【2026最新】ShopifyとBASEの違いを徹底比較!料金・機能・選び方のポイントを解説

更新日:2026/03/10
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弊社はECモールや自社ECサイトを中心として、売上向上に向けたサービスを展開しています。

今回は日々の業務で培ったノウハウから、本記事ではShopifyとBASEの違いについて、料金・機能・選び方のポイントまで徹底的に解説をしていきます。

自社ECサイトの構築を検討する際に、「ShopifyとBASE、結局どちらを選べばいいの?」「料金は安いけど手数料が高いのでは?」「将来的に事業を拡大したい場合はどちらが有利?」といった悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか?

本記事では、料金体系や手数料の比較だけでなく、月商別の実質コストシミュレーションBASEからShopifyへの移行時の注意点、さらにはECモールと自社ECを組み合わせた売上最大化の方法まで踏み込んで解説していきます。最後までご覧ください!

Finnerでは成果が実証されたノウハウ・経験にもとづいて、EC戦略立案から施策実行の代行までご支援しています。EC領域でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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ShopifyとBASEの基本情報

まずは、ShopifyとBASEそれぞれの特徴を整理していきましょう。両者は同じ「ECプラットフォーム」に分類されますが、サービスの設計思想やターゲットユーザーが大きく異なります。この違いを理解しておくことが、最適な選択の第一歩になります。

Shopifyとは

Shopify(ショッピファイ)は、カナダで2006年に創業されたグローバルECプラットフォームです。世界175か国以上で利用されており、全世界の導入ショップ数は数百万件にのぼります。2017年には日本法人(Shopify Japan株式会社)が設立され、国内でも急速に利用者が増加しています。

Shopifyの最大の特徴は拡張性の高さです。8,000以上のアプリが用意されたShopify App Storeを通じて、CRM・メルマガ・在庫管理・越境EC対応など、必要な機能を後から柔軟に追加できます。また、多言語・多通貨対応が標準で備わっており、海外販売にも強いプラットフォームです。

月額料金はBasicプランで4,850円(年払い時約3,650円/月)からと、本格的なECサイト構築プラットフォームとしてはリーズナブルな価格設定です。料金プランは事業の成長に合わせてアップグレードできるため、スタートアップから大企業まで幅広い事業規模に対応できます。

※関連記事:【2026最新】Shopifyの料金プラン比較と選び方!プランの特徴・手数料・費用を抑えるコツ

BASEとは

BASE(ベイス)は、2012年にリリースされた日本発のネットショップ作成サービスです。「誰でも簡単にネットショップが作れる」をコンセプトに、140万ショップ以上が開設されている国内最大級のECプラットフォームとなっています。

BASEの最大の魅力は初期費用・月額費用が0円(スタンダードプランの場合)という点です。商品が売れたときに決済手数料とサービス利用料が発生する仕組みのため、「売上が立つかわからない段階でも、リスクなくECに挑戦できる」のが大きな強みです。

また、スマートフォンアプリから商品登録や受注管理まで行えるため、PCに不慣れな方でも直感的に操作できるのが特徴です。抽選販売機能や販売期間設定など、個人クリエイターやアパレルブランドに嬉しい独自機能も充実しています。

ShopifyとBASEの根本的な違い

ShopifyとBASEは同じECプラットフォームですが、設計思想が根本的に異なります。この点を理解しておくことが、適切な選択につながります。

簡潔にまとめると、Shopifyは「成長志向のビジネスプラットフォーム」BASEは「手軽に始められるショップ作成サービス」です。

比較項目 Shopify BASE
設計思想 事業成長に合わせて拡張できるビジネスプラットフォーム 誰でも簡単に始められるネットショップ作成サービス
主なターゲット 中小企業〜大企業、成長志向の事業者 個人・副業・スモールビジネス
拡張性 8,000以上のアプリ、API連携、Liquid(テンプレート言語)による高度なカスタマイズ BASE Appsで一部機能拡張が可能。外部ツール連携は限定的
海外対応 50以上の言語・130以上の通貨に対応。越境ECに強い 海外販売は可能だが、多言語・多通貨の自動対応は非対応
料金モデル 月額固定費+低い決済手数料(売上が増えるほど有利) 月額無料+高い決済手数料(売上が少ないうちは有利)

この根本的な違いから、「今の自分の事業フェーズに合っているか」「半年後・1年後にどうなっていたいか」を軸に選ぶことが重要です。それでは、それぞれの具体的な違いを詳しく見ていきましょう。

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ShopifyとBASEの料金を比較

ECプラットフォーム選びで最も気になるのが料金ではないでしょうか。ShopifyとBASEは料金モデルが根本的に異なるため、「月額が安い=トータルで安い」とは限りません。ここでは月額費用・手数料・実質コストの3つの観点から比較していきます。

月額費用と初期費用の違い

まず初期費用については、ShopifyもBASEもどちらも0円です。大きく異なるのは月額費用の仕組みです。

項目 Shopify BASE
初期費用 0円 0円
月額費用 Basic:4,850円/月(年払い約3,650円/月)
Grow:13,500円/月
Advanced:58,500円/月
スタンダード:0円
グロース:16,580円/月
無料トライアル 3日間無料+初月150円キャンペーンあり なし(スタンダードプランが実質無料)

BASEのスタンダードプランは月額完全無料のため、「売上がゼロでもコストがかからない」という安心感があります。一方、Shopifyは最低でも月額3,650円〜4,850円がかかりますが、その分決済手数料が低く抑えられるため、売上が増えるほどコストメリットが大きくなります。

決済手数料の違い

決済手数料は、商品が売れるたびに発生するコストです。売上が大きくなるほど影響が大きくなるため、料金比較では月額費用よりも決済手数料の方が重要になります。

項目 Shopify(Basic) BASE(スタンダード)
クレジットカード決済手数料(国内) 3.55%
(Shopifyペイメント利用時)
3.6%+40円
サービス利用料 0%
(Shopifyペイメント利用時は取引手数料なし)
3%
1注文あたりの実質手数料率 約3.55% 約6.6%+40円
振込手数料 0円(Shopifyペイメント利用時) 250円(2万円未満は750円)

特に注目すべきは、BASEのスタンダードプランでは決済手数料3.6%+40円に加えて、サービス利用料3%が別途かかるという点です。合計すると1注文あたり約6.6%+40円の手数料が発生するため、売上が増えるほど手数料負担が重くなります。

一方、ShopifyはShopifyペイメントを利用すれば取引手数料が0%になるため、実質の手数料率は約3.55%のみです。この差は月商が大きくなるほど利益に直結します。

また、BASEユーザーが見落としがちな重要な変更点として、2025年7月1日以降、BASEのショッピングアプリ「Pay ID」経由の注文には決済手数料3.6%+40円に加えてサービス利用料5.9%が適用されるようになりました。Pay IDアプリ経由の売上比率が高い店舗では、実質の手数料が約9.5%+40円に達するケースもあり、従来の想定よりも大幅にコスト負担が増える可能性があります。BASEの集客導線としてPay IDに依存している場合は、この点を必ず考慮してください。

【月商別】実質コストシミュレーション

「月額が無料だからBASEの方が安い」と思われがちですが、実際にはどうでしょうか。月商別に「月額費用+決済手数料」の合計コストを試算してみましょう。

※条件:クレジットカード決済100%、Shopify Basicプラン(月払い4,850円)、BASEスタンダードプラン、平均注文単価3,000円と仮定

月商 Shopify(Basic)の総コスト BASE(スタンダード)の総コスト 差額
10万円 約8,400円
(月額4,850円+手数料3,550円)
約7,930円
(手数料6,600円+40円×33件+振込手数料250円)
BASEが約470円お得
30万円 約15,500円
(月額4,850円+手数料10,650円)
約24,050円
(手数料19,800円+40円×100件+振込手数料250円)
Shopifyが約8,550円お得
50万円 約22,600円
(月額4,850円+手数料17,750円)
約39,920円
(手数料33,000円+40円×167件+振込手数料250円)
Shopifyが約17,300円お得
100万円 約40,350円
(月額4,850円+手数料35,500円)
約79,590円
(手数料66,000円+40円×333件+振込手数料250円)
Shopifyが約39,200円お得

シミュレーションからわかるように、月商15〜20万円あたりが損益分岐点です。月商がこのラインを超える場合は、Shopifyの方がトータルコストが安くなります。特に月商50万円を超えると、年間で20万円以上の差が出る計算になるため、事業の成長を見据えるならShopifyの方がコストメリットが大きいと言えます。

料金で選ぶならどちらがお得?

結論として、料金面では以下のように整理できます。

  • 月商15万円以下で、まだ売上の見通しが立たない段階 → BASEの方がリスクが低い
  • 月商15〜20万円以上で、安定した売上が見込める段階 → Shopifyの方がトータルコストが安い
  • 月商50万円以上を目指す場合 → Shopifyを選ばないと手数料で利益が圧迫される

なお、BASEにもグロースプランという月額16,580円のプランがあり、決済手数料が2.9%(サービス利用料0%)に下がります。ただし、月額費用を考慮するとShopify Basicプラン(月額4,850円・手数料3.55%)の方が多くの場合コストパフォーマンスが高くなります。

ShopifyとBASEの機能を比較

料金だけでなく、機能面の違いもプラットフォーム選びでは重要です。ここでは、EC運営に欠かせない6つの観点からShopifyとBASEの機能を比較していきます。

デザイン・カスタマイズ性の違い

Shopifyは無料・有料合わせて200種類以上のテーマが用意されており、さらにHTML・CSS・Liquid(Shopify独自のテンプレート言語)を使った高度なカスタマイズが可能です。プロのデザイナーやエンジニアと連携すれば、完全オリジナルのデザインも実現できます。

BASEは無料テンプレートに加えて有料テーマも多数用意されていますが、カスタマイズの自由度はShopifyより限定的です。HTML編集Appを導入すればある程度のカスタマイズは可能ですが、テンプレートの枠組みを大きく超えたデザイン変更は難しいのが現状です。

弊社の支援経験では、ECサイトのデザインクオリティは転換率(CVR)に直結すると実感しています。特にブランドの世界観を表現したいD2Cブランドやアパレルブランドの場合は、デザインの自由度が高いShopifyの方が売上に結びつきやすい傾向があります。

※関連記事:Shopifyテーマとは?概要やテーマ選びのコツからおすすめのテーマなどを徹底解説!

決済方法の充実度

決済方法のバリエーションが豊富であるほど、カートからの離脱率が下がり売上につながりやすくなります

ShopifyはShopifyペイメントを中心に、Apple Pay・Google Pay・PayPal・キャリア決済・後払いなど、ID決済を含む幅広い決済方法に対応しています。なお、2025年1月にAmazon Payの提供は終了しているため、この点は注意が必要です。

BASEは「BASEかんたん決済」として、クレジットカード(Visa/Mastercard/American Express/JCB)・銀行振込・コンビニ決済・キャリア決済・PayPal・後払い決済・Amazon Payに対応しています。個人でもAmazon Payを導入できるのはBASEの強みです。

※関連記事:Shopifyの決済方法とは?決済手段の概要から選定ポイントまで徹底解説!

集客・マーケティング機能の違い

自社ECサイトは楽天市場やAmazonと違い、自ら集客しなければ売上は立ちません。そのため、集客・マーケティング機能の充実度はプラットフォーム選びの重要なポイントです。

ShopifyはSEO対策機能(メタタグ・URL構造の最適化)が標準装備されており、さらにGoogle広告・Meta広告との連携、メルマガ配信(Shopify Email)、LINE連携、ブログ機能など、集客チャネルを幅広くカバーしています。加えて、KlaviyoなどのCRMアプリと連携することで、購入後のステップメールやセグメント配信といった高度なリピーター施策も実現できます。

BASEはSNS連携(Instagram・TikTok)やBASE独自のショッピングアプリ「Pay ID」からの集客が主な導線です。Pay IDアプリ経由で他のBASEショップのユーザーに認知される機会がある一方、SEO対策機能はShopifyに比べて限定的です。ブログ機能もAppsで追加できますが、本格的なコンテンツマーケティングにはやや物足りなさがあります。

※関連記事:【2026最新】ShopifyのSEO対策ガイド!基本設定から応用施策まで徹底解説

アプリ・拡張機能の豊富さ

EC運営を進めていくと、「レビュー機能を強化したい」「定期購入を導入したい」「在庫を一元管理したい」といったニーズが出てきます。こうした要望に応えるのが拡張機能(アプリ)です。

ShopifyはShopify App Storeに8,000以上のアプリが揃っており、CRM・メルマガ・レビュー・LP作成・在庫管理・ポイント・定期購入など、あらゆる機能を後から追加できます。自社専用のアプリを開発して組み込むことも可能で、事業の成長に合わせて際限なく拡張できるのがShopifyの大きな強みです。

BASEは「BASE Apps」として拡張機能が用意されていますが、数は限られており、外部ツールとの連携や自社機能の追加には向いていません。ただし、抽選販売App・販売期間設定App・コミュニティAppなど、BASEならではのユニークな機能もあり、アパレルや限定販売を行うブランドには重宝されています。

越境EC(海外販売)対応の違い

将来的に海外販売を視野に入れている場合、プラットフォームの越境EC対応力は重要な判断材料です。

Shopifyは50以上の言語・130以上の通貨に対応しており、越境ECに最も強いプラットフォームの一つです。多言語対応のテーマや翻訳アプリ、海外向け配送設定、関税計算機能まで揃っており、グローバル展開を前提とした設計になっています。

BASEでも海外販売は可能ですが、外貨表記への自動対応はなく、英語での商品情報入力は手動で行う必要があります。国内販売がメインで、越境ECは将来的な検討段階であればBASEでも問題ありませんが、本格的な海外展開にはShopifyの方が圧倒的に適しています。

サポート体制の違い

Shopifyは24時間365日のサポート体制を持ち、メール・チャットで相談が可能です。また、日本国内にはShopifyパートナーやShopify Expertsと呼ばれる認定支援者が多数存在し、初期構築から移行・運用までプロの手を借りることができます。

BASEのサポートはメール・チャットが中心で、対応は平日のみです。操作が直感的で「サポートに頼らなくても使える」設計ではありますが、技術的なトラブルや高度なカスタマイズの相談には限界があり、独学で解決する力が求められる場面もあります。

ShopifyとBASEの機能比較一覧表

ここまでの比較内容を一覧表にまとめました。全体像を把握したい方はこちらをご確認ください。

比較項目 Shopify BASE
月額費用 4,850円〜(Basic) 0円(スタンダード)
決済手数料 3.55%(Shopifyペイメント) 3.6%+40円+サービス利用料3%
デザインテーマ数 200種類以上(無料+有料) 数十種類(無料+有料)
カスタマイズ性 HTML/CSS/Liquidで高度なカスタマイズ可能 HTML編集Appで一部対応。テンプレートの枠内
アプリ・拡張機能 8,000以上のアプリ。API連携も可能 BASE Apps(数は限定的)。抽選販売など独自機能あり
SEO対策 メタタグ・URL構造・ブログ機能が標準装備 基本的なSEO設定は可能。ブログはApp追加
CRM・メルマガ Shopify Email標準搭載。Klaviyo等と連携可 メルマガ配信App(BASEメール)で対応
越境EC対応 50以上の言語・130以上の通貨に対応 海外販売は可能だが、多言語・多通貨の自動対応は非対応
サポート体制 24時間365日対応(メール・チャット) 平日対応(メール・チャット)
独自機能 POS連携、B2B対応、Shopify Flow(自動化) 抽選販売、販売期間設定、コミュニティApp
入金サイクル Shopifyペイメント:週1回(金曜締め→翌週火曜入金)。振込手数料0円 申請後10営業日程度。振込手数料250円(2万円未満は750円)
商品登録数 全プラン無制限 全プラン無制限
独自ドメイン 対応(Shopify管理画面から購入・設定可能) 対応(独自ドメインAppで設定。別途ドメイン取得が必要)
スタッフアカウント数 Basic:なし(オーナーのみ)
Grow:5名
Advanced:15名
スタンダード・グロース共に無制限(メンバー権限設定可)
定期購入(サブスク) アプリで対応(Mikawaya Subscription等。選択肢が豊富) 定期便Appで対応(機能は限定的)
POS連携(実店舗) Shopify POS標準搭載。オンライン×店舗の在庫・顧客を一元管理 非対応(実店舗連携機能なし)

ShopifyとBASE、こんな人にはこちらがおすすめ

ここまでの比較を踏まえて、「結局自分にはどちらが合っているのか?」を整理していきましょう。

Shopifyがおすすめの人

①本格的にEC事業を成長させたい中小企業

月商50万円以上を目指す、あるいはすでに到達している事業者にとっては、手数料の低さと拡張性の高さが大きな武器になります。事業の成長に合わせてプランをアップグレードし、必要な機能をアプリで追加していけるため、「途中でプラットフォームを変える」という手間とリスクを回避できます

②越境ECや多言語対応が必要な事業者

海外販売を視野に入れている場合、Shopifyの多言語・多通貨対応は圧倒的なアドバンテージです。最初から海外展開を見据えてShopifyで構築しておくことで、後からの再構築コストを大幅に削減できます。

③CRM・リピーター施策に力を入れたい事業者

ShopifyはKlaviyoなどのCRMアプリとの連携が充実しており、購入後のステップメール設計やセグメント別配信など、高度なリピーター施策が実現できます。EC事業においてLTV(顧客生涯価値)の向上は売上成長のカギであり、この点でShopifyの優位性は明確です。

※関連記事:Shopifyのメルマガアプリ「Klaviyo」とは?主な機能やメリットから導入時の注意点まで徹底解説!

④楽天やAmazonなどモールと並行して自社ECを育てたい事業者

弊社の支援経験では、ECモール(楽天・Amazon等)で新規顧客を獲得し、自社EC(Shopify)でリピート購入を育成するという「モール×自社EC」の組み合わせ戦略が非常に効果的です。Shopifyはこのような複数チャネルの顧客データ統合やCRM連携に強く、モール依存から脱却した利益重視の運営体制を構築するのに適しています。

BASEがおすすめの人

①初めてECに挑戦する個人・副業の方

「まずは自分の作品やハンドメイド商品を売ってみたい」という段階であれば、BASEの手軽さは非常に魅力的です。月額費用0円でスタートでき、操作もシンプルなため、ECの基本を学びながらリスクなくチャレンジできます

②月商が数十万円以下のスモールビジネス

月商15万円以下の段階では、BASEの方がトータルコストが安くなる可能性があります。まだ売上が安定していない段階で固定費をかけたくない場合は、BASEからスタートし、売上の成長に応じてShopifyへの移行を検討するのも合理的な選択です。

③抽選販売や期間限定販売を頻繁に行うブランド

BASEの抽選販売Appや販売期間設定Appは、他のプラットフォームにはないユニークな機能です。アパレルブランドやアーティストグッズなど、限定性を武器にする販売スタイルにはBASEが適しています。

迷ったら「事業の成長フェーズ」で判断する

「ShopifyとBASE、どちらが売れるか?」という質問をよくいただきますが、答えは「どちらを選んでも、売れるかどうかは運用次第」です。プラットフォームの違いよりも、商品力・集客力・ページの訴求力の方が売上への影響は大きいです。

ただし、「選んだ後にどう育てるか」を考えたとき、プラットフォームの拡張性が成長のボトルネックになるケースは少なくありません。迷った場合は、半年後・1年後に自社がどの規模になっていたいかをイメージし、その成長に対応できるプラットフォームを選ぶことをおすすめします。

荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
ECプラットフォームの選定で最も大切なのは「今の売上規模」ではなく「半年後・1年後にどうなりたいか」です。弊社が500店舗以上を支援してきた経験上、BASEからスタートして月商が伸びた後にShopifyへ移行するケースは非常に多いのですが、その際に顧客データやレビューが引き継げないという課題に直面される方が少なくありません。「最初からShopifyにしておけばよかった」という声は、正直かなりの頻度でお聞きします。月商20万円以上を目標にしている方であれば、最初からShopifyを選んでおくことをおすすめします。

BASEからShopifyへの移行で押さえるべきポイント

BASEで始めたEC事業が成長し、「そろそろShopifyに移行したい」と考える方も多いのではないでしょうか。ここでは、BASEからShopifyへの移行を検討する際に知っておくべき実務的なポイントを解説します。

移行すべきタイミングの目安

以下のいずれかに当てはまる場合は、Shopifyへの移行を検討するタイミングです。

  • 月商が安定して20万円を超えている:BASEの手数料負担がShopifyの月額費用を上回り始める
  • CRM・メルマガ・LINE連携など、リピーター施策を本格化したい:BASEのCRM機能では限界がある
  • 商品ページのデザインやブランディングにこだわりたい:BASEのテンプレートの枠を超えた表現が必要
  • 越境ECやB2B販売を検討している:BASEでは対応が難しい領域

移行時に引き継げるもの・引き継げないもの

BASEからShopifyへの移行では、すべてのデータがそのまま引き継げるわけではありません。ここを正しく把握しておくことが、スムーズな移行のカギになります。

データ種別 引き継ぎ可否 備考
商品データ ◯ 可能 CSVエクスポート→Shopifyにインポートで一括移行可能
商品画像 ◯ 可能 画像URLを含めたCSVインポートで対応
顧客データ × 不可 BASEの顧客情報はエクスポートできない。Shopifyで新規に蓄積が必要
レビュー × 不可 BASEのレビューはShopifyに移行不可。ゼロからの蓄積が必要
ポイント残高 × 不可 BASEのポイント機能はShopifyに引き継げない
URL構造(SEO) △ 部分的 URLが変わるため、リダイレクト設定が必要。SEO評価の一時的な低下に注意

特に顧客データとレビューが引き継げない点は大きな影響があります。移行のタイミングが遅くなるほど、失うデータが多くなるため、「移行するなら早い段階の方がダメージが少ない」という判断もあり得ます。

移行後に取り組むべき3つの施策

Shopifyへ移行した後は、プラットフォームの力を最大限に引き出すために以下の3つの施策に取り組むことをおすすめします。

①SEOの再設計

URL構造が変わるため、旧URLからのリダイレクト設定は必須です。加えて、Shopifyの標準SEO機能(メタタグ・構造化データ・ブログ機能)を活用して、検索流入の基盤を再構築しましょう。

②CRMの導入(Klaviyo等)

ShopifyはKlaviyoなどのCRMアプリとの連携が充実しています。購入後のフォローメール設計、セグメント別のステップメール配信を導入することで、リピート率の向上を狙いましょう。BASEでは実現が難しかった顧客育成施策が、Shopifyでは一気に可能になります。

※関連記事:Shopifyのメルマガ配信とは?活用のメリットやおすすめのアプリから運用ポイントまで徹底解説!

③商品ページのクオリティアップ

Shopifyのデザイン自由度を活かして、ブランドの世界観を反映した商品ページに全面リニューアルすることを推奨します。弊社がご支援したアクセサリーブランド様では、BASEからShopifyへ移行した際にブランドの世界観を反映したデザインに刷新し、Klaviyoでの購入後フォローメール設計を導入した結果、移行後3ヶ月で月商300万円を達成されました。BASE時代の約2倍の売上で、メール経由のリピート売上が全体の22%に成長しています(※社名非公開)。

荻野勇斗 一言コメント Finner株式会社 代表取締役 荻野勇斗 500店舗以上のEC支援実績
BASEからShopifyへの移行で最も多い失敗パターンは「プラットフォームを変えただけで満足してしまう」ことです。Shopifyに変えても、商品ページがBASE時代のままだったり、CRM施策を導入しなければ、売上は変わりません。弊社の支援先でも、移行後に商品ページの訴求を全面的に見直し、CRMフローを構築した店舗様だけが目に見える成果を出されています。移行は「ゴール」ではなく「スタート」と捉えてください。

自社ECとモールを組み合わせて売上を最大化する方法

ShopifyやBASEで自社ECを運営する際に、楽天市場やAmazonなどのECモールとどう棲み分けるかを考えることも重要です。弊社では「自社EC単体で完結する」よりも、「モールと自社ECを組み合わせて売上を最大化する」ことを多くの支援先に提案しています。

楽天で新規獲得→Shopifyでリピート育成の考え方

楽天市場やAmazonは圧倒的な集客力を持っていますが、モール上の顧客データは自社のものにはなりません。また、モール内の手数料や広告費が利益を圧迫するケースも多いです。

そこで効果的なのが、「楽天・Amazonで新規顧客を獲得し、同梱物やフォローメールを通じてShopify(自社EC)でのリピート購入に誘導する」という設計です。自社ECで直接購入してもらえれば、モールの手数料がかからず利益率が向上し、さらに顧客データを自社で保有できるためCRM施策の幅も広がります。

弊社がご支援したオーガニック食品ブランド様では、Shopifyと楽天市場の2軸で運営し、楽天側のメルマガ施策を最適化しつつ、同梱物(QRコード付きカード)を活用してShopifyへの誘導を設計しました。Shopify側ではKlaviyoを導入しメールフローを構築した結果、顧客あたりLTVが1.8倍に向上。楽天からShopifyへの流入が月間200件以上発生し、Shopifyのメール経由売上が25%増となりました(※社名非公開)。

※関連記事:【初心者必見】自社ECとECモールを徹底比較!それぞれのメリット・デメリットを紹介

モール×自社ECを両立する運用体制

モールと自社ECを並行して運営する場合、在庫管理・受注処理・顧客対応の一元管理が課題になります。Shopifyはネクストエンジンなどの一元管理ツールとの連携が可能で、複数チャネルの運用効率を高められます。

弊社では、「モールでの新規獲得施策」と「自社ECでのリピート育成施策」を切り分けて設計し、それぞれの投資対効果を可視化する運用体制の構築を支援しています。この「モール×自社EC」の組み合わせ戦略は、BASEでは実現が難しい部分も多く、Shopifyを選ぶ大きな理由の一つになっています。

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Finnerは楽天・Amazon・Qoo10などのモール運営代行と、Shopifyでの自社EC構築・CRM設計をワンストップで支援しています。「モールで獲得した顧客をどう自社ECに誘導するか」「チャネルごとの投資配分をどう設計するか」といったご相談も、EC事業全体を見渡せるFinnerだからこそ具体的にお答えできます。

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まとめ

本記事では、ShopifyとBASEの違いを料金・機能・選び方のポイントから徹底的に比較してきました。最後に、要点を整理します。

  • 料金面:月商15〜20万円が損益分岐点。それ以上ならShopifyの方がトータルコストが安い
  • 機能面:拡張性・SEO・CRM・越境EC対応ではShopifyが優位。手軽さ・抽選販売などの独自機能ではBASEが優位
  • 選び方:「今の売上」ではなく「半年後・1年後にどうなりたいか」で判断する
  • 移行:BASEからShopifyへの移行は可能だが、顧客データ・レビューは引き継げない。移行するなら早い方がダメージが少ない
  • 成長戦略:モール(楽天・Amazon)×自社EC(Shopify)の組み合わせで、新規獲得とリピート育成を両立できる

プラットフォーム選びは重要ですが、ECサイトの成功はプラットフォームだけで決まるものではありません。選んだ後の「運用設計」「商品ページの訴求力」「リピーター施策」の方が売上への影響は大きいです。

弊社Finnerでは、Shopifyでの自社ECサイト構築から、楽天・Amazonなどのモール運営代行、CRM設計まで、EC事業の成長に必要な施策をワンストップで支援しています。「ShopifyとBASEどちらを選ぶべきか迷っている」「BASEからShopifyへの移行を検討している」といったお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

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ShopifyかBASEか、自社に合ったプラットフォームの判断がつかない
自社ECを立ち上げたが、集客やリピーター施策まで手が回らない
BASEからShopifyへの移行を検討しているが、何から始めればいいかわからない
楽天やAmazonと自社ECの組み合わせ戦略を設計したいが、全体像が描けない

Finnerの支援実績

弊社がご支援したオーガニック食品ブランド様では、Shopifyと楽天市場の2軸運営でCRM設計を導入し、顧客あたりLTVが1.8倍に向上。楽天→Shopifyへの月間流入が200件以上発生し、利益率の大幅な改善を実現しました(※社名非公開)。

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Written by
荻野 勇斗
Finner株式会社 代表取締役

慶應義塾大学商学部卒業。楽天グループ株式会社、株式会社セールスフォース・ジャパン、ECコンサルティング会社を経て現職。

楽天ではSOY受賞店舗を含む500店舗以上のEC事業者を担当し、売上拡大を支援。カテゴリー内で3度の表彰に加え、楽天賞も受賞。

その後、開業2期目のECコンサルスタートアップに参画し、責任者としてすべてのECモール・自社ECを横断した戦略設計から運用まで一気通貫の支援を推進。

これらの経験を経てFinner株式会社を設立。EC運営の実務とCRMの知見をかけ合わせた「商品・顧客起点のマーケティング設計」が強み。

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