導入し、自動レビュー依頼メールを設定する
  • 同梱物(次回購入クーポン付きカードなど)を制作する

フェーズ3(4ヶ月目〜):高度化・LTV最大化

施策の自動化ができたら、さらにLTVを最大化するための高度な施策に取り組みます。

  • サブスクリプション(定期購入)の導入+引き上げフロー設計
  • ポイント・VIPプログラムの導入
  • RFM分析を実施し、顧客セグメント別の施策を設計する
  • リッチメニューの最適化とユーザー別出し分け
荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
CRM施策を始める際、多くの店舗様が「まずLINEから」と考えがちですが、弊社が最も効果を実感しているのはフェーズ1の「カゴ落ちメール+購入後サンクスメール」の整備です。この2つだけで月商の3〜5%の売上改善が見込めるケースが多く、投資対効果が非常に高い。ここで小さな成功体験を作ってからLINE連携やポイント導入に進むと、チーム全体のCRMへのモチベーションも維持しやすくなります。

Shopifyの顧客管理(CRM)における注意点

CRM施策を推進する上で、いくつか注意すべきポイントがあります。以下の3点を押さえた上で施策を進めていきましょう。

過度な配信頻度による離脱リスク

メールやLINEの配信頻度が高すぎると、開封率の低下やブロック・配信停止のリスクが高まります。メルマガは週1〜2回、LINEは週1回程度を目安とし、顧客の反応データ(開封率・クリック率)を見ながら最適な頻度を探っていくことが重要です。

ツール導入コストと費用対効果のバランス

CRMアプリは多機能なものほど月額費用が高くなる傾向があります。事業規模や顧客数に見合ったアプリを選定し、まずは無料プランや低価格プランから始めて効果を検証した上で、段階的にアップグレードしていく方法がおすすめです。

個人情報保護法への対応

メールアドレスや購買履歴などの個人情報を活用するCRM施策では、個人情報保護法やプライバシーポリシーへの適切な対応が不可欠です。メルマガ配信時にはオプトアウト(配信停止)の導線を必ず設置し、個人情報の取り扱い方針をサイト上に明示しましょう。

まとめ

本記事では、ShopifyにおけるCRM・リピーター施策について、基本概念から具体的な12の施策、おすすめアプリ、優先順位ロードマップまで徹底的に解説しました。

Shopifyの強みは、顧客データを自社で100%活用できる点にあります。この強みを最大限に活かし、「購入後ステップメール」「セグメント配信」「定期購入の引き上げフロー」を中心としたCRM施策を構築することで、広告に依存しない持続的な売上成長を実現できます。

弊社の支援実績でも、Klaviyo導入+CRM設計でLTV1.8倍(オーガニック食品ブランド様)定期購入導入+引き上げフロー設計でLTV2.4倍(プロテインブランド様)といった成果が実証されています。

すべてを一度に実装する必要はありません。まずはフェーズ1の「カゴ落ちメール+購入後サンクスメール」から着手し、小さな成功体験を積み重ねながら段階的にCRMの高度化を進めていきましょう。

本記事がShopifyストアのCRM・リピーター施策を進める上での参考になれば幸いです。

ShopifyのCRM・リピーター施策、こんなお悩みありませんか?

購入後のステップメールやKlaviyoの設定を試したが、思うようにリピート率が上がらない
LINE連携やメルマガ配信の運用に割くリソースが社内に足りない
CRMアプリの選定・セグメント設計・配信シナリオの構築と、やることが多すぎて手が回らない
定期購入を導入したいが、引き上げフローの設計や継続率の改善まで手が回っていない

Finnerの支援実績

弊社がご支援したプロテインブランド様では、定期購入の導入設計+初回購入からの引き上げフロー構築+同梱物設計を実施した結果、顧客あたりLTVが2.4倍に向上。定期継続率は6ヶ月後でも65%を維持しています(※社名非公開)。

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Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学商学部卒業。楽天グループ株式会社、株式会社セールスフォース・ジャパン、ECコンサルティング会社を経て現職。

楽天ではSOY受賞店舗を含む500店舗以上のEC事業者を担当し、売上拡大を支援。カテゴリー内で3度の表彰に加え、楽天賞も受賞。

その後、開業2期目のECコンサルスタートアップに参画し、責任者としてすべてのECモール・自社ECを横断した戦略設計から運用まで一気通貫の支援を推進。

これらの経験を経てFinner株式会社を設立。EC運営の実務とCRMの知見をかけ合わせた「商品・顧客起点のマーケティング設計」が強み。

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